※アフィリエイト広告を掲載しています。時期の目安は一般的なものです。体調や妊娠の経過には個人差があるため、無理のない範囲で進めてください。
ベビー用品は「何を買うか」より「いつ買うか」で迷います
出産準備のリストは世の中にあふれています。ただ実際に困るのは、リストにある品物をいつ買えばいいのかという点ではないでしょうか。早く買いすぎると使わないまま置き場所を取り、遅すぎると間に合わない。この判断が難しいところです。
しかも妊娠中は体調が変わります。つわりで動けない時期、お腹が大きくて買い物に行けない時期、逆に体調が安定して動きやすい時期。買える時期は限られているのに、買うものは多い——これが出産準備の実態でしょう。
この記事では、妊娠中から1歳頃までを時系列で整理します。何をいつ買うか、そしてまだ買わなくていいものも含めて扱います。
☑ 妊娠何か月頃に何を揃えるかの目安
☑ 生まれてからでも間に合うもの
☑ 買う時期を間違えやすいもの
※時期はあくまで目安です。妊娠の経過や体調、住環境によって適切な時期は変わります。
① 妊娠初期(〜4か月)|まだ買わなくて大丈夫
☑ 体調が不安定な時期です。無理に動かない
☑ 買うより情報を集める時期
☑ マタニティ用品も必要になってから
妊娠が分かった直後は、まだベビー用品を買う時期ではありません。つわりで動けない人も多く、流産のリスクもある時期です。この段階で必要なのは、母子手帳とその関連品くらいでしょう。
マタニティ用品も、まだ急ぎません。お腹が目立つのは5か月以降が一般的で、それまでは手持ちの服で対応できることが多いものです。ブラジャーだけは早めにサイズが変わることがあるので、締めつけを感じたら買い替えを検討してください。
体調がよい日があれば、情報収集を進めておくと後が楽になります。ベビーカーやチャイルドシートは種類が多く、比較に時間がかかるもの。先に候補を絞っておけば、動ける時期に買い物だけ済ませられます。
住環境の確認もこの時期にできます。ベビーベッドを置く場所はあるか、ベビーカーは玄関に入るか、階段や段差はどうか。買う前に測っておくと失敗が減ります。
つわりがひどい時期に無理をする必要はありません。準備が遅れても、後からまとめて買えます。通販もありますし、生まれてから買っても間に合うものは多くあります。
「早く準備しなければ」という焦りより、体調を守ることが優先です。
② 妊娠中期(5〜7か月)|買い物に適した時期
☑ 体調が安定しやすく、動きやすい時期
☑ 大型用品はこの時期に検討を
☑ お腹が大きくなる前に店舗へ
安定期に入ると、体調が落ち着く人が増えます。お腹もまだそれほど大きくなく、動きやすい時期。この時期が買い物のピークと考えてよいでしょう。
とくに実物を見て決めたいものは、この時期に済ませておくのが得策です。ベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐、ベビーベッド。どれも大型で、店舗で試す価値があります。お腹が大きくなると、店舗を歩き回るのも試着も負担になります。
抱っこ紐は体型との相性があります。肩や腰への当たり方、装着のしやすさ、ベルトの長さ。写真では分かりません。可能なら試着してから決めたいところです。
お腹が大きい状態では正確に試せないという難しさもありますが、生地の質感や重さ、留め具の操作性は確認できます。抱っこ紐については抱っこ紐の選び方で扱っています。
チャイルドシートは、車種によって取り付けの可否や適合が変わります。店舗によっては実際に車に取り付けて確認してくれます。この確認は、車ごと店に行く必要があるため、動ける時期にしておきたい作業です。
退院時に車で帰るなら、チャイルドシートは必須です。この時点で用意されていないと困ります。
ベビー用品店では、プレママ向けのイベントや試乗会が開かれることがあります。複数のメーカーを比較できる機会なので、日程が合えば行ってみるとよいでしょう。
大型用品の選び方は出産準備で買ってよかったものでも扱っています。
③ 妊娠後期(8か月〜)|手元に揃える時期
☑ 入院準備を優先します
☑ 肌着の水通しもこの時期に
☑ 早産に備え、最低限は8か月までに
8か月に入ったら、いつ生まれてもおかしくないと考えて準備します。正期産は37週からですが、それより早く生まれることもあります。最低限のものは8か月までに揃えるという意識でいると安心です。
この時期に必要なのは、入院バッグと退院時の準備。産院から指定される持ち物リストに従って揃えます。退院時に赤ちゃんに着せる服、おくるみ、チャイルドシート(車の場合)は、入院前に用意しておく必要があります。
新品の衣類は、一度洗ってから使うことが多くあります。糊や汚れを落とすためです。この作業を水通しと呼びます。
