そろそろトイレトレーニングを始めようかな、というとき、まず気になるのが「トレーニングパンツって必要?」「布と紙どっちがいい?」ということ。トレーニングパンツは、おむつから普通のパンツへ移行する練習に使うアイテムです。おしっこをすると「濡れた」という不快感が伝わりやすく、「出た」という感覚を子供が自分で気づくのを助けてくれます。布・紙、層の厚さなど種類があるので、家庭の状況に合わせて選ぶのがコツです。
トレーニングパンツは「布か紙か・層の厚さ・使う場面」で選ぶ
トレーニングパンツには、洗って繰り返し使う布タイプと、使い捨ての紙タイプがあります。布タイプは繰り返し使えて経済的でデザインも豊富、紙タイプは漏れたときの後処理が楽で外出時に便利、という違いがあります。家で過ごす時間が長いなら布、外出や保育園が多いなら紙、と使い分ける家庭も多いです。どちらも、普通のパンツより股の部分が厚く作られていて、おしっこをある程度吸収しつつ「濡れた感覚」を子供に伝えるのが役割です。
布タイプを選ぶなら、層の厚さが選ぶポイントになります。股の部分が「3層」「4層」「6層」などの多層構造になっていて、層が厚いほど漏れにくい一方、乾きにくく蒸れやすくなります。一般に、家で使うなら乾きやすい3〜4層、おしっこの量が多い子や外出時は6層、と使い分けるのがおすすめです。洗濯のしやすさを重視するなら、内側の布と外側の布が分けて広げられる「吊り式」が乾きやすく便利。生地は肌に直接触れるので、パイル地やガーゼ地など、肌触りがよく通気性のあるものを選ぶと、子供が快適にはけます。
- 家で使う・経済的に → 布の3〜4層
- 外出・保育園で使う → 紙タイプ or 布の6層
- 洗濯を楽にしたい → 吊り式(乾きやすい)
- お兄ちゃん・お姉ちゃん気分を出したい → 好きな柄の布パンツ
- 少量から試したい → まず数枚+普通のパンツ+パッド
タイプ別・トレーニングパンツのおすすめ商品
ここからは、実際に販売されているトレーニングパンツを、どんな使い方に向くかとあわせて紹介します。下の表で全体像をつかんでから、気になるものを個別に読んでください。
| 商品 | タイプ | 特徴 | こんな場面に |
|---|---|---|---|
| 西松屋(SmartAngel)トレーニングパンツ(布・3層/4層) | 布・手頃 | 手頃な価格でデザイン豊富。3層・4層がそろい洗い替えしやすい | 家で繰り返し使いたい場面 |
| 西松屋(SmartAngel)紙トレーニングパンツ | 紙・後処理が楽 | 使い捨てで漏れたときの後処理が楽。外出や保育園に便利 | 外出・保育園で使う場面 |
| 西松屋/赤ちゃん本舗 など吊り式トレーニングパンツ | 布・乾きやすい | 内布と外布を分けて広げられ、厚手でも乾きが早い | 洗濯の乾きやすさを重視する場面 |
| ピジョンオムツとれっぴ〜 トレーニングパッド | パッド・併用 | 普通のパンツに貼って使うパッド。濡れた感覚が伝わりやすい | 普通のパンツで進めたい場面 |
| バンダイ/西松屋 などキャラクター柄 トレーニングパンツ | 布・やる気アップ | 好きなキャラや車・恐竜柄で「はきたい」を引き出す | 子供のやる気を引き出したい場面 |
※商品名・メーカー・仕様・販売状況は執筆時点の代表例で、変わることがあります。サイズや層の構造は商品により異なります。トイレトレーニングの進み方には個人差があります。購入前に各販売店で最新情報をご確認ください。
西松屋 SmartAngel トレーニングパンツ(布・3層/4層)
家で繰り返し使うなら、手頃でデザイン豊富な西松屋の布トレーニングパンツが使いやすいです。SmartAngelブランドで、3層・4層といった層の違うものがそろい、手に取りやすい価格なのが魅力。トイトレ中は1日に何枚も交換することがあるので、安く何枚もそろえられるのは大きな利点です。かわいいデザインが豊富で、子供がお気に入りを選べば、喜んではいてくれることも。濡れた感覚が伝わりやすく、「おしっこをしたい」と教えてくれるようになった、という声もあります。まずは数枚買って、子供が嫌がらないか、トイトレの進み具合に合うかを試してみるのにも向いています。洗い替えを考えて、数枚まとめてそろえると安心です。
