📅 公開:2026年6月1日 👁 52回閲覧

本記事にはプロモーションが含まれる場合があります。順位・評価への影響はありません。

赤ちゃんの鼻・耳・目のケア|やり方と受診の目安・おすすめグッズ

※本記事は、医療機関などの公開情報をもとに編集部が独自に整理した一般的な情報で、診断・治療を目的とするものではありません。鼻・耳・目はデリケートな部分です。症状が続く・強い・いつもと違うと感じるときは、自己判断せず小児科・耳鼻科・眼科にご相談ください。ケアの方法や受診の要否は、赤ちゃんの月齢や状態によって異なります。

「赤ちゃんの鼻水、どこまで取っていい?」「耳そうじは必要?」「目やにが出るけど大丈夫?」——鼻・耳・目のケアは、デリケートな部分だけに、やり方も受診の判断も迷いがちです。この記事では、部位ごとの安全なケアのやり方と、受診の目安を整理します。結論を先にお伝えすると、どの部位も「奥まで取りにいかない」のが基本です。

このページでは、3か所に共通するケアの基本・鼻/耳/目それぞれのやり方と受診の目安・使うグッズの入り口・よくある質問を解説します。グッズの選び方は鼻吸い器ベビー綿棒清浄綿で詳しく解説しています。
⚠️ ケアの前に知っておきたいこと

鼻・耳・目のケアで共通する原則は、「奥まで入れない・こすらない・無理に取らない」です。特に耳は、多少の耳あかがあるのは正常で、日常的な耳そうじは必要ありません。奥まで掃除しようとすると、外耳道を傷つけて炎症を起こしたり、かえって耳あかを奥に押し込んでしまうことがあります。鼻や目も同様に、見える範囲を、やさしくが基本。赤ちゃんが動くと危険なので、頭を支え、嫌がるときは中断してください。症状が続く・強い・機嫌が悪い・熱があるといったときは、家庭でのケアで粘らず、早めに受診を。取り切れない耳あかや鼻水は、耳鼻科で安全に取ってもらえます。

この記事の執筆について

BabyBest編集部は、2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。鼻水や目やには毎日のように向き合う一方、「どこまでやっていいのか」が分かりにくい領域です。本記事は、耳鼻科・小児科・眼科など医療機関の公開情報をもとに、家庭でできる範囲と、受診したほうがよい目安を整理しました。医療的な判断は専門家に委ね、迷ったら受診をためらわないことを大切にしています。

✅ この記事の結論

鼻・耳・目のケアは、どれも「見える範囲をやさしく」が基本で、奥まで取りにいきません。は、見えている鼻水を拭き、つらそうなときに鼻吸い器を使います。は、日常的な耳そうじは不要——入口を拭くだけで十分で、奥の耳あかは自然に出てきます。は、湿らせたコットンやガーゼで目頭から目尻へ、1回ごとに面を替えて拭きます。生後まもない赤ちゃんの目やには鼻涙管閉塞のことがあり、多くは1歳ごろまでに自然に改善します。症状が続く・強いときは受診を。健診前は、あえて目やにを拭き取らずに見てもらいましょう。

3か所に共通する「ケアの基本」 👃 鼻 見える範囲の鼻水を取る つらそうなら鼻吸い器 👂 耳 入口を拭くだけで十分 毎日の耳そうじは不要 👁 目 やわらかく湿らせて拭く 目頭から目尻へ・1回ごとに替える ⚠️ 3か所に共通:奥まで入れない・こすらない・無理に取らない 沐浴後など、汚れがやわらかくなっているときがやりやすいタイミングです

※取り切ることが目的ではありません。「気持ちよく過ごせる状態」を保てれば十分です。

鼻のケア

▼ ここがポイント
  • 見えている鼻水を拭く・奥に綿棒を入れない
  • 鼻づまりで授乳や睡眠がつらそうなら鼻吸い器を
  • 湯気や加湿で鼻水がやわらかくなり、取りやすくなる

