※このページには広告が含まれます。内容は編集部が製品情報と公開資料から整理しました。アレルギーや発達には個人差がありますので、心配なことは小児科にご相談ください。
赤ちゃんのおやつはお菓子ではありません。
「補食」——3回の食事で足りない分を補うものと考えると、選び方が変わります。
始める目安は生後9か月ごろから。ただし必須ではありません。
3回の離乳食で足りているなら、無理に与える必要はないとされます。
量は1日1〜2回、時間を決めて。だらだら食べると虫歯のリスクが上がります。
選ぶときに見るのはアレルギー表示と月齢表示の2点です。
成長に応じて鉄分やカルシウムを補える製品もあります。
そして最も注意すべきが窒息。おやつは事故が起きやすい場面です。必ず座らせ、目を離さないでください。
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おやつは与え方を間違えると害になるものでもあります。判断の軸を整理しました。
いつから、なぜ必要か
市販品の月齢表示を見ると、7か月ごろから対応する製品もありますが、多くは9か月以降です。
理由は、この時期に次の変化が起きるためです。
- 離乳食が3回食になる
- 手づかみ食べが始まる
- 活動量 が増えてエネルギー消費が上がる
ただし必ず与えるものではありません。3回の食事で足りているなら、おやつなしでも問題ないとされます。
大人にとってのおやつは嗜好品ですが、乳幼児では意味が違います。
胃が小さく、1回に食べられる量が限られるため、4回目・5回目の食事として位置づけられます。
この視点で見ると、選ぶ基準も変わってきます。
- 甘さより栄養で選ぶ
- 食事に響かない量にする
- 与える時間を決める
「機嫌が悪いから」で与え続けると、食事が入らなくなります。
おやつには、もうひとつ役割があります。
ボーロやせんべいのように自分で持って食べられるものは、手先の練習になります。
つかむ、口に運ぶ、噛む——この一連の動作を、失敗しても構わない場面で練習できるためです。
離乳食では散らかると困りますが、おやつなら気楽に任せられるでしょう。
口の中で溶けやすいタイプです。個包装なら量の管理がしやすく、外出時にも持ち運べます。手づかみの練習にも向きます。
量と時間の決め方
回数の目安は1日1〜2回です。
1歳前後なら午後に1回、活動量が増えれば午前と午後という形が一般的でしょう。
量は製品の表示を目安に。1回分が小分けになっている製品なら、判断しやすくなります。
大切なのは次の食事に響かないこと。おやつでお腹がいっぱいになると、食事が入りません。
最も避けたいのが、ずっと食べ続ける状態です。
口の中が酸性の時間が長くなり、虫歯のリスクが上がるとされます。
対策としては次の点を守ってください。
- 時間を決める——15分程度で終える
- 座って食べる——歩きながらは危険
- 袋のまま渡さず、皿に出す
- 終わったら片付ける
皿に出すのは、量が見えるという効果もあります。袋から直接だと、どれだけ食べたか分からなくなります。
歯みがきについては赤ちゃんの歯みがきで扱っています。
【最重要】窒息を防ぐ
乳幼児の窒息事故は、食品によるものが多くを占めます。
とくに危険とされるのは次のような形状です。
- 球状のもの——のどに詰まりやすい
- 粘着性のあるもの——貼りつく
- 硬くて噛み砕きにくいもの
- 口の中でふくらむもの
該当する食品は、月齢によっては避けるか、小さく切って与える必要があります。
おやつを与えるときは、次の点を徹底してください。
①必ず座らせる——歩きながら、寝ながらは非常に危険です。
②目を離さない——窒息は音を立てずに起きることがあります。
③大きさを確認する——月齢に合わない大きさは避けてください。
④泣いているときに与えない——息を吸い込む拍子に詰まります。
また車の中で与えるのも避けたほうが無難です。異変に気づきにくく、対応も遅れます。
最初のおやつは、口の中で溶けるものが安心です。
ボーロやウエハースのように、唾液で崩れるタイプなら、噛む力が弱くても対応できます。
硬いせんべいなどは、歯が生えそろってからのほうが無難でしょう。
製品には対象月齢が表示されているので、必ず確認してください。
