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シュライヒとは|1体ずつ手塗りされる動物フィギュア
シュライヒ(Schleich)は1935年にフリードリヒ・シュライヒにより設立されたドイツのフィギュアメーカーです。2025年に90周年を迎えました。日本には2000年代に紹介され、2011年から日本法人が展開しています。
このブランドを特徴づけているのは手塗りです。ドイツ本社でモデラーによって型を開発されたフィギュアは、海外の工場で1体ずつ手塗りで仕上げられていますとのこと。熟練の職人たちの手により、細部にまで気を配り手作業で色付けしているので、どれもが世界に1点しかないものばかりですという説明もあります。
造形の正確さにも定評があります。野生動物のシリーズはベルリン動物園の協力のもとに作られましたとのこと。動物フィギュアの分野では世界的にシェアが高いブランドです。
☑ 1体ずつ手塗りのため、同じ商品でも個体差があります
☑ 動物にはオス・メス・子どもが揃っているものがあります
☑ 木製玩具とは違い、観察するという要素が強めです
※商品名・価格・対象年齢は執筆時点の代表例です。最新の内容は公式情報でご確認ください。
シュライヒの主なシリーズ
ワイルドライフ|アフリカやアジアなどの野生動物
ファームワールド|牛・馬・鶏など牧場の動物
ダイナソー|恐竜シリーズ。口が開くモデルも
ホースクラブ|馬に特化したシリーズ
プレイセット|動物と情景がセットになった商品
① 家族で揃うという構成
☑ 同じ種類にオス・メス・子どもが用意されています
☑ 組み合わせると情景が生まれます
☑ 1体だけでなく、揃えて遊ぶという楽しみ方もできます
シュライヒの面白いところは、動物が単体で終わらないことです。シュライヒ社の多くの動物には、オス・メス・子どもといった家族が用意されていて、組合わせると生き生きとした情景になりますという説明があります。
ライオンならオスとメスと子ライオン。キリンなら大人と子ども。並べるだけで群れになり、物語が生まれます。1体だけ買っても遊べますが、家族を揃えると遊び方が変わってくるでしょう。
動物によっては、オスとメスで見た目が大きく違います。ライオンのたてがみ、シカの角、鳥の羽の色。実物を並べて比べると、違いがはっきり分かります。
図鑑で見るのとは違い、手に取って裏返したり、角度を変えたりできるのがフィギュアの利点でしょう。
1体ずつ手塗りで仕上げられた動物フィギュア。オス・メス・子どもが揃うシリーズもあります。
② 「普段はできない目線での観察」
☑ 後ろ姿や真上から見ることができます
☑ 動物園では見られない角度です
☑ 見えない部分まで作り込まれています
メーカーの担当者が語る言葉が印象的です。正面からは見えない部分まで追求し、動物のプロフェッショナルの方々に認められています。だからこそ、「後ろ姿や真上から見た姿など、普段はできない目線での観察を手のひらでできる」というシュライヒのフィギュアの強みが生まれたのです。
動物園では、動物を見下ろすことも、真後ろから観察することもできません。図鑑の写真も、たいてい横向きか正面です。フィギュアなら、手に持って好きな角度から見られます。
公式も動物園や水族館、おもちゃ売り場などで一度手に取って見てみてください。本や画面のなかではなく、実物として、クオリティを追及したものを販売しています。手に乗せて、ひっくり返してみたり、いろいろな角度から楽しんでくださいと案内しています。
動物園で見た動物を家でも触れる。そこから図鑑を開く、名前を覚える——という広がり方もあるでしょう。動物への興味を持つきっかけになるかもしれません。
動物の絵本については動物の絵本おすすめでも扱っています。
③ 手塗りゆえの個体差
1体ずつ手塗りで仕上げられていますということは、まったく同じものは存在しないということでもあります。どれもが世界に1点しかないものばかりですと説明されているとおりです。
これは魅力でもあり、注意点でもあります。店頭で選べる場合は、気に入った表情のものを選ぶという楽しみがあります。一方、通販で買う場合は写真とまったく同じものが届くとは限りません。
塗りのわずかなずれや、色の濃淡の違いは、手作業である以上避けられません。工業製品のような均一さを期待していると、気になるかもしれません。