こんな場面におすすめ
- 家で繰り返し使って経済的にしたい場合
- 洗い替えを何枚もそろえたい場合
- 子供が好きな柄を選ばせたい場合
西松屋 SmartAngel 紙トレーニングパンツ
外出や保育園で使うなら、後処理が楽な紙タイプが便利です。使い捨ての紙トレーニングパンツは、漏れてしまっても捨てるだけで後処理が済むので、洗濯できない外出先や、荷物を増やしたくないお出かけのときに重宝します。普通の紙おむつと違って「濡れた感覚」が伝わりやすく作られているので、トイトレの練習になります。保育園で布パンツの持ち帰り洗濯が負担なときや、旅行・帰省のときなど、状況に応じて布と使い分けると無理がありません。布タイプを基本にしつつ、外出時だけ紙タイプ、という組み合わせも便利。まとめ買いしておくと、急なお出かけにも対応できます。
こんな場面におすすめ
- 外出や旅行で後処理を楽にしたい場合
- 保育園の持ち帰り洗濯を減らしたい場合
- 布と使い分けたい場合
吊り式トレーニングパンツ
洗濯の乾きにくさが気になるなら、乾きが早い吊り式が便利です。吊り式は、吸水する内側の布と、パンツ外側の布がウエスト部分だけでつながっていて、干すときに分けて広げられる構造。厚手の内布も広げれば乾きが早いので、何枚も洗濯するトイトレ期の「乾かない」という悩みをやわらげてくれます。梅雨や冬など乾きにくい季節や、洗い替えの枚数を抑えたい家庭にとくに向いています。複数のメーカーから出ていて、層の厚さやデザインもいろいろ。布タイプの漏れにくさは欲しいけれど、乾きにくさがネック、という人にぴったりの選択肢です。洗濯の手間を少しでも減らしたい家庭におすすめです。
こんな場面におすすめ
- 洗濯物が乾きにくくて困っている場合
- 梅雨や冬にトイトレを進める場合
- 洗い替えの枚数を抑えたい場合
ピジョン オムツとれっぴ〜 トレーニングパッド
「お兄ちゃん・お姉ちゃんパンツ」で進めたいなら、普通のパンツに貼るパッドが便利です。ピジョンのトレーニングパッドは、普通の布パンツに貼り付けて使うパッドで、おしっこをすると濡れた感覚が伝わりやすい作り。子供が「お兄ちゃんパンツをはきたい」という気持ちを大切にしながら、漏れの後始末の負担を減らせるのが利点です。厚手のトレーニングパンツのもこもこ感が苦手な子にも向いています。普通のパンツにパッドを足すだけなので、専用のトレーニングパンツを何枚もそろえる必要がなく、トイトレが進んだらパッドを外して普通のパンツへ、とスムーズに移行できます。自立心を尊重しながら進めたい家庭におすすめの方法です。
こんな場面におすすめ
- 普通のパンツで進めたい場合
- 厚手のパンツを嫌がる子の場合
- 子供の自立心を尊重したい場合
キャラクター柄 トレーニングパンツ
子供のやる気を引き出したいなら、好きなキャラクターや柄のトレーニングパンツが効果的です。アンパンマンや、車・恐竜などの柄のトレーニングパンツは、子供が「これはきたい!」と思えるデザインで、トイトレへの前向きな気持ちを引き出してくれます。「お気に入りのパンツを濡らしたくない」という気持ちが、トイレで頑張る動機になることもあります。複数のメーカーから、人気キャラクターや子供が好きなモチーフのものが出ています。トイトレがなかなか進まず子供が乗り気でないときに、お気に入りの一枚が状況を変えることも。子供と一緒に選ぶと、より愛着がわいて、はくのが楽しみになります。やる気を引き出す工夫の一つとして取り入れてみてください。
こんな場面におすすめ
- 子供のやる気を引き出したい場合
- トイトレがなかなか進まない場合
- 子供と一緒に選んで楽しみたい場合
トレーニングパンツを使うタイミングと進め方
