※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。本記事は、出版社などの公開情報と編集部の体験をもとに整理したものです。対象年齢には個人差があります。価格・仕様・版・翻訳者は変わることがあるため、購入前に各販売ページでご確認ください。
「世界の名作童話を読んであげたい」「うさぎとかめ、赤ずきん、人魚姫の絵本選びに迷う」「世界三大童話の違いを知りたい」——『うさぎとかめ』『赤ずきん』『人魚姫』……世界中で語り継がれてきた童話は、教訓や知恵、豊かな物語の世界が詰まった宝物。中でもイソップ・グリム・アンデルセンは「世界三大童話集」と呼ばれます。この記事では、世界の童話絵本を、三大童話集それぞれの名作と特徴とともに紹介します。世界の物語を、親子で味わってください。
BabyBest編集部は、2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。本記事は、公開情報と、編集部自身が世界の童話絵本を読み聞かせた経験をもとに整理しました。童話は再話者・版によって内容や印象が変わるため、購入時にご確認ください。対象年齢にも個人差があります。
世界の童話絵本は「教訓や知恵、豊かな物語を、世界三大童話集で味わえる」のが魅力。イソップ童話(古代ギリシャの寓話)は『うさぎとかめ』など動物の短い教訓話で、幼児にも分かりやすい。グリム童話(ドイツの民話集)は『赤ずきん』『ブレーメンの音楽隊』など冒険と魔法の物語。アンデルセン童話(デンマークの創作)は『人魚姫』『みにくいアヒルの子』など美しく切ない物語。童話は再話者や版で内容が変わり、残酷な場面を含む場合もあるので、年齢に合った版を確認して選びましょう。世界の物語を、親子で楽しんでください。
※残酷な場面を含む話も。年齢に合った版を選んで。
世界の童話絵本の選び方|三大童話集の違い
- イソップ=動物の教訓話、グリム=冒険、アンデルセン=創作
- 幼児はイソップ、物語好きはグリム・アンデルセン
- 再話者・版で内容が変わる。残酷な場面に注意
世界の童話絵本を選ぶときのポイントです。まず、三大童話集の違いを知ること。「イソップ童話」は、古代ギリシャのイソップ(アイソーポス)が語ったとされる寓話集。動物を擬人化した短いお話に教訓を込めたもので、『うさぎとかめ』『アリとキリギリス』『北風と太陽』などが有名です。一話が短く分かりやすいので、幼い子にはグリムやアンデルセンより理解しやすく、教訓がすっと頭に入ります。「グリム童話」は、ドイツのグリム兄弟が、各地の民話・伝承を集めた童話集。『赤ずきん』『白雪姫』『ヘンゼルとグレーテル』『ブレーメンの音楽隊』など、魔法や冒険の要素を持つ物語が多く、世界中で愛されています。「アンデルセン童話」は、デンマークのアンデルセンが、子どもの心を育むために初めから創作として書いた童話。『人魚姫』『マッチ売りの少女』『みにくいアヒルの子』など、美しく、甘く、切ない物語が特徴です(イソップ・グリムが民話の収集なのに対し、アンデルセンは創作という違いがあります)。次に、年齢に合わせること。幼児にはまずイソップの短い教訓話から、物語を楽しめる4〜5歳ごろからグリムの冒険物語、5歳〜は心に響くアンデルセンを、と段階的に。そして、再話者・版に注目すること。これらの童話も口承や創作のもとから多くの絵本版が出ており、再話者や画家で内容・印象が大きく変わります。特にグリム童話は、原文に残酷な場面が含まれることがあり、子ども向けに書き直された版もあります。年齢や好みに合った版を確認して選びましょう。世界の物語を、親子で楽しんでください。
イソップ童話|うさぎとかめなど動物の教訓話
- 古代ギリシャ生まれ、動物の短い教訓話
- 一話が短く、幼児にも分かりやすい
- 『うさぎとかめ』『アリとキリギリス』など
