※広告収益を得ているページです。内容は編集部が公開情報と実際の宿泊経験をもとに整理しました。設備やサービスは宿ごとに異なりますので、申し込みの前に各施設の案内をご確認ください。
子連れの宿選びで失敗するのは、たいてい調べる項目を間違えているときです。
口コミの星の数より、確認すべきことが他にあります。
宿選びで最初に決めるのは床に子どもを降ろせるかです。
土足の部屋では、赤ちゃんを抱えたまま過ごすことになります。畳か土足禁止の客室があるかどうかで、滞在の質が変わります。
次が食事の形式。コース料理は幼児には長すぎるので、バイキングか部屋食が現実的です。
そして同じ宿でも棟や部屋タイプで条件が違うという点。エアコンの有無すら分かれることがあります。
プールがある宿は強いのですが、営業期間とおむつの子が入れるかを必ず確認してください。
最後にチェックアウト時刻。11時か12時なら、朝の支度に余裕が生まれます。
BabyBest編集部は、2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。
子連れ向けの宿を調べ続けるなかで、繰り返し出てくる判断がありました。それをここに整理しています。
予約前に見る7つの項目
最優先です。乳幼児連れなら、ここで宿の候補が絞られます。
確認するのは次のどれかがあるかどうか。
- 和室——布団を敷ける。転落の心配がない
- 和洋室——ベッドと畳スペースの両方
- 土足禁止の洋室——靴を脱いで入る設計
実際に全室土足禁止を打ち出す宿や、ベッドはハリウッドタイプ+2段ベッド。土足禁止で安心設計ですと説明する客室もあります。
床が使えないと、ハイハイ期の子はずっと抱えたままになります。荷物を広げる場所にも困るでしょう。
洋室を選ぶ場合、次に見るのはベッドの並べ方です。
ハリウッドタイプという表記があれば、ベッド同士をくっつけた配置です。隙間に落ちる心配がありません。
ローベッドや低床ベッドなら、落ちても高さが小さくて済みます。
逆にサイドテーブルで分かれたツインは、隙間ができるので注意が必要です。
ベッドガードの貸出があるかも、あわせて確認しておきましょう。
子連れの旅行で、最も評価が割れるのが食事です。
形式ごとの向き不向きを整理します。
- バイキング——着席してすぐ食べさせられる。最も現実的
- 部屋食——周囲を気にせず済む。ただし配膳の時間に縛られる
- 個室の会席——落ち着けるが時間がかかる
- 会場の会席——幼児には厳しい
時間の制約にも注意してください。食事のお時間は90分間のご案内という宿もあれば、最終入店19:30という設定もあります。
また大型の宿では夕食は交代制のことがあり、遅い回になると就寝時刻に響きます。早い回を希望できるかを聞いておきましょう。
意外に見落とすのが料金体系です。
多くの宿は0〜2歳は添い寝無料ですが、そうでない例もあります。
実際に0〜2才は幼児施設使用料として3,300円(寝具利用の場合は+3,300円)が現地にて掛かりますという宿や、1才〜2才のお子様につきましては、2,200円現地にてお支払いという設定もありました。
逆に0〜3歳の添い寝幼児は1,100円と抑えめの宿もあります。
現地払いだと予約時の表示に含まれないので、総額の計算には注意してください。
借りられるものが多いほど、荷物が減ります。
充実した宿では、次のような品目を用意しています。
- ベビーベッド、ベッドガード
- バスチェア、ベビーバス
- おむつ用のゴミ箱
- 補助便座、踏み台
- ボトルウォーマー、湯沸かしポット
- おねしょパッド
ただし数に限りがあります。備考欄へご記入くださいという条件がついていることが多いもの。予約と同時に依頼してください。
またベビーベッドは有料という宿もあります。
プールがある宿は子連れに強いのですが、確認事項が2つあります。
ひとつは営業期間。夏季営業のみという宿や、燃料費を理由にGW期間・夏休み期間に限定した例もあります。
年4回ほど定期メンテナンスで数日休止する宿もあるので、日程が重ならないか見ておきましょう。
もうひとつがおむつが取れていない子の可否。プール用のオムツを着用すれば入れる宿もあれば、限られた1か所しか使えない施設もあります。
