📅 公開:2026年6月6日 👁 6回閲覧

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ファミリーサポートセンター(ファミサポ)の使い方|送迎や預かりを地域で頼む仕組み

「保育園のお迎えに間に合わない日がある」「習い事の送迎を頼みたい」「少しの時間だけ子供を見てほしい」——そんなとき、地域の助け合いで子育てを支えてくれるのが「ファミリーサポートセンター(ファミサポ)」です。子育てを手伝ってほしい人と、手伝いたい人を、地域でマッチングしてくれる仕組み。料金が手頃で、送迎を頼めるのが大きな特徴です。自治体が運営にかかわる公的な事業なので、はじめて人に子供を預ける家庭でも、比較的利用しやすい制度です。

このページでは、ファミリーサポートセンターの仕組みを「会員の種類」「頼めること」で整理し、利用の流れや料金の目安、使うときのポイントを解説します。地域で子育ての手助けがほしい家庭の参考にしてください。施設に預ける方法は一時保育、民間サービスは家事代行・ベビーシッターもあわせてどうぞ。

ファミリーサポートセンターとは|地域の助け合いの仕組み

ファミリーサポートセンター(ファミサポ)とは、子育ての手助けをしてほしい人と、手助けをしたい人が会員になり、地域で子育てを支え合う仕組みです。各市区町村が運営にかかわる公的な事業(子育て援助活動支援事業)で、センターのアドバイザーが、依頼する人と援助する人の間に入ってマッチングしてくれます。「ちょっと子供を見てほしい」「送迎を頼みたい」という、ベビーシッターを頼むほどではない日常のちょっとした手助けを、手頃な料金で頼めるのが魅力です。

会員には、いくつかの種類があります。子育ての手助けをしてほしい「おねがい会員(依頼会員)」、手助けをしたい「まかせて会員(提供会員)」、その両方を兼ねる「どっちも会員」です。援助する「まかせて会員」は、子育て経験者を中心とした地域の人で、講習を受けたうえで登録しています。サポートは原則として、まかせて会員の自宅で行われることが多いです。利用したい人(おねがい会員)は、まず会員登録(多くは無料、登録説明会への参加が必要なことも)をしておき、手助けが必要なときにセンターに連絡してマッチングしてもらう、という流れ。あくまで地域住民同士の助け合いなので、ベビーシッターのような専門サービスとは少し性質が違いますが、そのぶん料金が手頃で、地域のつながりの中で子育てを支えてもらえる温かさがあります。

ファミサポでよく頼まれること
  • 保育園・幼稚園・習い事の送迎(最も多い)
  • 保育施設の開始前・終了後の預かり
  • 保護者の用事・通院の間の預かり
  • きょうだいの学校行事のときの預かり
  • 放課後や短時間の見守り

会員の種類と、ファミサポで頼めること

ファミサポの仕組みと、頼めることを整理します。下の表で全体像をつかんでから、個別の説明を読んでください。会員区分や料金、対応範囲は自治体によって異なります。

項目 区分 内容 ポイント
会員おねがい会員(依頼会員) 頼む側 子育ての手助けをしてほしい保護者。登録して利用する 登録は無料が多い・説明会要
会員まかせて会員(提供会員) 手伝う側 手助けをしたい地域の人。講習を受けて登録 子育て経験者が中心
会員どっちも会員 両方 頼む・手伝うの両方を兼ねる会員 支え合いに参加できる
依頼内容送迎・預かり 主な活動 保育園や習い事の送迎、短時間の預かりが中心 送迎の依頼が最も多い
運営ファミリーサポートセンター 仲介・公的 アドバイザーが会員をマッチング。自治体がかかわる事業 事前の打ち合わせを仲介

※会員区分・対応範囲・料金・運営方法は自治体によって異なり、変わることもあります。病児・病後児の預かりや宿泊は対応しない自治体が多いです。利用前にお住まいの自治体のファミリーサポートセンターで最新情報をご確認ください。

おねがい会員(依頼会員)|手助けをしてほしい人

子育ての手助けをしてほしいなら、まず「おねがい会員」として登録します。子育てを手伝ってほしい保護者が登録する会員区分で、登録は無料の自治体が多く、登録説明会への参加が必要なことがあります。0歳から小学生(自治体により対象年齢が異なる)の子供がいる保護者が対象で、登録しておけば、手助けが必要なときにセンターに連絡してまかせて会員を紹介してもらえます。保護者の年齢は問わないことが多く、就労の有無にかかわらず利用できます。登録時には、子供の情報や、どんな手助けがほしいかを伝えておくと、マッチングがスムーズ。実際に利用する前に、まかせて会員との事前の顔合わせ・打ち合わせがあるのが一般的で、子供との相性や、預かりの内容を確認できます。「保育園のお迎えに間に合わない日がある」「ちょっと子供を見てほしい」というとき、登録しておくと心強い存在に。まず地域のファミサポに登録だけでもしておくと、いざというとき頼れます。

