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年末年始は、子連れにとって一年で最も生活が乱れる時期です。
帰省、来客、夜更かし、食べ慣れないもの——負荷が重なります。
年末年始で崩れやすいのは睡眠です。ここが崩れると、他もすべて崩れます。
帰省先でも就寝時刻だけは守る——これを優先すると、後の立て直しが楽になります。
食べ物ではもちが最大の注意点。窒息事故が起きやすい時期です。
おせちも味が濃く、そのままでは幼児に向かないものが多いでしょう。
混雑する時期なので、医療機関が休みという前提で備えてください。
そして全部に参加しない選択も。親が消耗すると、年明けに響きます。
執筆は育児中のスタッフです。
この時期は予定が集中しすぎるのが難点でした。優先順位をつける材料を整理しています。
帰省の段取り
年末年始は、交通機関も道路も混雑します。
子連れでは次の問題が起きやすくなります。
- 新幹線が満席——立ち席になることも
- 渋滞で移動時間が倍に
- サービスエリアが混雑
- おむつ替えの場所に行列
指定席は早めに確保し、車なら時間帯をずらすのが基本でしょう。
早朝や深夜の移動は空いていますが、子どもの睡眠との兼ね合いになります。
長時間の移動では、次の準備が効きます。
- おむつ多め——買えないことも
- 着替え——2組以上
- 飲み物と軽食
- 渋滞に備えた暇つぶし
- ごみを入れる袋
車なら途中で休憩を多めに取ってください。チャイルドシートに長時間座り続けるのは負担です。
電車ならデッキに出られることが利点。泣いたときに移動できます。
移動中は両手が空くほうが動きやすいものです。折りたためるタイプなら、帰省先でも荷物が増えたときに使えます。
移動の負担を減らすなら、宅配便が有効です。
おむつ、着替え、おもちゃ——事前に送っておけば手ぶらに近づきます。
ただし年末年始は配送が混み合うため、余裕を持って出してください。
帰りの分も、送り返すことを想定しておくと楽になります。
生活リズムを守る
年末年始に最も崩れやすいのが就寝時刻です。
理由は複数あります。
- 大人が夜更かしする
- 来客で賑やか
- テレビがついている
- 普段と違う寝る場所
- 昼寝の時間がずれる
睡眠が崩れると、機嫌も食欲も影響を受けます。
そして年明けに戻すのが大変になります。
すべてを普段どおりにするのは無理です。
そこで就寝時刻だけを守る、という優先順位をつけてください。
実行のための工夫としては次の点があります。
- 寝る1時間前から静かにする
- 別室で先に寝かせる
- 親のどちらかが付き添う
- 普段の寝る前の流れを再現する
「せっかくだから」と起こしておくと、翌日に響きます。
親族には先に伝えておくと、理解を得やすいでしょう。
環境が変わると寝つきにくくなります。
使い慣れたものがあると落ち着くことがあります。
- いつものタオルや毛布
- スリーパー——室温が読めない場所で
- お気に入りのぬいぐるみ
帰省先の室温は調整が難しいものです。着せる寝具なら、掛け物に左右されません。
寝る環境の整え方は赤ちゃんが寝ない原因は環境かもで扱っています。
食べ物の注意
この時期に特に注意したいのがもちです。
粘り気があり、のどに貼りつくため、窒息事故が起きやすいとされます。
幼児には次の対応が必要でしょう。
- 小さい子には与えない
- 与える場合は小さく切る
- 必ず座らせる
- 目を離さない
- 水分と一緒に
大人が食べている場に子どもがいると、手を伸ばすこともあります。
手の届く場所に置かないという物理的な対策も必要です。
おせち料理は保存性を高めるため、味付けが濃いものが多くあります。
幼児には塩分や糖分が過剰になる可能性があります。
食べさせる場合は次の点にご注意ください。
- 少量にとどめる
- 味の薄いものを選ぶ
- 湯通しして塩分を落とす
- 別に普段の食事を用意する
またはちみつが使われている料理もあります。1歳未満には与えないでください。
ナッツ類、こんにゃく、するめ——詰まりやすいものも年末年始には出やすくなります。
帰省先で子どもの食事を用意するのは大変です。
ベビーフードを持参すると、この負担が減ります。
年末年始は店が閉まっていることもあり、現地で買えない可能性も。
食べ慣れたものがあると、環境が変わっても食べてくれることが多いでしょう。
年末年始は店が閉まっていることもあります。食べ慣れたものを持参すると、環境が変わっても食べやすくなります。
来客と親族への対応
帰省中は、親族や来客との時間が増えます。
子どもにとっては次の負担があります。
- 知らない人に抱っこされる
- 次々に話しかけられる
- 静かにする時間が長い
- 普段と違う刺激
人見知りの時期なら、泣いてしまうこともあるでしょう。
無理に抱っこさせない——これは親が守ってあげてよい部分です。
子どもが疲れたとき、離れられる場所があると助かります。
- 別室を使わせてもらう
- 散歩に出る
- 昼寝の時間に離脱する
- 近くの公園を調べておく
親自身の逃げ場としても機能します。
ずっと同じ空間にいると、大人も消耗するものです。
長く滞在するほど、生活は乱れます。