天気のよい日に、余裕をもって済ませておきたい作業です。産後は洗濯物が増えるうえ、自分の体も回復途中。生まれる前に済ませておくと楽になります。
8か月を過ぎると、お腹が大きくなって動作が制限されます。しゃがむ、かがむ、重いものを持つ——どれも難しくなります。買い物も長時間は辛くなるでしょう。
大型用品の組み立てや設置は、この時期までに済ませるか、家族に頼んでください。ベビーベッドの組み立てを臨月にひとりでやる、という状況は避けたいところです。
買ったものをどこに置くか、この時期に決めておきます。おむつ替えの場所、着替えの収納、授乳する場所。生まれてから考えると、荷物が積まれたまま生活することになります。
④ 生まれてからでも間に合うもの
すべてを出産前に揃える必要はありません。生まれてからでも間に合うもの、むしろ生まれてから決めたほうがよいものがあります。
ベビーカー——A型は1か月健診の後から使うことが多く、それまでは抱っこで移動できます。生まれてから、実際の生活を見て決めても遅くありません。
ベビーバス——沐浴期は1か月程度。それを過ぎたら大人と一緒に入ります。使う期間が短いため、レンタルや代用という選択肢もあります。
おもちゃ——新生児期はほとんど使いません。首がすわる3〜4か月頃から必要になります。
おむつ——生まれた体重によって最初のサイズが変わります。新生児用が合わない場合もあるため、1パックだけ用意して様子を見るのが無難です。
肌着——50〜60サイズが標準ですが、大きめで生まれれば最初から60、小さめなら50でも大きいことがあります。買いすぎず、様子を見てから買い足すほうが無駄になりません。
哺乳瓶——赤ちゃんによって乳首の好みが分かれます。1本試して、飲まなければ別のものを試すことになります。最初から何本も揃えると、合わなかったときに無駄になります。
スキンケア——肌に合うかは使ってみないと分かりません。小さいサイズから試すのが確実です。
⑤ 買う時期を間違えやすいもの
季節外れの衣類——「安いから」と先のサイズを買っておくと、その季節に合わないことがあります。80サイズを冬に買っても、着る頃には夏かもしれません。成長速度も予測できないため、先取りは慎重に。
大量のおむつ——サイズアウトすると使えません。まとめ買いは、そのサイズを使い切れる見込みが立ってからにしてください。
チャイルドシート——車で退院するなら、入院前に取り付けまで済ませておく必要があります。生まれてから買うのでは間に合いません。
入院バッグの中身——破水や陣痛は突然来ます。予定日より早いこともあるため、8か月頃には準備を終えておきたいところです。
肌着——退院時に着せるものが必要です。水通しの時間も考えると、遅くとも9か月には揃えておきたいものです。
判断に迷ったら、後から買っても間に合うかを考えてください。通販で翌日届くもの、近所のドラッグストアで買えるものは、慌てて用意する必要がありません。
逆に、取り寄せに時間がかかるもの、実物を見て選びたいものは早めに。この基準で分けると整理しやすくなります。
⑥ 生後0〜3か月|必要に応じて買い足す
実際に育児が始まると、必要なものが見えてきます。授乳の方法(母乳・混合・ミルク)、赤ちゃんの体格、寝る場所、外出の頻度。これらが決まって初めて、必要なものが確定します。
たとえば完全母乳なら哺乳瓶はほとんど使いませんし、ミルク中心なら本数が必要です。事前に予測できないため、生まれてから調整することになります。
搾乳器——母乳が出すぎる、乳腺炎になりそう、預けるときに必要——といった事情が出てから。
おしゃぶり——使うかどうかは赤ちゃん次第です。受け付けない子もいます。
ベビーカー——1か月健診が終わり、外出が増えてから。
鼻水吸引器——風邪をひいてから慌てるより、この時期に用意しておくと安心です。鼻吸い器については鼻吸い器の選び方で扱っています。
この時期は「あれば楽になるかも」と思うものが次々出てきます。ただし使う期間が短いものも多く、結果的に使わなかったという例も少なくありません。
本当に困っているか、一時的な状況か。少し考えてから買うほうが、後で後悔しにくいでしょう。
⑦ 生後4〜6か月|動き始めに備える
☑ 離乳食の準備が始まります
☑ 寝返りで安全対策が必要に
☑ おもちゃも必要になる時期です
首がすわり、寝返りが始まると、必要なものが変わります。離乳食は5〜6か月頃から始めることが多く、食器やスプーン、椅子が要るようになります。
離乳食用品は、始める直前に買えば十分です。始まってみないと、どの程度食べるか、どんな食器が使いやすいかも分かりません。最初はスプーンと小さな器があれば足ります。
ハイチェアやローチェアは、離乳食が始まってからでよいでしょう。腰がすわっていないと座れないため、早く買っても使えません。
座らせてみて安定するかを確認してから買うほうが、失敗が減ります。ベビーチェアについては離乳食の椅子おすすめで扱っています。