おもちゃ売り場や動物園のショップで扱われていることもあります。実物を並べて選べるなら、そのほうが納得のいくものに出会えるでしょう。
とくにコレクションとして集める場合、表情や塗りの具合は気になるところ。可能なら手に取って選ぶことをおすすめします。
④ 恐竜シリーズ|口が開くモデルも
動物と並んで人気なのが恐竜です。2012年には新しい恐竜のシリーズが登場。手に持って遊びやすいサイズ、よりリアルになった造形・彩色が特長ですとのこと。
興味深いのが可動部分です。下あごが動いて、口が開くモデルも含まれますという記述があります。ティラノサウルスのようなモチーフでは、口が開くだけで遊び方が変わります。獲物をくわえる、吠える——といった動作が再現できます。
恐竜に夢中になる時期がある子は少なくありません。名前を次々と覚え、大人より詳しくなることもあります。フィギュアがあれば、名前と姿が結びつきやすくなるでしょう。
また恐竜は絶滅した生き物なので、実物を見ることができません。だからこそ、立体で見られる意味があります。
口が開くモデルは、その部分が力に弱いことがあります。無理に動かすと壊れることもあるため、扱い方を伝えておくとよいでしょう。
破損した部分は鋭くなることがあり、けがの原因になります。壊れたら使用を中止してください。
⑤ ホースクラブ|馬に特化したシリーズ
馬だけを集めたシリーズもあります。「ホースクラブ」にはヨーロッパでメジャーな品種が多いとのこと。日本ではあまり見かけない品種も含まれています。
メーカーはこの点にも意識を向けているようです。日本では、馬といえばサラブレッドが有名で、競走馬は近年とても注目されています。このような日本で人気の動物種にフォーカスを当てたり、日本以外のアジア目線の情報も発信していきたいと語られています。
馬と一口に言っても、体型も毛色も違います。競走馬のようにすらりとしたもの、農耕馬のようにがっしりしたもの。並べると違いが見えてきます。
馬に興味を持った子には、こうしたシリーズが入り口になることもあるでしょう。
⑥ 安全性と素材
シュライヒについては厳しい安全基準をクリアしたと紹介されています。塗料についても人体に無害な塗料を使用しており、お子様の知育玩具としてもおすすめですという記述があります。
環境への取り組みも公表されています。「サステナブル」を掲げ、2027年までにすべてのフィギュアがリサイクル可能な素材で作られるよう移行する予定ですとのこと。人の生活に身近な動物を作るフィギュアメーカーとして、環境に配慮し、持続可能な社会づくりにも貢献していきますと説明されています。
フィギュアは小さいものが多く、低月齢の子には向きません。とくに小型の動物や、角・脚などの細い部分がある商品は誤飲の危険があります。
対象年齢は安全上の目安でもあります。きょうだいがいる家庭では、下の子が触れない場所で遊ばせるといった配慮が必要でしょう。
⑦ シュライヒの選び方
動物や恐竜に興味がある子には、まず候補に入ります。造形が正確で、後ろや真上からも観察できる。動物園で見た動物を家でも手に取れるという体験は、他のおもちゃでは得にくいものです。
集める楽しみを重視する場合にも向くでしょう。種類が非常に多く、家族単位で揃えることもできます。1体ずつの価格は手ごろな部類なので、少しずつ増やせます。
低月齢の子には向きません。細かいパーツがあり、口に入れる時期には使えない商品が多くあります。
また、工業製品のような均一さを求める場合は、手塗りゆえの個体差が気になるかもしれません。通販で買う場合、写真とまったく同じものが届くとは限りません。
1つのおもちゃで長く遊ばせたい場合も、性格が違います。フィギュアは集めるほど遊びが広がる構造なので、1体だけでは物足りなくなることもあるでしょう。
種類が多く、1体あたりの価格が手ごろなぶん、つい増えていきます。収納場所を決めておかないと、散らかる原因になります。
ケースにまとめる、棚に並べるといった置き方を決めておくとよいでしょう。収納についてはおもちゃ収納の選び方で扱っています。
⑧ 他のブランドと比べると
今回紹介してきたブランドは、木製玩具やゲームが中心でした。シュライヒはフィギュアなので、遊び方の性格が異なります。
積み木やブロックは作る遊び、ゲームはルールに沿って競う遊び。フィギュアは見立てる遊びです。動物を並べて群れを作る、物語を作る、動物園ごっこをする。何をするかは子ども次第です。