トレーニングパンツは、トイトレを始めるサインが見えてから使い始めるのがおすすめです。一般的な目安として、おしっこの間隔が2〜3時間くらい空くようになった、一人で歩いてトイレまで行ける、大人とある程度コミュニケーションがとれる、といったことができてきたら、始めどきとされます。いきなりトレーニングパンツにするより、こうした準備が整ってからのほうが、子供も無理なく進められます。進め方の全体像はトイトレグッズと進め方に詳しくまとめています。
枚数は、最初から大量に買わず、まず数枚から試すのがおすすめです。子供によっては厚手のトレーニングパンツのはき心地を嫌がることもあり、また、すぐにトイレができるようになってほとんど使わない子もいるからです。「トレーニングパンツを使わず、いきなり普通の布パンツにした」「パッドを併用した」という家庭も多く、進め方に決まりはありません。大切なのは、漏らしても叱らないこと。トイトレは子供の発達に大きく左右され、個人差がとても大きいものです。うまくいかなくても焦らず、できたときにたくさんほめてあげることが、いちばんの近道です。周りの子と比べず、その子のペースで進めましょう。
トイレトレーニングの進み方には、本当に大きな個人差があります。早い子もいれば、ゆっくりな子もいて、それは発達の自然な幅です。周りの子やきょうだいと比べて焦ったり、漏らしたことを叱ったりすると、子供がトイレに苦手意識を持ち、かえって進みにくくなることがあります。うまくいかないときは一度お休みして、時期をずらして再開しても構いません。「いつかは必ずとれる」とおおらかに構え、できたことを一緒に喜ぶ姿勢が、子供にとっても親にとっても、いちばん楽な進め方です。心配なことがあれば、かかりつけの小児科や自治体の育児相談を頼ってください。
よくある質問
- トレーニングパンツは必要ですか?
- 必ず必要というわけではありません。トレーニングパンツを使わず、いきなり普通の布パンツで進める家庭もあります。トレーニングパンツは「濡れた感覚」を伝えつつ漏れをある程度吸収してくれるので、後始末の負担を減らしたい場合に便利です。まず数枚試して、わが子に合うか見てみるとよいでしょう。
- 布と紙、どちらがいいですか?
- 家で過ごす時間が長いなら繰り返し使えて経済的な布、外出や保育園が多いなら後処理が楽な紙が向いています。両方をそろえて、家では布・外出時は紙、と使い分ける家庭も多いです。それぞれの利点を活かして、生活スタイルに合わせて選びましょう。
- 布パンツの層は何層を選べばいいですか?
- 家で使うなら乾きやすい3〜4層、おしっこの量が多い子や外出時は漏れにくい6層が目安です。層が厚いほど漏れにくい反面、乾きにくく蒸れやすくなります。洗濯のしやすさを重視するなら、乾きの早い吊り式もおすすめです。状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
- 何枚くらい用意すればいいですか?
- 最初から大量に買わず、まず数枚から試すのがおすすめです。子供がはき心地を嫌がったり、すぐにトイレができるようになったりすることもあるためです。トイトレ中は1日に何枚も交換することがあるので、わが子に合うと分かったら、洗い替えを考えて買い足すとよいでしょう。
- 夜のおねしょにもトレーニングパンツは使えますか?
- 日中のトイトレと夜のおねしょ卒業は別のステップと考えるのが基本です。夜は体の発達(おしっこをためるホルモンの働きなど)に左右される部分が大きく、本人の頑張りだけではどうにもならないことが多いものです。厚手のトレーニングパンツやおねしょ対策のパッド・シーツを使いつつ、夜は焦らずおむつを併用しても構いません。日中とれても夜はしばらくおむつ、というのはごく自然なことです。
※本記事で紹介した商品名・メーカー・仕様・販売状況は執筆時点の代表例であり、変わることがあります。価格は実勢の目安です。サイズや層の構造は商品により異なります。トイレトレーニングの進み方には大きな個人差があります。うまくいかないときは焦らず、お子さんのペースで進めてください。心配なことがあれば小児科や自治体の育児相談にご相談ください。購入前に各販売店で最新情報をご確認ください。