赤ちゃんは鼻の通り道が狭く、少しの鼻水でも詰まりやすいもの。鼻呼吸が中心なので、鼻づまりで授乳や睡眠がつらくなることがあります。家庭でのケアは、まず見えている鼻水を拭き取ることから。やわらかいティッシュやガーゼで、鼻の下や入口をやさしく。こすると赤くなるので、押さえるように拭き、拭いた後は保湿すると荒れを防げます(ベビーローション)。奥の鼻水を綿棒で取ろうとするのは避けてください(粘膜を傷つける・奥へ押し込むおそれ)。乾いて固まった鼻くそは、無理にはがさず、お風呂上がりや、湯気・加湿で湿らせてから取るとラクです。鼻づまりがつらそうなときは、鼻吸い器が助けになります。電動・手動・口で吸うタイプがあり、赤ちゃんの負担や使い勝手で選びます(鼻吸い器の選び方電動鼻吸い器)。部屋の加湿も有効で、湿度が保たれると鼻水がやわらかくなります(温湿度計)。鼻水・咳が続くときのホームケアは鼻水・咳のホームケアもご覧ください。

鼻で受診を考える目安

鼻づまりで母乳やミルクが飲めない・眠れない呼吸が苦しそう(肩で息をする・小鼻がピクピクする・ゼーゼーする)黄色や緑色の鼻水が続く鼻水とともに発熱がある耳を痛がる・機嫌が悪い(中耳炎の可能性)——これらのときは、小児科・耳鼻科を受診しましょう。特に生後3か月未満や、呼吸が苦しそうなときは、早めの受診を。鼻水は中耳炎につながることもあるため、長引くときは相談を。

耳のケア

▼ ここがポイント
  • 日常的な耳そうじは必要ない・多少の耳あかは正常
  • するとしても入口を拭くだけ・奥に入れない
  • 奥の耳あかは自然に出てくる・気になるときは耳鼻科へ

意外に思われるかもしれませんが、赤ちゃんの耳そうじは、日常的には必要ありません。医療機関も、多少の耳あかがあるのは正常で、日常的に耳掃除をする必要はないと説明しています。耳には耳あかを自然に外へ運び出すはたらきがあるためです。家庭でするとしても、ガーゼややわらかいベビー綿棒で、耳の入口をやさしく拭き取るだけで十分(ベビー綿棒の選び方)。奥まで掃除しようとすると、外耳道を傷つけて炎症(外耳道炎)を起こしたり、耳あかを奥に押し込んでしまうことがあり危険です。「掃除しているつもりが、実は押し込んでいた」というケースは少なくありません。なお、赤ちゃんの耳は外耳道が短く強く曲がっているため、大人より耳あかがたまりやすい特徴があります。また、生後6か月ごろまでは胎脂という汚れが出てくるので、沐浴のときに入口を拭いてあげるとよいですが、成長とともに自然に排出できるようになるので、毎日の耳そうじは不要になります。タイミングはお風呂上がりがやりやすいです(お風呂の入れ方)。

耳で受診を考える目安

耳を気にする・よく触る・引っぱる声をかけても反応が薄い・聞こえづらそう耳だれが出る・においがする耳を痛がって泣く・発熱を伴う(中耳炎の可能性)耳あかで耳の穴が詰まっている——これらのときは耳鼻科へ。耳あかが完全に詰まった状態は耳垢塞栓といい、除去が必要なことがあります。耳鼻科では専用の器具で安全に取ってもらえるので、家庭で無理に取ろうとしないでください。鼓膜の状態も確認してもらえます。

目のケア

▼ ここがポイント
  • 湿らせたコットンやガーゼで、目頭から目尻へやさしく拭く
  • 1回ごとに面を替える・左右で使い分ける
  • 固まった目やには無理に取らず、湿らせてから

赤ちゃんは目やにが出やすく、朝起きたときについていることがよくあります。ケアの基本は、清潔なコットンやガーゼをぬるま湯で湿らせ、目頭から目尻に向かってやさしく拭くこと。ポイントは、1回拭くごとに面を替える(新しいコットンを使う)ことと、左右で使い回さないことです。感染が広がるのを防げます。清浄綿を使うと衛生的で手軽です(清浄綿の選び方)。