フィギュアは他のおもちゃと組み合わせやすいという利点もあります。積み木で柵を作る、レールの横に置く、砂場に持っていく。単体で完結しないぶん、応用が利きます。
公式の理念もAnywhere’s a Playground(シュライヒさえあれば、どこでも遊び場になる)というもの。場所を選ばずに遊べるという設計思想です。
3歳頃からごっこ遊びが本格的になると、フィギュアの出番が増えることがあります。想像力を使う遊びについては想像力・創造力を育てるおもちゃで扱っています。
シュライヒの商品を選ぶときに気をつけたいこと
フィギュアは小さく、細い部分もあります。誤飲の危険があるため、低月齢の子には向きません。対象年齢は安全上の目安でもあります。
とくに口に入れる時期の子がいる家庭では、手の届かない場所に保管してください。きょうだいで年齢差がある場合は、遊ぶ場所を分けるといった対策も必要でしょう。
角や脚など細い部分は折れることがあります。折れた部分は鋭くなり、けがの原因になります。定期的に状態を確認し、破損があれば使用を中止してください。
口が開くタイプの恐竜も、可動部分が弱いことがあります。無理に動かさないよう伝えておくとよいでしょう。
手塗りのため、強くこすると塗装が剥げることがあります。汚れは固く絞った布で優しく拭く程度にとどめてください。
煮沸消毒や食器洗い機は適しません。素材別の扱い方はおもちゃの消毒・洗い方で扱っています。
よくある質問
- どこの国のブランドですか?
- ドイツです。1935年にフリードリヒ・シュライヒにより設立されたフィギュアメーカーで、2025年に90周年を迎えました。日本では2011年から日本法人が展開しています。
- 手塗りとはどういうことですか?
- 1体ずつ職人が手作業で色付けしています。どれもが世界に1点しかないものばかりですと説明されており、同じ商品でも個体差があります。通販で買う場合、写真とまったく同じものが届くとは限りません。
- 造形は正確ですか?
- 野生動物のシリーズはベルリン動物園の協力のもとに作られましたとのこと。正面からは見えない部分まで追求し、動物のプロフェッショナルの方々に認められていますという説明もあります。
- 家族で揃うというのは?
- 多くの動物には、オス・メス・子どもといった家族が用意されていて、組合わせると生き生きとした情景になりますとのこと。ライオンならオス・メス・子ライオンというように、揃えて遊ぶこともできます。
- 恐竜もありますか?
- ダイナソーというシリーズがあります。手に持って遊びやすいサイズ、よりリアルになった造形・彩色が特長とされ、下あごが動いて、口が開くモデルも含まれます。
- 何歳から遊べますか?
- 商品によりますが、低月齢の子には向きません。フィギュアは小さく、角や脚など細い部分もあるため誤飲の危険があります。対象年齢は安全上の目安でもあるので、必ず確認してください。
- 塗料は安全ですか?
- 人体に無害な塗料を使用と紹介されており、厳しい安全基準をクリアしているとのことです。ただし手塗りのため、強くこすると塗装が剥げることがあります。
- 環境への取り組みは?
- 2027年までにすべてのフィギュアがリサイクル可能な素材で作られるよう移行する予定と公表されています。「サステナブル」を掲げ、持続可能な社会づくりに取り組むとしています。
まとめ|手のひらで動物を観察できるフィギュア
シュライヒは1935年創業のドイツのフィギュアメーカーで、動物と恐竜のリアルな造形で知られています。1体ずつ手塗りで仕上げられるため、同じ商品でも表情が微妙に違います。ベルリン動物園の協力を得て作られたシリーズもあり、造形の正確さには定評があります。
動物園では見られない後ろ姿や真上からの観察ができるのは、フィギュアならではの利点でしょう。オス・メス・子どもが揃うシリーズもあり、集めるほど遊びが広がります。ただし小さいパーツがあるため、低月齢の子には向きません。対象年齢を確認したうえでお選びください。
まとめたのはBabyBest編集部です。2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。商品名・価格・対象年齢は変わることがあるため、購入前に販売元でご確認ください。運営の考え方は運営者情報に記しています。
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