こんな家庭におすすめ

  • 子育ての手助けをしてほしい家庭
  • 送迎や短時間の預かりを頼みたい家庭
  • いざというときの預け先を確保したい家庭

まかせて会員(提供会員)|手助けをする人

子育てを手伝う側が「まかせて会員」で、子育て経験者を中心とした地域の人が担っています。手助けをしたい人が、講習を受けたうえで登録する会員区分で、地域で子育てを支える担い手です。子育て経験のある人が多く、研修や講習を受けているので、安心して子供を預けやすいのが特徴です。サポートは原則として、まかせて会員の自宅で行われることが多く、家庭的な環境で子供を見てもらえます。預ける側にとっては、どんな人が見てくれるのかが気になるところですが、利用前の事前打ち合わせで、人柄や子育ての考え方、家庭の環境を確認できます。子育てがひと段落した人が、地域の役に立ちたいと登録しているケースも多く、温かく子供に接してくれる人が多いのも、地域の助け合いならではの良さ。預ける側として知っておくと、「どんな人に預けるのか」のイメージがつかめます。自分が手助けする側として登録することもでき、地域の子育てを支える一員になれます。

知っておきたいポイント

  • 子育て経験者が中心で安心しやすい
  • 講習を受けて登録している
  • 事前打ち合わせで人柄を確認できる

どっちも会員|頼む・手伝うの両方

頼むことも手伝うこともしたいなら、「どっちも会員」という選択肢があります。おねがい会員とまかせて会員の両方を兼ねる会員区分で、自分が手助けを受けることも、よその家庭を手助けすることもできます。「自分も助けてもらいたいけれど、余裕があるときは地域の子育てを手伝いたい」という人に向いた、支え合いに参加できる仕組みです。自分の子供が小さいうちは手助けを受け、手が空く時間ができたら手伝う側に回る、といった使い方も。地域のつながりが生まれ、子育ての孤立を防ぐきっかけにもなります。子育ての大変さを経験しているからこそ、よその家庭の気持ちが分かり、温かい支え合いができるのも、この区分ならでは。手助けする側になるには講習の受講が必要です。地域で子育てを支え合う輪に加わりたい、受けるだけでなく自分も貢献したい、という人に向いています。子育てを通じた地域とのつながりを大切にしたい家庭におすすめの参加のしかたです。

こんな人におすすめ

  • 頼むことも手伝うこともしたい人
  • 地域の子育てに貢献したい人
  • 子育てを通じたつながりがほしい人

送迎・預かり|ファミサポで頼める主な活動

ファミサポで頼めることの中で、最も多いのが送迎です。保育園・幼稚園・習い事への送り迎えや、保育施設の開始前・終了後の預かり、保護者の用事や通院の間の短時間の預かりなどが、主な依頼内容。「仕事でお迎えに間に合わない」「習い事の送迎を頼みたい」「上の子の行事の間、下の子を見てほしい」といった、日常のちょっとした手助けを頼めるのが特徴です。自家用車での送迎を行う自治体もあり、その場合はチャイルドシートの用意や、送迎料の加算がある場合があります。一方、病児・病後児の預かりや、宿泊をともなう預かり、子供の入浴は、対応しない自治体が多いので注意。あくまで日常の短時間の手助けが中心で、病気のときは病児保育、長時間や専門的なケアは別のサービス、と使い分けが必要です。何を頼めるか・頼めないかは自治体によって異なるので、登録時に確認しましょう。日常のすきまを埋めてくれる、地域の助け合いです。

頼めることの例

  • 保育園・習い事の送迎(最も多い)
  • 施設の前後・用事の間の短時間預かり
  • ※病児預かり・宿泊は対応しない自治体が多い

ファミリーサポートセンター|マッチングする運営窓口

会員のマッチングをしてくれるのが、ファミリーサポートセンターです。各市区町村が運営にかかわる窓口で、センターのアドバイザーが、おねがい会員とまかせて会員の間に入って、条件の合う人を紹介してくれるのが役割。自分で預け先を探す必要がなく、アドバイザーが地域の会員の中からマッチングしてくれるので、はじめてでも安心して利用できます。利用の前には、アドバイザーを交えた事前の打ち合わせ(顔合わせ)があるのが一般的で、子供の様子や預かりの内容、料金などを確認できます。公的な事業として運営されているため、民間サービスにはない地域密着の安心感があります。困ったときの相談窓口にもなり、子育ての悩みを話せる場にもなります。まず、お住まいの自治体のファミリーサポートセンターがどこにあるかを調べ、問い合わせてみるのが第一歩。地域によって運営方法や対応範囲が違うので、センターで詳しい仕組みを聞いてみましょう。子育てを地域で支えてくれる、頼れる窓口です。