寝返りができるようになると、目を離した隙に移動します。ソファやベッドからの転落、寝具に顔が埋まる危険。この時期から、寝かせる場所を見直す必要があります。
ハイハイが始まる前に、床の安全確認もしておきたいところです。落ちているもの、コンセント、家具の角。這い始めてから慌てるより、少し早めに整えておくと安心です。
⑧ 生後7〜12か月|行動範囲が広がる
ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き。この時期は行動範囲が一気に広がります。ベビーゲート、コーナーガード、コンセントカバー、引き出しロック——必要なものが増える時期です。
ただし家によって危険な場所は違います。まず子どもの動きを見て、どこに行くか、何を触るかを確認してから対策するほうが的確でしょう。
ベビーゲート——キッチンや階段など、入られたくない場所ができてから。ベビーサークルおすすめ10選でも扱っています。
マグ——ストロー飲みやコップ飲みの練習が始まる時期です。
歯ブラシ——歯が生えてきたら。生える前から慣らすという考え方もあります。
靴——歩き始めてから。歩く前に買っても使えません。
1歳前後は、おもちゃや絵本を贈られる機会も増えます。祖父母から何が欲しいか聞かれることもあるでしょう。買い足したいものを整理しておくと、重複を避けられます。
1歳の誕生日プレゼントについては1歳の誕生日プレゼントで扱っています。
⑨ 時期をずらして買うという考え方
出産準備というと、生まれる前にすべて揃えるイメージがあります。しかし実際には、必要になってから買っても間に合うものが多くあります。
一度に買うと出費も集中しますし、置き場所も必要です。段階的に買えば、負担が分散されます。生まれてから「やっぱりこっちがよかった」と気づくこともあり、その場合も買い直しが減ります。
出産祝いで何をもらうか分からない段階で全部買うと、重複することがあります。親しい間柄なら、何が欲しいか聞かれることも多いもの。
きょうだいや友人からお下がりをもらえる予定があるなら、それを確認してから買うほうが無駄になりません。
使用期間が短いものは、レンタルという方法もあります。ベビーベッド、ベビーバス、新生児用のチャイルドシートなど。買うと置き場所と処分に困るものは、借りるほうが合理的なこともあります。
⑩ 時期別・優先度の考え方
優先順位をつけるなら、なければ生活が成り立たないものが最優先です。肌着、おむつ、授乳用品、寝る場所、車があればチャイルドシート。これらは代替が効きません。
次があると楽になるもの。抱っこ紐、ベビーカー、バウンサーなど。なくても何とかなりますが、あれば負担が減ります。
最後がなくてもいいもの。おもちゃ、記念品、便利グッズ。必要になってから買えば十分です。
買えるかどうかは、置き場所があるかどうかでも決まります。ベビーベッドを置けない部屋なら、別の方法を考えることになります。
先に置き場所を確保してから買うほうが、届いてから困りません。とくに大型用品は、搬入経路も確認しておいてください。
準備が完璧でなくても、育児は始められます。足りないものは後から買えますし、通販なら翌日届くこともあります。
「あれもこれも揃えなければ」と焦ると、必要以上に買ってしまいます。生まれてから調整するくらいの気持ちで構いません。
⑪ 季節で変わる準備
暑さ対策が中心になります。エアコンは必須で、保冷剤、汗取りパッド、日よけといったものが要ります。肌着は薄手で枚数を多めに——汗をかいて着替える回数が増えるためです。
逆に防寒具はほとんど不要。おくるみも薄手のガーゼで足ります。冬物は生後半年頃に必要になるので、その時期のサイズで買えば無駄になりません。
防寒と乾燥対策が必要です。加湿器、暖房、厚手の肌着やアウター。ただし着せすぎには注意が必要で、大人より1枚少なめが目安とされます。
外出の機会が減るため、ベビーカーの購入を急がなくてよい面もあります。春になって外に出る頃に、実物を見て決めるという選択もできます。冬の準備は冬の赤ちゃんの乾燥・保湿ケアでも扱っています。
気温が安定しているぶん、準備は楽な部類です。ただし数か月後には季節が変わるため、先を見越した買い足しが必要になります。春生まれなら夏物、秋生まれなら冬物を、その季節が来る前に用意します。
この時期に生まれると、生後3〜4か月で真夏や真冬を迎えます。その頃のサイズを見積もって買うことになるため、大きめを選んでおくほうが無難でしょう。
子ども服で失敗しやすいのが、サイズと季節のずれです。「安いから」と先のサイズを買っても、着る頃には季節が合わないことがあります。
目安として、70サイズは6か月〜1歳頃、80サイズは1歳〜2歳頃。生まれ月から逆算して、どの季節にどのサイズを着るかを考えてから買うと無駄が減ります。
