生後10〜12か月は、つかまり立ちから伝い歩き、そして最初の一歩へと、立つ・歩くへの大きな成長が見られる時期。離乳食は3回食へ進み、「マンマ」などの言葉が出始める子も。1歳の誕生日という大きな節目も近づきます。この記事では、生後10〜12か月の赤ちゃんの発達の目安と、過ごし方・お世話のポイントをまとめて解説します。発達には個人差が大きいので、わが子のペースを見守り、気になることは健診やかかりつけ医に相談しましょう。
生後10〜12か月の発達の目安(伝い歩き・あんよ・指さし・発語)/離乳食3回食と手づかみ食べ/過ごし方と遊び/卒乳・断乳の考え方/1歳に向けて/気をつけたいこと。
生後10〜12か月の発達の目安
| 時期 | 発達の目安(一例) |
|---|---|
| 生後10か月ごろ | つかまり立ち・伝い歩き。指で物をつまむ。バイバイ・パチパチのまね |
| 生後11か月ごろ | 伝い歩きが上手に。一人立ちを始める子も。指さし。意味のある言葉が出始める子も |
| 生後12か月ごろ | 一人歩き(あんよ)を始める子も。「マンマ」など意味のある言葉。大人のまねをする |
※発達には大きな個人差があります。歩き始めの時期は とくに幅が広く、1歳を過ぎてから歩く子も多くいます。目安どおりでなくても心配しすぎず、気になるときは健診やかかりつけ医に相談してください。
この時期は、つかまり立ち・伝い歩きから、一人立ち・最初の一歩(あんよ)へと、立つ・歩くへの発達が大きく進みます。ただし歩き始めの時期は個人差がとても大きく、1歳を過ぎてから歩く子も多いので焦らないこと。指さしやバイバイ、「マンマ」などの言葉、大人のまねなど、こころと言葉の発達も見られます。1歳の誕生日は大きな節目です(1歳の誕生日の祝い方)。
離乳食は3回食・手づかみ食べ
離乳食の進み方(後期)
| 回数 | 1日3回食へ。大人の食事リズムに近づく |
|---|---|
| かたさ | 歯ぐきでつぶせる、バナナくらいのかたさが目安 |
| 手づかみ食べ | 自分で食べたい意欲を大切に。スティック状の野菜やおやきなど |
| 栄養 | 食事から栄養をとる割合が増える。母乳・ミルクは様子を見ながら |
離乳食は生後9〜11か月ごろから1日3回食へ進み、大人の食事リズムに近づきます。歯ぐきでつぶせるバナナくらいのかたさが目安。手づかみ食べを始める子も多く、自分で食べたい意欲は大切にしたい発達。汚れても大丈夫なように準備して、見守りましょう。進め方は離乳食の進め方ガイド、食事用エプロンはお食事エプロンの選び方もあわせてどうぞ。食べムラや遊び食べも出てきますが、この時期はよくあることです。
過ごし方・遊び
- 体を使う遊び:伝い歩き・あんよのサポート、押し車、ボール遊び
- 手指・知育の遊び:型はめ、積み木、ボックスの出し入れ、絵本
- まね・やりとり遊び:バイバイ、パチパチ、いないいないばあ、言葉かけ
- 言葉を育てる:たくさん話しかけ、指さしに応える
歩く準備が進むので、伝い歩きやあんよを促す遊びや、手指を使う型はめ・積み木が向きます(7〜12か月のおもちゃ、1〜2歳のおもちゃ)。言葉が出始める時期なので、たくさん話しかけ、指さしや喃語に応えてあげると、言葉とこころの発達につながります。絵本の読み聞かせもおすすめです(赤ちゃんの絵本)。
卒乳・断乳の考え方
1歳が近づくと、卒乳・断乳を考え始める家庭もあります。ただし、いつ卒乳・断乳するかに決まりはなく、赤ちゃんと母親のペースで進めてよいもの。離乳食が3回食で進み、食事から栄養がとれるようになってきたら一つの目安ですが、急ぐ必要はありません。自然に卒乳する子もいれば、計画的に進める家庭も。母乳・ミルクは赤ちゃんの心の安定にもつながるので、無理のないタイミングで。迷うときは健診や助産師に相談しましょう。
気をつけたいこと・相談の目安