目やにを拭くときの手順
  1. 手を洗い、清潔なコットン・ガーゼをぬるま湯で湿らせる(冷たすぎないように)
  2. 目頭から目尻に向かって、1回だけやさしく拭く(往復させない)
  3. 汚れが残っていたら、新しい面・新しいコットンで繰り返す
  4. 反対の目は、必ず別のコットンで拭く
  5. 固まっている目やには、湿らせたコットンをしばらく当ててやわらかくしてから

固まった目やにを無理に取ると痛がりますし、目のまわりの皮膚はとても薄くデリケートなので、こすらないこと。目やにが多いときは、鼻水が原因のこともあります。鼻づまりがひどいと、目と鼻をつなぐ通り道(鼻涙管)を通じて炎症が起き、目やにが増えることがあるためです。この場合、鼻のケアや治療で目やにも落ち着くことがあります。また、生後まもない赤ちゃんの場合、先天鼻涙管閉塞——涙の通り道が生まれつき詰まっている状態のことがあります。約20%の赤ちゃんにみられ、片目だけ涙があふれる・目やにが続くのが特徴。多くは1歳ごろまでに自然に改善しますが、改善しない場合は眼科に相談を。目やにがひどいときに、目頭(内眼角)をやさしくマッサージする方法が指導されることもありますが、やり方は医師の指示に従ってください

目で受診を考える目安

目やにが黄色・緑色でたくさん出る白目が充血しているまぶたが腫れている涙が常にあふれている・目やにが続く目を痛がる・光をまぶしがる発熱を伴う——これらのときは、小児科・眼科を受診しましょう。感染力の強い結膜炎のこともあります。なお、健診の前は、あえて目やにを拭き取らずに受診すると、医師が状態を確認しやすくなります。1か月健診のときに目やにが続いていれば、その場で相談しましょう。

ケアに使うグッズ(選び方は専門記事へ)

ケアに使う道具の選び方は、それぞれの専門記事で詳しく解説しています。

👃 鼻吸い器 電動・手動・口で吸うタイプの違い、吸引力や手入れのしやすさで比較しています。→ 鼻吸い器の選び方電動鼻吸い器(据え置き/ハンディ)
👂 ベビー綿棒 細軸・粘着・オイルつきのタイプ別の違いと、安全な使い方を解説しています。→ ベビー綿棒の選び方
👁 清浄綿・コットン 薬液入りと水だけのコットンの違い、目や顔のケアでの使い分けを解説しています。→ 清浄綿の選び方
🤧 鼻水・咳が続くとき ホームケアの方法と、鼻吸引のコツを解説しています。→ 鼻水・咳のホームケア
🌡️ 発熱を伴うとき 月齢別の対処と受診の目安、解熱剤の考え方を解説しています。→ 発熱の対処と受診の目安看病・救急グッズ
🛁 ケアのタイミング 沐浴・お風呂の手順のなかで、鼻・耳・目のケアを組み込めます。→ お風呂の入れ方爪切り