水深も重要です。深さ30cm・60cmとキッズプールを分けている宿なら、低年齢でも遊べます。
地味ですが効きます。
子連れの朝は、着替えと荷造りだけで時間が消えます。10時と12時では、慌ただしさがまるで違います。
さらにチェックイン前・チェックアウト後も施設を使える宿があります。プールや大浴場が対象なら、実質的な滞在時間が伸びます。
午前中に着く場合は荷物を預けられるかも確認しておくと、身軽に動けます。
年齢で変わる優先順位
この時期は遊ぶより過ごすことが中心です。
- 床に降ろせるか——最優先
- 客室に浴槽があるか——大浴場に入れない前提で
- 離乳食の提供、持ち込み、温めの可否
- 貸出品の内容
- 移動距離——食事会場や浴場まで
プールや遊具は使えないので、その分の料金を払う意味があるかを考えてもよいでしょう。
移動そのものが負担になる年齢なので、近場を選ぶのも有効な判断です。
体力がつき、部屋にいるだけでは持たない年齢です。
この時期からプールやキッズスペースのある宿が効いてきます。
食事も自分で食べるようになるので、子ども向けメニューがあると助かります。唐揚げ・うどん・ラーメン・ポテトあたりがあれば、まず困りません。
おむつが取れれば、温泉やプールの制限も外れます。
選択肢が一気に広がります。
遊園地、スキー、体験工房など、目的を持った旅行が成立します。
身長制限のある遊具も乗れるようになるので、何cmから乗れるかを調べておくと当日がスムーズです。
詳しくは遊園地は何cmから楽しめる?で扱っています。
同じ宿でも条件が違う
大型の宿でよくある落とし穴です。
複数の棟がある施設では、棟ごとに設備も年代も違います。
極端な例では、ある宿の一方の棟について運営側がオープン当初よりクーラーを設置しておりませんので、夏は各部屋扇風機でお過ごしいただいて参りましたと説明し、次回は是非(別棟)ご滞在をご検討いただければと案内しているケースもありました。
9つの館があるので、どこに泊まるか非常に悩みますという声が出る宿もあります。
予約時はプラン名に棟の表記があるかを必ず見てください。
同じ棟でも、部屋タイプで条件が変わります。
とくに注意したいのが浴室の表記です。露天風呂付(内風呂なし)という客室があり、これは屋内に浴槽がないという意味になります。
冬に赤ちゃんを屋外で洗うのは現実的ではないので、バス付きかどうかを確認してください。
また階段が多いため、車椅子もご利用いただけませんとされる棟もあります。ベビーカーも同様に厳しいでしょう。
メゾネットも同じで、階段があるぶん歩き始めの子には注意が必要です。
環境への配慮から、アメニティを削減する宿が増えています。
ある宿では客室タイプごとに設置内容が分かれており、標準的な部屋は歯ブラシのみという例もありました。
宿泊者からアメニティはビジネスホテル程度なので持参した方がよいという指摘が出る宿も。
子ども用のアメニティは、基本的に期待しないほうが安全です。
持ち物を減らす考え方
子連れの荷物は、放っておくと際限なく増えます。
減らす方法は単純で、宿にあるものは持って行かないことです。
そのためには貸出品リストを先に見ておく必要があります。公式サイトの設備欄や、予約サイトのアメニティ一覧に載っていることが多いもの。
ベビーベッド、バスチェア、補助便座あたりは、あれば持参不要です。
車なら多少多くても問題ありませんが、電車だと話が変わります。
公共交通で向かうなら、抱っこ紐と軽量のベビーカーのどちらかに絞るのが現実的です。
宿によっては駅から送迎バスがありますが、要予約や1日数便という条件がついていることも。時刻の確認は必須です。
館内の移動や、ベビーカーが使いにくい場面で使えます。段差や砂利道のある宿では、抱っこ紐のほうが早く動けることも多いものです。
軽量タイプなら、電車移動でも扱いやすくなります。宿によってはベビーカーの貸出もあるので、日程と移動手段で判断してください。
0歳連れで荷物が増えるのが、ミルクの道具です。
宿に湯沸かしポットがあれば調乳できますが、深夜に沸かすのは手間がかかります。