・転倒・転落・誤飲は引き続き注意:歩き始めは転びやすい。家具の角・段差・階段・浴室に対策。誤飲(ボタン電池・磁石・たばこ・薬・小さな物)への注意は継続
・誤嚥(食べ物)に注意:手づかみ食べでは、丸飲み・のどに詰まりやすい食材(ナッツ・ぶどう・ミニトマトなどそのまま、もちなど)に注意。食事中は座らせ、目を離さない
・歩き始めの時期は個人差大:1歳過ぎに歩く子も多い。焦らず、気になれば健診で相談
・1歳健診・予防接種:1歳前後の健診や予防接種を、スケジュールに沿って
・発語の個人差:言葉が出る時期も個人差が大きい。心配なら相談を
歩き始めや手づかみ食べで、転倒・誤飲・誤嚥のリスクが続きます。安全な環境を保ち、気になる発達・体調は健診やかかりつけ医に相談してください。
歩き始めは転びやすく、手づかみ食べでは食べ物の誤嚥(のどに詰まる)にも注意が必要。ナッツやぶどう、ミニトマトなどはそのまま与えず、小さく切るなど工夫を。引き続き、誤飲・転落の安全対策も継続しましょう。発熱時の対応は赤ちゃんの発熱の対処も参考に。
まとめ:歩く・話すへの大きな一歩。1歳に向けて見守る
生後10〜12か月は、つかまり立ちから伝い歩き、最初のあんよへと、立つ・歩くが大きく進む時期。離乳食は3回食・手づかみ食べへ、言葉も出始め、1歳の誕生日が近づきます。歩き始めや発語の時期は個人差がとても大きいので、焦らずわが子のペースを見守りましょう。
たくさん体を動かし、話しかけ、やりとり遊びで発達を促して。卒乳・断乳は赤ちゃんと母親のペースで、急がなくて大丈夫です。歩き始めの転倒、手づかみ食べの誤嚥、誤飲・転落には引き続き注意を。1歳健診や予防接種も忘れずに。大きく成長したこの1年を振り返りながら、1歳の節目を迎えてください。
- Q. 生後10〜12か月で何ができるようになりますか?
- A. つかまり立ち・伝い歩きから、一人立ち・最初のあんよへと進みます。指さしやバイバイ、「マンマ」などの言葉が出始める子も。ただし歩き始めの時期は個人差がとても大きく、1歳を過ぎてから歩く子も多いので焦る必要はありません。
- Q. 離乳食はどう進めますか?
- A. 生後9〜11か月ごろから1日3回食へ進み、大人の食事リズムに近づきます。歯ぐきでつぶせるバナナくらいのかたさが目安。手づかみ食べを始める子も多く、自分で食べたい意欲を大切に見守りましょう。食べムラや遊び食べもよくあることです。
- Q. 卒乳・断乳はいつすればいい?
- A. いつ卒乳・断乳するかに決まりはなく、赤ちゃんと母親のペースで進めてよいものです。離乳食が3回食で進み食事から栄養がとれるようになったら一つの目安ですが、急ぐ必要はありません。自然に卒乳する子も計画的に進める家庭も。迷うときは健診や助産師に相談を。
- Q. まだ歩きません。大丈夫でしょうか?
- A. 歩き始めの時期は個人差がとても大きく、1歳を過ぎて歩く子も多くいます。1歳前後で歩いていなくても、つかまり立ちや伝い歩きができていれば過度に心配する必要はないことが多いです。気になるときは乳児健診やかかりつけ医に相談すると安心です。
- Q. 手づかみ食べで気をつけることは?
- A. 丸飲みやのどに詰まりやすい食材に注意が必要です。ナッツ、ぶどう、ミニトマトなどはそのまま与えず小さく切り、もちなど詰まりやすいものは避けましょう。食事中は必ず座らせ、目を離さないこと。歩き始めの転倒や、誤飲・転落の安全対策も引き続き行ってください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療的なアドバイスや診断に代わるものではありません。発達には大きな個人差があり、月齢の目安はあくまで参考です。歩行や発語の時期、離乳食、卒乳・断乳、発達・体調で気になることがあるときは、健診やかかりつけ医、自治体の相談窓口にご相談ください。当サイトは本記事の情報にもとづく判断・行動の結果について責任を負うものではありません。