⑫ 里帰りする場合のタイミング
里帰り出産では、準備した用品をどちらに置くかという問題があります。実家に持っていくもの、自宅に置いておくもの、両方に必要なもの——を分ける必要があります。
大型用品は移動が大変です。ベビーベッドを実家用に借りる、チャイルドシートは車ごと移動するといった調整が要ります。里帰り前に決めておくと慌てません。
里帰りの時期は、妊娠後期が一般的です。8〜9か月頃に移動する場合、それまでに必要なものを揃えて持っていくことになります。
逆に、実家で買い足すという方法もあります。近くに店があるなら、生まれてから必要になったものをその場で買えます。実家の環境によって、持っていく量は変わるでしょう。
里帰りから戻る時期にも準備が必要です。1〜2か月後に自宅で生活を始めるとき、必要なものが揃っているか。実家で使っていたものを持ち帰るか、自宅用に買い足すか。
戻る前に自宅の状況を確認しておくと、帰ってから慌てずに済みます。里帰り出産については里帰り出産ガイドで扱っています。
買う時期を決めるときに気をつけたいこと
妊娠中の買い物は、体調に左右されます。予定どおりに進まなくても問題ありません。通販を使う、家族に頼む、生まれてから買う——方法はいくつもあります。
無理をして体調を崩すほうが、準備が遅れることより問題です。
チャイルドシート、寝具、ベビーゲート。安全に関わるものは、時期を遅らせても品質を落とさないでください。中古やお下がりを使う場合も、劣化やリコールを確認する必要があります。
とくにチャイルドシートは法律で義務づけられており、退院時から必要になります。
合わなかった場合に備えて、返品や交換の条件を確認しておくと安心です。とくに衣類や哺乳瓶は、開封後は返品できないことが多いもの。まとめ買いする前に、1つ試すという順序が安全です。
よくある質問
- いつから準備を始めればいいですか?
- 妊娠中期(5〜7か月)が本格的な買い物の時期です。初期は体調が不安定なため無理に動かず、情報収集にとどめるのが無難。後期はお腹が大きくなって動きにくくなります。
- 最低限、いつまでに揃えるべきですか?
- 8か月までに最低限のものをという意識でいると安心です。予定日より早く生まれることもあります。とくに入院バッグ、退院時の服、チャイルドシート(車の場合)は必須です。
- 生まれてからでも間に合うものは?
- ベビーカー、ベビーバス、おもちゃ、離乳食用品などです。ベビーカーは1か月健診後から使うことが多く、おもちゃは3〜4か月頃から必要になります。
- おむつや肌着はどのくらい買えばいいですか?
- まず少量で様子を見てください。生まれた体重によってサイズが変わるためです。おむつは1パック、肌着は数枚から始めて、合うことを確認してから買い足すのが無駄になりません。
- 大型用品はいつ買いますか?
- 妊娠中期がおすすめです。実物を見て選びたいものが多く、店舗を歩き回る体力も必要。お腹が大きくなる前のほうが試着や比較がしやすくなります。
- 水通しはいつしますか?
- 妊娠後期の天気のよい日に。産後は洗濯物が増えるうえ体も回復途中のため、生まれる前に済ませておくと楽です。
- 買いすぎを防ぐには?
- 「なければ困るもの」から揃えてください。肌着、おむつ、授乳用品、寝る場所が最優先。「あると楽になるもの」「なくてもいいもの」は後回しでよく、必要になってから買えば十分です。
- 準備が間に合わなそうです。
- 足りないものは後から買えます。通販なら翌日届くこともありますし、近所のドラッグストアで買えるものも多くあります。体調を優先してください。焦って買いすぎるほうが問題になることもあります。
まとめ|時期をずらして、必要になってから
ベビー用品は、生まれる前にすべて揃える必要はありません。妊娠中期に大型用品を検討し、後期に入院準備と最低限のものを揃える。あとは生まれてから、必要に応じて買い足していく——という流れが現実的です。
とくにサイズが分からないもの(おむつ・肌着)、合うか分からないもの(哺乳瓶・スキンケア)は、少量から試すほうが無駄になりません。一方でチャイルドシートや入院バッグのように、遅れると困るものもあります。
準備が完璧でなくても育児は始められます。体調を優先し、無理のない範囲で進めてください。
まとめたのはBabyBest編集部です。2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。時期の目安は一般的なものです。妊娠の経過や体調には個人差があるため、無理のない範囲で進めてください。運営の考え方は運営者情報に記しています。
※内容は調査時点のものです。時期の目安は一般的なものであり、妊娠の経過・体調・住環境によって適切な時期は変わります。体調に不安がある場合は主治医にご相談ください。