アレルギー表示の見方
加工食品には、アレルギーを起こしやすい原材料の表示義務があります。
とくに卵、乳、小麦は乳幼児のおやつに含まれることが多い成分です。
たまごボーロには卵が、ウエハースには小麦と乳が使われているのが一般的でしょう。
初めて与える食品は、少量から、平日の日中に。医療機関を受診できる時間帯を選んでください。
アレルギーがある場合、特定の原材料を使わない製品を選ぶことになります。
パッケージに不使用と明記されている製品もあります。
ただし同じ製造ラインを使用という注記がある場合、微量の混入が起きる可能性があります。
重いアレルギーがある場合は、この表示も確認してください。
判断に迷うときは、かかりつけの医師にご相談を。
アレルギーに配慮した製品です。ただし製造ラインの共用に関する注記も確認してください。心配な場合は医師にご相談を。
栄養を補うという考え方
生後6か月を過ぎると、母体からもらった鉄が減っていくとされます。
離乳食で補うのが基本ですが、肉や魚を食べない時期には不足しやすくなります。
おやつで補える製品もあるので、選択肢として知っておくとよいでしょう。
ただしおやつだけで補うものではありません。食事全体のバランスが前提です。
骨の成長に必要なカルシウムも、意識しないと不足しがちな栄養素です。
牛乳を飲まない子や、乳製品を避けている場合はとくにそうでしょう。
+Caと表示された製品なら、おやつの時間に少し補えます。
せんべいタイプなら、噛む練習にもなります。
カルシウムを補えるせんべいタイプです。噛む練習にもなりますが、硬さは月齢に合っているか確認してください。
1歳以降向けの製品です。栄養を補う目的で作られていますが、食事全体のバランスが前提になります。
1歳前後になると、フォローアップミルクが候補に入ります。
これは育児用ミルクの代わりではなく、離乳食で不足しがちな栄養を補うものとされます。
必ず必要というわけではなく、食事が順調なら不要とする考え方もあります。
与えるかどうか迷う場合は、健診の際に相談してみてください。
離乳食で不足しがちな栄養を補う位置づけの製品です。必須ではないので、食事の状況を見て判断してください。
外出時のおやつ
外出時は、家とは違う条件が必要になります。
- 個包装——衛生的で量も管理しやすい
- こぼれにくい——粉や破片が出ないもの
- 溶けにくい——夏場は特に
- 手が汚れない——拭く場所がないことも
ボーロのような小粒のものは便利ですが、床に落ちて散らかるという難点もあります。
移動中はスティック状や一口サイズのほうが扱いやすいでしょう。
電車やバスの中でぐずったとき、おやつで対応したくなります。
ですが揺れる乗り物の中で食べさせるのは、窒息のリスクが上がります。
どうしても必要なら、停車中や降りてからにしてください。
車の中も同様です。運転中は異変に気づけません。
おやつのときは飲み物も用意してください。
口の中が乾いていると、飲み込みにくくなります。
ただしジュースは糖分が多く、虫歯のリスクもあります。水か麦茶が基本でしょう。
また食べながら大量に飲むと、お腹がいっぱいになって食事が入らなくなります。
乳幼児向けに調整された飲料です。外出時にはおやつとあわせて持っておくと、飲み込みやすくなります。
月齢別|与え方が変わります
始めるなら、この時期からが目安です。
口の中で溶けるタイプを選び、量は少量にとどめてください。
まだ噛む力が弱いので、硬いものは避けます。
手づかみの練習として、自分で持たせるのもよいでしょう。ただし必ず座らせ、目を離さないでください。
歯が生えそろい始め、噛める食品が増えます。
せんべいやウエハースなど、噛む練習になるものも選べるようになります。
この時期は好き嫌いもはっきりしてくるので、食事に響かない範囲で調整してください。
また甘いものを覚える時期でもあります。与えすぎると、食事を食べなくなることも。
この頃になると、大人と同じものを食べたがるようになります。
完全に禁止するのは難しいので、量と時間で管理する方向に切り替わります。
ただし球状のものや硬いものは、まだ窒息のリスクがあります。
小さく切る、目を離さないという基本は、しばらく続けてください。
よくある質問
- おやつはいつから必要ですか?
