生後7〜9か月は、おすわりが安定し、ずりばいやハイハイを始め、行動範囲がぐんと広がる時期。離乳食も2回食へ進み、人見知りや後追いが見られることも。動きが活発になるぶん、安全対策がいっそう大切になります。この記事では、生後7〜9か月の赤ちゃんの発達の目安と、過ごし方・お世話のポイントをまとめて解説します。発達には個人差が大きいので、わが子のペースを見守り、気になることは健診やかかりつけ医に相談しましょう。
生後7〜9か月の発達の目安(おすわり・ずりばい・ハイハイ・つかまり立ち)/離乳食2回食への進め方/人見知り・後追いへの対応/過ごし方と遊び/安全対策の重要性/気をつけたいこと。
生後7〜9か月の発達の目安
| 時期 | 発達の目安(一例) |
|---|---|
| 生後7か月ごろ | おすわりが安定してくる。寝返りで移動。ずりばいを始める子も。人見知り |
| 生後8か月ごろ | ハイハイを始める子も。物を持ちかえる。後追いが始まることも |
| 生後9か月ごろ | つかまり立ちを始める子も。指で小さな物をつまむ。喃語が活発に |
※発達には大きな個人差があります。ハイハイをせずにつかまり立ちへ進む子もいます。目安どおりでなくても心配しすぎず、気になるときは健診やかかりつけ医に相談してください。
この時期は、おすわりが安定し、ずりばい・ハイハイで移動し、つかまり立ちを始める子も出てくるなど、運動発達が大きく進みます。指先も器用になり、小さな物をつまめるように。人見知りや後追いが始まる子も多く、これは「身近な人とそれ以外を区別できるようになった」発達の証でもあります。ハイハイをせずにつかまり立ちに進む子もいるなど、進み方は本当にさまざまです。
離乳食は2回食へ
離乳食の進み方(中期)
| 回数 | 1日2回食へ。生活リズムの中に食事の時間を組み込む |
|---|---|
| かたさ | 舌でつぶせるくらいの、絹ごし豆腐〜のかたさが目安。粒も少しずつ |
| 食べられるもの | 食べられる食材が増える。たんぱく質もバランスよく(月齢に合うものを) |
離乳食は、生後7〜8か月ごろから1日2回食へ進むのが目安。舌でつぶせるくらいのかたさにし、食べられる食材も増えていきます。手づかみ食べに興味を示す子も出てきます。進め方やかたさの目安は離乳食の進め方ガイド、食材は離乳食の食材ガイドもあわせてどうぞ。食べる量や進み方には個人差があるので、無理強いせず、赤ちゃんのペースで進めましょう。
人見知り・後追いへの対応
この時期によく見られるのが人見知りと後追い。親の姿が見えないと泣いたり、知らない人を見ると不安がったりします。これは、身近な人を認識し、愛着が育っている発達の証。困ることもありますが、成長の一過程と受け止めて、できるだけ安心させてあげましょう。後追いで家事が進まないときは、おんぶをしたり、見える場所で遊ばせたりする工夫も。「ちゃんと戻ってくる」経験を重ねることで、少しずつ落ち着いていきます。
過ごし方・遊び・安全対策
- 動きを促す遊び:ハイハイを促す、つかまり立ちのサポート、転がるおもちゃ
- 手指を使う遊び:積み木、つまむ・たたく・落とすおもちゃ
- やりとり遊び:いないいないばあ、まねっこ、声かけ
- 安全対策が最重要:行動範囲が広がるので、家中の安全チェックを
動きが活発になるので、家庭の安全対策がいっそう重要に。ハイハイやつかまり立ちで、これまで届かなかった場所に手が届くようになります。誤飲しそうな小さな物、コンセント、角のとがった家具、階段、引き出しなどに対策を。おもちゃは積み木やつまむもの、音の出るものが向きます(7〜12か月のおもちゃ)。たくさん体を動かし、やりとり遊びで言葉やこころの発達も促しましょう。
気をつけたいこと・相談の目安