「せっかく来たのだから」と延ばすと、年明けが厳しくなるでしょう。
予定を組む段階で短めに設定し、余裕を持って帰るほうが結果的に楽です。
また両家を回る場合、間に自宅で休む日を挟むという方法もあります。
三世代での過ごし方は三世代旅行の宿選びでも扱っています。
医療機関が休みます
年末年始は、多くの医療機関が休診になります。
体調を崩しやすい時期でもあるため、備えが必要です。
あらかじめ確認しておくこと。
- かかりつけ医の休診期間
- 休日診療所の場所と時間
- 夜間の相談窓口
- 帰省先の医療機関
- 保険証と医療証を持参
とくに帰省先では土地勘がありません。到着したら場所だけでも確認しておくと安心でしょう。
薬局も休みになることがあります。
出発前に次を確認してください。
- 処方薬が足りるか
- 使用期限
- 体温計を持って行く
- 経口補水液の買い置き
持病がある場合は、年内に受診して薬を確保しておくのが確実です。
備えの考え方は子どもの急な休みに備えるでも扱っています。
年明けの立て直し
休みが明けると、園や仕事が始まります。
崩れた生活リズムは、一日では戻りません。
次のような進め方が現実的でしょう。
- 登園の2〜3日前から戻し始める
- 起床時刻から先に戻す
- 朝に光を浴びる
- 昼寝の時間を調整
- 就寝時刻は少しずつ早める
起床から戻すのがコツとされます。早く起きれば、夜も早く眠くなるためです。
長い休みの後は、園に行きたがらないことがよくあります。
家族と過ごす時間が長かったぶん、離れがたくなるためでしょう。
数日から1週間ほどで落ち着くことが多いものですが、次の対応が助けになります。
- 別れ際を短く
- 前日に予告する
- 朝に余裕を持つ
- 迎えの時間を伝える
親も休み明けは大変ですが、一時的なものと考えて乗り切ってください。
よくある質問
- 帰省の移動で気をつけることは?
- 混雑です。新幹線が満席になる、渋滞で移動時間が倍になる、サービスエリアが混む——子連れには厳しい条件が重なります。指定席は早めに確保し、車なら時間帯をずらすのが基本。おむつ多め、着替え2組以上を持ち、車なら休憩を多めに取ってください。
- 荷物が多くて大変です。
- 宅配便で先に送ってください。おむつ、着替え、おもちゃを事前に送れば手ぶらに近づきます。ただし年末年始は配送が混み合うため、余裕を持って出してください。帰りの分も送り返すことを想定しておくと楽になります。
- 生活リズムが崩れます。
- 就寝時刻だけを守ってください。すべてを普段どおりにするのは無理なので、優先順位をつける形です。別室で先に寝かせる、普段の寝る前の流れを再現するといった工夫が有効。親族には先に伝えておくと理解を得やすいでしょう。睡眠が崩れると、機嫌も食欲も影響を受けます。
- もちは食べさせていいですか?
- 小さい子には与えないでください。粘り気があり、のどに貼りつくため窒息事故が起きやすいとされます。与える場合は小さく切る、必ず座らせる、目を離さない、水分と一緒に。大人が食べている場では子どもが手を伸ばすこともあるので、置き場所にもご注意を。
- おせちは食べられますか?
- 味が濃いものが多いため、注意が必要です。保存性を高める目的で塩分や糖分が高くなっています。少量にとどめる、湯通しして塩分を落とす、別に普段の食事を用意するといった対応を。またはちみつが使われる料理もあり、1歳未満には与えられません。
- 親族への対応で気をつけることは?
- 無理に抱っこさせないことです。知らない人に抱かれる、次々に話しかけられる——子どもには負担になります。人見知りの時期なら泣いてしまうことも。あわせて逃げ場を用意してください。別室を使わせてもらう、散歩に出る——親自身の逃げ場としても機能します。
- 体調を崩したらどうしますか?
- 医療機関が休む前提で備えてください。かかりつけ医の休診期間、休日診療所、夜間の相談窓口、帰省先の医療機関を事前に確認を。保険証と医療証の持参も忘れずに。処方薬がある場合は、年内に受診して確保しておくのが確実です。
- 休み明けが心配です。
- 数日かけて戻してください。登園の2〜3日前から、まず起床時刻を戻します。早く起きれば夜も早く眠くなるためです。また長い休みの後は登園を渋ることがよくあります。数日から1週間ほどで落ち着くことが多いので、一時的なものと考えて乗り切ってください。
まとめ|睡眠を守れば立て直せます
年末年始で最も崩れやすいのは睡眠。ここを守ると、後が楽になります。
すべては無理なので就寝時刻だけ——という優先順位をつけてください。
食べ物ではもちが最大の注意点。小さい子には与えないでください。
おせちは味が濃いものが多く、少量にとどめるか別に用意を。
医療機関が休む前提で、受診先と薬を先に確認しておきましょう。
そして滞在は短めに。全部に参加しなくてよいのです。
整理したのはBabyBest編集部です。風習や進め方には地域差がありますので、ご家庭の事情に合わせてご判断ください。体調の判断については医療機関にご相談を。運営の考え方は運営者情報に記しています。
※内容は作成時点のものです。医療機関の休診期間や交通機関の状況は年によって異なります。ご計画の前に最新の情報をお確かめください。