液体ミルクを使えば、その工程が丸ごと消えます。旅行のときだけ使う、という運用も可能です。
液体ミルクなら、湯を沸かす・冷ますという工程が不要になります。移動中や到着直後など、落ち着いて調乳できない場面で効きます。
宿の客室は、消灯すると想像以上に暗くなります。
夜間の授乳やおむつ替えで部屋の照明をつけると、子どもが完全に目を覚ましてしまうことも。
小さな明かりがひとつあると、その問題を避けられます。
手をかざすと点く小型のライトです。夜間の授乳やおむつ替えで、部屋全体を明るくせずに済みます。持ち運べるサイズなら旅先でも使えます。
音の問題にどう備えるか
宿泊者の口コミで、意外に多いのが音の話です。
外の音が筒抜け、家族連れが多いのでけっこう賑やかだったという指摘や、隣の部屋の声が聞こえたり、古い冷蔵庫の音が気になり睡眠不足になってしまいましたという声もあります。
子連れにとって、これは両方向の問題です。
- 自分の子の泣き声が隣に届く
- 他の家族の音で子どもが起きる
前者については、子連れが多い宿を選ぶことで気兼ねが減ります。フロア丸ごとファミリー向けという宿もあり、そうした環境なら周囲もお互いさまです。
他の部屋の音で子どもが起きる問題は、宿を選んでも完全には防げません。
ホワイトノイズを流しておくと、突発的な物音が目立ちにくくなります。
普段から家で使っているなら、同じ音が旅先でも流れることになり、環境が変わっても寝つきやすくなる面もあります。
超小型なので、旅行の荷物に入れても負担になりません。普段から使っていれば、旅先でも同じ音の環境を作れます。
宿の壁が薄い場合や、廊下の話し声が気になる場合の備えとして。
Amazonで見る予約時にエレベーターから離れた部屋や角部屋を希望できる宿もあります。
確約はされませんが、備考欄に書いておくだけなら手間はかかりません。
逆に大浴場に近い部屋を希望すれば、湯冷めのリスクを減らせます。優先したいほうを伝えてみてください。
乾燥と体調への備え
冬の宿泊で見落としやすいのが乾燥です。
空調が効いた客室は湿度が下がりやすく、子どもが咳き込んで目を覚ますことがあります。
加湿器の貸出がある宿もあり、実際に事前に加湿器などをリクエストしたら、部屋に全てご用意頂きましたという記録もありました。
まずは予約時に依頼できるかを確認してみてください。
濡れたタオルを干すだけでも、多少は変わります。
旅先で子どもが熱を出すことは、珍しくありません。
慣れない環境と移動の疲れが重なる状況では、いつもより起きやすいとも言えます。
薬は普段から使っているものを持参し、測る道具と水分だけは確保しておくと落ち着いて対応できます。
旅行前に滞在先の小児科と夜間の相談窓口を調べておくと、いざというときに慌てません。
額にかざして測るタイプです。眠っている子を起こさずに測れるので、夜間の確認に向いています。
旅先では体温計を借りられないことがあります。かさばらないので1本入れておくと安心です。
Amazonで見る発熱や下痢のときの水分補給に使えます。小分けなので持ち運びやすく、開封しなければ持ち帰りもできます。
普段は使わなくても、旅先で買える保証はありません。備えとして。
Amazonで見る予約時に伝えること
多くの宿は、予約時の備考欄で要望を受け付けています。書いておいて損はありません。
- 子どもの年齢と人数
- 貸出品の希望(ベビーベッド、バスチェアなど)
- 離乳食の要否
- アレルギー——別途連絡が必要な宿も
- 食事の時間——早い回の希望
- 部屋の位置——静かな場所、浴場に近い場所など
アレルギーについては念の為詳細を事前にご連絡下さいとする宿が多く、当日の申告では対応しきれないことがあります。
また貸出品は数に限りがあるのが普通なので、早く伝えるほど確保しやすくなります。
予約サイトの情報だけでは分からない項目もあります。
とくにおむつの子が大浴場に入れるか、プールの現在の営業状況あたりは、電話で聞くのが確実です。
設備の改修や休止は、サイトの更新が追いついていないこともあります。
日程が近い場合ほど、直接確認する価値があるでしょう。
よくある質問
- 宿選びで最初に見るべきなのは?