・誤飲・窒息に最大の注意:行動範囲が広がり、何でも口に入れる。床の小さな物、たばこ、ボタン電池、薬、硬貨などを徹底的に手の届かない所へ。ボタン電池・磁石の誤飲は特に危険
・転落・転倒:つかまり立ちで転ぶ、段差・階段からの転落。ベビーゲートや安全対策を
・家具・家電:引き出し・コンセント・とがった角・倒れる家具に対策
・後追い・人見知り:発達の証。困っても叱らず、安心させて
・発達の個人差:ハイハイの有無や時期は個人差大。目安どおりでなくても焦らず健診で相談
動きが活発になる時期は、事故が起きやすくなります。赤ちゃんの目線で家の中を点検し、危険を取り除きましょう。気になる症状や発達の心配は、健診やかかりつけ医に相談を。
とくにボタン電池や磁石、たばこ、薬の誤飲は命に関わるので、徹底的に手の届かない所へ。つかまり立ちでの転倒・転落も増えるので、ベビーゲートなどの安全対策を検討しましょう。誤飲時や発熱時の対応は赤ちゃんの発熱の対処も参考に、いざというときの連絡先を確認しておくと安心です。
まとめ:行動範囲が広がる時期。安全対策を万全に
生後7〜9か月は、おすわりが安定し、ずりばい・ハイハイ・つかまり立ちで行動範囲が広がる活発な時期。離乳食は2回食へ進み、人見知りや後追いも見られます。発達の進み方は個人差が大きいので、わが子のペースを見守りましょう。
この時期いちばん大切なのが安全対策。誤飲(とくにボタン電池・磁石・たばこ・薬)、転落、家具・コンセントの危険に、家中を点検して備えましょう。人見知り・後追いは愛着が育った証なので、安心させてあげて。たくさん遊んで体と心の発達を促しながら、安全な環境で成長を見守ってください。次は10〜12か月の発達ガイドへ続きます。
- Q. 生後7〜9か月で何ができるようになりますか?
- A. おすわりが安定し、ずりばいやハイハイで移動し、つかまり立ちを始める子も出てきます。指で小さな物をつまめるようになり、喃語も活発に。人見知りや後追いが始まることも多いです。ハイハイをせずつかまり立ちへ進む子もいるなど、進み方は個人差が大きいです。
- Q. 離乳食はどう進めますか?
- A. 生後7〜8か月ごろから1日2回食へ進むのが目安です。舌でつぶせる絹ごし豆腐くらいのかたさにし、食べられる食材も増やしていきます。手づかみ食べに興味を示す子も。食べる量や進み方は個人差があるので、無理強いせず赤ちゃんのペースで進めましょう。
- Q. 人見知り・後追いがひどいです。
- A. 人見知りと後追いは、身近な人を認識し愛着が育っている発達の証です。成長の一過程と受け止め、できるだけ安心させてあげましょう。後追いで家事が進まないときは、おんぶや見える場所で遊ばせる工夫を。「戻ってくる」経験を重ねると少しずつ落ち着きます。
- Q. この時期いちばん気をつけることは?
- A. 安全対策です。行動範囲が広がり何でも口に入れるので、誤飲(とくにボタン電池・磁石・たばこ・薬・硬貨)に最大の注意を。つかまり立ちでの転倒・転落、コンセントやとがった家具にも対策を。赤ちゃんの目線で家の中を点検し、危険を取り除きましょう。
- Q. ハイハイをしないのですが大丈夫?
- A. ハイハイをせずに、おすわりからつかまり立ち・伝い歩きへ進む子もいます。発達の進み方には個人差が大きいので、ハイハイをしないこと自体は必ずしも問題ではありません。気になるときは乳児健診やかかりつけ医に相談すると安心です。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療的なアドバイスや診断に代わるものではありません。発達には大きな個人差があり、月齢の目安はあくまで参考です。発達・体調や離乳食で気になることがあるときは、健診やかかりつけ医、自治体の相談窓口にご相談ください。当サイトは本記事の情報にもとづく判断・行動の結果について責任を負うものではありません。