センターの役割

  • 会員同士をマッチングしてくれる
  • 事前の打ち合わせを仲介してくれる
  • 子育ての相談窓口にもなる

ファミサポの利用の流れと料金の目安

ファミサポを利用するには、まず「おねがい会員」として登録するところから始めます。お住まいの自治体のファミリーサポートセンターに申し込み、登録説明会に参加して会員登録(多くは無料)をします。手助けが必要になったら、センターに連絡し、アドバイザーにまかせて会員を紹介してもらいます。実際に預ける前に、まかせて会員との事前打ち合わせ(顔合わせ)があり、子供の様子や預かりの内容、場所、緊急時の対応などを確認します。この事前準備があるので、いざ頼みたいときにすぐ使えるよう、早めに登録と顔合わせを済ませておくと安心です。

料金は自治体によって異なりますが、1時間700〜1,000円前後に設定されているところが多く、ベビーシッターより手頃なのが大きな魅力です。早朝・夜間・休日は料金が上がる、きょうだいを一緒に預けると2人目以降が半額になる、送迎の交通費やおやつ代が実費になる、など細かい条件は自治体ごとに違います。自家用車送迎には別途料金がかかる場合も。当日キャンセルにはキャンセル料が発生することがあるので、早めの連絡を心がけましょう。最近は、新規に入会した依頼会員に利用料の一部を助成する制度を始める自治体も出てきています。地域の助け合いという性質上、まかせて会員はボランティア的な立場で、専門のベビーシッターとは異なりますが、そのぶん手頃で温かいサポートが受けられます。一時保育や病児保育、民間のベビーシッターと組み合わせて、状況に応じて使い分けると、子育ての「困った」に幅広く対応できます。まずは地域のファミサポに登録しておくことをおすすめします。

制度の詳細は自治体で異なります
ファミリーサポートセンターの会員区分・対応範囲・料金・運営方法・対象年齢は、自治体によって異なり、変わることもあります。本記事は一般的な仕組みの解説であり、実際の利用にあたっては、必ずお住まいのファミリーサポートセンターや自治体の窓口で最新の情報をご確認ください。病児・病後児の預かりや宿泊は対応しない自治体が多く、その場合は病児保育など別のサービスをご利用ください。利用前には会員登録とまかせて会員との事前打ち合わせが必要なことが多いので、いざというときのために早めに登録しておくことをおすすめします。預ける際は、子供の体質やアレルギー、緊急時の連絡方法などをしっかり伝えておきましょう。

よくある質問

ファミサポとベビーシッターはどう違いますか?
ファミサポは、自治体が運営にかかわる地域の助け合いの仕組みで、子育て経験者を中心とした地域の人(まかせて会員)が、講習を受けて手助けをします。料金が手頃(1時間700〜1,000円前後)で、送迎を頼めるのが特徴。民間のベビーシッターは専門サービスで、料金は高めですが、より専門的・柔軟な対応が期待できます。日常のちょっとした手助けはファミサポ、専門的なケアはシッター、と使い分けるとよいでしょう。
どんなことを頼めますか?
保育園・幼稚園・習い事の送迎(最も多い依頼)、保育施設の前後や用事の間の短時間の預かりなどが中心です。一方、病児・病後児の預かりや、宿泊をともなう預かりは対応しない自治体が多いので注意が必要です。何を頼めるかは自治体によって異なるので、登録時に確認しましょう。病気のときは病児保育など、別のサービスと使い分けが必要です。
知らない人に子供を預けるのが不安です。
まかせて会員は、子育て経験者を中心に、講習を受けて登録した地域の人です。利用の前には、アドバイザーを交えた事前の打ち合わせ(顔合わせ)があり、人柄や子育ての考え方、家庭の環境を確認できます。何度か利用して同じ人にお願いすると、子供も慣れて安心です。預けるときは、子供の体質やアレルギー、緊急時の連絡方法をしっかり伝えておきましょう。
料金はどのくらいですか?
自治体によって異なりますが、1時間700〜1,000円前後が多く、ベビーシッターより手頃です。早朝・夜間・休日は料金が上がる、きょうだいの2人目以降が半額になる、送迎の交通費が実費になる、などの条件は自治体ごとに違います。最近は利用料の一部を助成する自治体も出てきています。詳しい料金は、お住まいのファミリーサポートセンターで確認しましょう。

※本記事はファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)の一般的な仕組みの解説です。会員区分・対応範囲・料金・運営方法・対象年齢は、自治体によって異なり、変わることもあります。実際の利用にあたっては、必ずお住まいのファミリーサポートセンターや自治体の窓口で最新の情報をご確認ください。料金は執筆時点の目安です。病児・病後児の預かりや宿泊は対応しない自治体が多いのでご注意ください。