- 床に子どもを降ろせるかです。和室、和洋室、土足禁止の洋室のいずれかがあるかを確認してください。床が使えないとハイハイ期の子は抱えたままになり、荷物を広げる場所にも困ります。次に食事の形式、そして子どもの料金を見ていくとよいでしょう。
- 同じ宿なのに口コミが割れています。
- 棟や部屋タイプが違う可能性があります。複数の棟がある宿では、設備も年代も棟ごとに異なります。極端な例では、一方の棟にエアコンがないという施設もありました。プラン名に棟の表記があるかを確認し、どの棟の口コミかを意識して読んでください。
- 0〜2歳は無料ではないのですか?
- 宿によります。多くは添い寝無料ですが、0〜2才は幼児施設使用料として3,300円という宿や、1才〜2才のお子様につきましては、2,200円現地にてお支払いという設定もあります。逆に0〜3歳の添い寝幼児は1,100円と抑えめの宿も。現地払いだと予約時の表示に含まれないのでご注意を。
- プールがあれば安心ですか?
- 2点の確認が必要です。ひとつは営業期間で、夏季営業のみの宿や、年4回ほど定期メンテナンスで休止する施設もあります。もうひとつがおむつが取れていない子の可否。プール用のオムツを着用すれば入れる宿もあれば、1か所しか使えない施設もあります。
- 貸出品はどこで確認できますか?
- 公式サイトの設備欄や、予約サイトのアメニティ一覧に記載があることが多いものです。ベビーベッド、バスチェア、補助便座、ボトルウォーマーあたりが代表的。ただし数に限りがあります。備考欄へご記入くださいという条件つきが普通なので、予約と同時に依頼してください。
- 夜中に子どもが起きてしまいます。
- 宿の口コミには隣の部屋の声が聞こえたり、古い冷蔵庫の音が気になり睡眠不足になってしまいましたという指摘もあります。宿を選んでも完全には防げないので、ホワイトノイズを流すなどの対策が有効です。普段から使っていれば、旅先でも同じ音の環境を作れます。
- 自分の子の泣き声が気になります。
- 子連れが多い宿を選ぶと気兼ねが減ります。フロア丸ごとファミリー向けという設計の宿もあり、そうした環境なら周囲もお互いさまです。予約サイトの写真や説明で、子連れを歓迎しているかは読み取れます。
- 予約時に何を伝えればいいですか?
- 子どもの年齢と人数、貸出品の希望、離乳食の要否、アレルギー、食事の時間あたりです。アレルギーは念の為詳細を事前にご連絡下さいとする宿が多く、当日では対応しきれないことがあります。貸出品も数に限りがあるので、早く伝えるほど確保しやすくなります。
まとめ|設備を見れば失敗が減ります
子連れの宿選びは、星の数ではなく設備で決まります。
最優先は床に降ろせるか。和室、和洋室、土足禁止のいずれかを探してください。
次に食事の形式。バイキングか部屋食なら、幼児連れでも成立します。
子どもの料金は宿によって差が大きく、現地払いで加算される例もあります。
そして同じ宿でも棟や部屋タイプで条件が違うことを忘れずに。プラン名の表記を必ず確認しましょう。
プールがある宿は強い一方、営業期間とおむつの子の可否という条件がつきます。
最後にチェックアウト時刻。12時なら朝に余裕が生まれ、旅行全体の印象が変わります。
BabyBest編集部——2人の子どもを育てながら運営しています。宿を調べ続けるなかで見えてきた共通の判断軸を、ここに整理しました。個別の宿の条件は施設ごとに異なりますので、公式情報とあわせてご判断ください。方針は運営者情報に記しています。
※記載は作成時点の内容です。宿ごとの設備・料金体系・貸出品・営業状況は変わることがあります。ご予約の前に各施設の案内で最新をお確かめください。