よくある質問

赤ちゃんの耳そうじは必要ですか?
日常的には必要ありません。多少の耳あかがあるのは正常で、耳には耳あかを自然に外へ運び出すはたらきがあります。するとしても、ガーゼややわらかい綿棒で耳の入口を拭く程度で十分です。奥まで入れると、外耳道を傷つけたり、耳あかを奥に押し込んだりする危険があります。耳あかが気になるときは、耳鼻科で安全に取ってもらいましょう。
鼻くそが取れないときはどうすればいいですか?
無理にはがさず、湿らせてやわらかくしてから取るのが基本です。お風呂上がりや、部屋を加湿した後がやりやすいタイミング。見えている範囲のものを、やさしく取りましょう。奥に綿棒を入れるのは、粘膜を傷つけたり奥へ押し込んだりするので避けてください。鼻づまりで授乳や睡眠がつらそうなときは、鼻吸い器を使うか、受診を検討しましょう。
目やにはどう拭けばいいですか?
清潔なコットンやガーゼをぬるま湯で湿らせ、目頭から目尻に向かって、1回だけやさしく拭きます。往復させず、1回ごとに面を替え、左右で必ず別のコットンを使いましょう(感染が広がるのを防ぐため)。固まった目やには、湿らせたコットンを当ててやわらかくしてから。目のまわりの皮膚は薄いので、こすらないでください。
生まれてすぐから目やにが続いています。大丈夫ですか?
先天鼻涙管閉塞(涙の通り道が生まれつき詰まっている状態)のことがあります。約20%の赤ちゃんにみられ、片目だけ涙があふれる・目やにが続くのが特徴です。多くは1歳ごろまでに自然に改善しますが、改善しない場合や、充血・腫れ・大量の目やにを伴う場合は眼科に相談を。1か月健診のときも続いていれば、その場で相談しましょう。健診前は、あえて拭き取らずに見てもらうと状態が伝わります。
鼻水が出ると目やにも増えるのはなぜですか?
目と鼻は鼻涙管という通り道でつながっているためです。鼻水が多かったり鼻づまりがひどかったりすると、この通り道を通じて炎症が起き、目やにが増えることがあります。この場合は、鼻のケアや治療で目やにも落ち着くことが多いです。中耳炎を伴うこともあるので、鼻水が長引く・耳を気にする・発熱があるといったときは受診しましょう。
どの科を受診すればいいですか?
迷ったら、まず小児科で相談して構いません。全身の状態を見てもらえ、必要なら適切な科を紹介してもらえます。鼻水・鼻づまり・耳の症状(耳を痛がる、耳だれ、耳あかの詰まり)は耳鼻科、目の症状が中心(充血、腫れ、涙があふれる)なら眼科が専門です。発熱や機嫌の悪さを伴うときは、小児科で全身を診てもらうのが安心です。

まとめ

赤ちゃんの鼻・耳・目のケアは、どれも「見える範囲をやさしく」が基本で、奥まで取りにいかないことが何より大切です。は見えている鼻水を拭き、つらそうなら鼻吸い器を。は日常的な耳そうじは不要で、入口を拭くだけで十分(奥の耳あかは自然に出てきます)。は湿らせたコットンで目頭から目尻へ、1回ごとに面を替えて拭きます。生後まもない目やには鼻涙管閉塞のことがあり、多くは1歳ごろまでに自然に改善します。症状が続く・強い・発熱や機嫌の悪さを伴うときは、家庭でのケアで粘らず受診を。取り切れない耳あかや鼻水は、耳鼻科で安全に取ってもらえます。グッズの選び方は鼻吸い器ベビー綿棒清浄綿をご覧ください。

参考にした情報源
  • 耳鼻咽喉科医院による赤ちゃんの耳そうじの解説(入口を拭く程度で十分・奥まで入れると外耳道を傷つけたり耳あかを押し込むおそれ・成長とともに毎日の耳そうじは不要)
  • 小児科クリニックによる解説(多少の耳あかは正常で日常的な耳掃除は不要・耳垢塞栓・先天鼻涙管閉塞は約20%にみられ1歳までに自然によくなることがほとんど)
  • 小児科オンライン診療サービスによる目やにの解説(鼻涙管閉塞の特徴と生後12か月ごろまでの自然改善・目やにの正しい取り方)
  • 小児科・耳鼻科併設クリニックによる解説(鼻水・鼻づまりが鼻涙管を介して目やににつながること)
この記事を書いた人

BabyBest編集部 2人の子どもを育てながら、育児グッズ比較メディア「BabyBest」を運営しています。耳鼻科・小児科・眼科など医療機関の公開情報をもとに、一般的な情報として記事を作成しています。本記事は診断・治療を目的とするものではありません。鼻・耳・目はデリケートな部分です。症状が続く・強い・いつもと違うと感じるときは、自己判断せず小児科・耳鼻科・眼科にご相談ください。詳しくは運営者情報をご覧ください。

※本記事の情報は執筆時点のもので、一般的な情報の紹介です。診断・治療を目的とするものではありません。ケアの方法や受診の要否は、赤ちゃんの月齢や状態によって異なります。症状が続く・強い・いつもと違うと感じるときは、自己判断せず小児科・耳鼻科・眼科にご相談ください。家庭で無理に耳あかや鼻水を取ろうとせず、必要なときは医療機関にお任せください。