- 生後9か月ごろが目安ですが、必須ではありません。3回の離乳食で足りているなら、無理に与える必要はないとされます。乳幼児のおやつは補食——4回目・5回目の食事という位置づけです。胃が小さく1回に食べられる量が限られるため、必要に応じて足すものと考えてください。
- 1日にどのくらい与えますか?
- 1日1〜2回が目安です。量は製品の表示を参考に、次の食事に響かない範囲で。おやつでお腹がいっぱいになると食事が入りません。時間を決めて15分程度で終え、袋のまま渡さず皿に出すと量が見えて管理しやすくなります。
- 窒息が心配です。
- 4つを守ってください。必ず座らせる、目を離さない、大きさを確認する、泣いているときに与えない。とくに球状や粘着性のあるもの、硬くて噛み砕きにくいものは注意が必要です。最初は口の中で溶けるタイプから始めると安心でしょう。
- アレルギーはどう確認しますか?
- 加工食品にはアレルギーを起こしやすい原材料の表示があります。乳幼児のおやつには卵、乳、小麦が含まれることが多いもの。初めて与えるものは少量から、平日の日中に試してください。同じ製造ラインを使用という注記も、重いアレルギーがある場合は確認を。
- 栄養は補えますか?
- 鉄分やカルシウムを補える製品があります。生後6か月を過ぎると母体からもらった鉄が減るとされ、肉や魚を食べない時期は不足しやすくなります。ただしおやつだけで補うものではなく、食事全体のバランスが前提です。フォローアップミルクも選択肢ですが、必須ではありません。
- 外出時は何を持って行けばいいですか?
- 個包装でこぼれにくく、溶けにくいものが向きます。夏場はとくに溶けやすさに注意を。ただし揺れる乗り物の中で食べさせるのは窒息のリスクが上がるので、停車中や降りてからにしてください。水か麦茶もあわせて用意しましょう。
- おやつばかり食べて食事を食べません。
- 量と時間を見直してください。「機嫌が悪いから」で与え続けると、食事が入らなくなります。時間を決める、皿に出して量を見せる、終わったら片付ける——この3点で改善することがあります。1〜2歳は甘いものを覚える時期でもあるので、与えすぎに注意を。
- 虫歯が心配です。
- だらだら食べを避けてください。口の中が酸性の時間が長いほどリスクが上がるとされます。時間を決める、ジュースをちびちび飲まないのが基本です。飲み物は水か麦茶を。おやつのあとの歯みがきも習慣づけておくとよいでしょう。
まとめ|補食として考える
乳幼児のおやつはお菓子ではなく補食です。この視点で選ぶと迷いが減ります。
目安は生後9か月ごろから。ただし食事で足りているなら必須ではありません。
量は1日1〜2回、時間を決めて。だらだら食べは虫歯につながります。
選ぶときはアレルギー表示と月齢表示を確認してください。
鉄分やカルシウムを補える製品もありますが、食事全体のバランスが前提です。
そして最も大切なのが窒息対策。座らせる、目を離さない、大きさを確認する、泣いているときは与えない——この4つを守ってください。
BabyBest編集部——2人の子どもを育てながら運営しています。アレルギーや発達には個人差がありますので、心配なことは小児科や健診の際にご相談ください。方針は運営者情報に記しています。
※記載は作成時点の内容です。製品の原材料・対象月齢・仕様は変更されることがあります。お求めの際は、パッケージの表示をご確認ください。