世界の童話の入り口にぴったりなのが、イソップ童話です。古代ギリシャのイソップ(アイソーポス)が語ったとされる寓話集で、動物や自然を擬人化した短いお話に、処世術や道徳の教訓を込めています。『うさぎとかめ』(油断したうさぎが、こつこつ進んだかめに負ける——油断大敵・努力の大切さ)、『アリとキリギリス』(働き者のアリと遊んでいたキリギリス——備えの大切さ)、『北風と太陽』(旅人の上着を脱がせる勝負——強引より優しさ)、『金の斧 銀の斧』『キツネとブドウ』など、誰もが知る名作ぞろい。一話が短く、教訓が分かりやすいので、グリムやアンデルセンより幼い子にも理解しやすいのが特徴です。動物が主役でメルヘンっぽく、子ども受けもよし。読んだあとに「うさぎさんはどうして負けちゃったのかな?」と話すと、自然と考える力や道徳心が育ちます。絵本選びは、25話・50話などを収めた読み聞かせ向けの童話集が便利。挿絵がかわいらしく、動物が生き生き描かれたものを選ぶと、小さな子も興味を示しやすいです。一話5分ほどで読めるので、寝る前の1話にもぴったり。まずはイソップの短いお話から、世界の童話に親しんでみてください。教訓が自然と心に残る、子どもの最初の童話に最適です。
- 成美堂出版よみきかせえほん イソップ童話 動物の短い教訓話を集めた古代ギリシャの寓話集。一話が短く幼児にも分かりやすく、教訓が自然と心に残ります。読み聞かせ向けの童話集が便利。
▶ こんな人に:世界の童話デビュー/教訓・道徳を伝えたい家庭・幼児
リンク
グリム童話|赤ずきん・ブレーメンの音楽隊の冒険
- ドイツの民話集、魔法と冒険の物語が多い
- 『赤ずきん』『ブレーメンの音楽隊』など
- 4〜5歳〜、物語を楽しめる時期に。版に注意
物語を楽しめる4〜5歳〜には、グリム童話を。ドイツのグリム兄弟(言語学者・文学者の兄ヤーコプと弟ヴィルヘルム)が、各地に伝わる民話・伝承を集めた童話集で、魔法や冒険の要素を持つ物語が多いのが特徴です。『赤ずきん』(おばあさんの家でオオカミに出会う)、『白雪姫』『シンデレラ』『ヘンゼルとグレーテル』(お菓子の家と魔女)、『ブレーメンの音楽隊』(ロバ・イヌ・ネコ・オンドリが力を合わせる勇気と友情の物語)、『おおかみと七ひきのこやぎ』『眠れる森の美女』など、誰もが知る名作ぞろい。世界で最も多くの言語に翻訳され、最も多くの挿絵が描かれた文学ともいわれます。これらは絵本版が非常に多く、画家によって雰囲気がまったく違うので、絵を見比べて選ぶ楽しみも。たとえば『ブレーメンの音楽隊』はハンス・フィッシャーの軽快な絵、『眠れる森の美女』はホフマンの繊細な絵(福音館書店、瀬田貞二訳)などが知られます。ただし、グリム童話は、もとの民話に残酷な場面(こらしめ・人食いなど)が含まれることがあり、子ども向けにやさしく書き直された版もあります。お子さんの年齢や感じ方に合わせて、版を確認して選びましょう。物語の起承転結や、登場人物の気持ちを楽しめるようになる時期に、グリムの豊かな物語世界を味わわせてあげてください。力を合わせる大切さや、知恵で困難を乗り越える姿から、子どもは多くを受け取ります。
- 世界文化社グリム童話集 赤ずきん・ラプンツェルなど (100年読み継がれる名作) ドイツの民話集。魔法と冒険の物語が多く、世界中で愛されます。画家で雰囲気が違うので絵を見比べて。残酷な場面を含む話もあり版の確認を。
▶ こんな人に:4〜5歳〜/冒険・魔法の物語が好きな子
リンク
アンデルセン童話|人魚姫など美しく切ない創作
- デンマークのアンデルセンによる創作童話
- 『人魚姫』『みにくいアヒルの子』など美しく切ない
- 5歳〜、心の機微を味わえる年齢に
心に響く物語を味わえる5歳〜には、アンデルセン童話を。デンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが、子どもの心を豊かに育むために、初めから創作童話として書いたお話です。イソップやグリムが民話の収集・編纂なのに対し、アンデルセンは自分で物語を創作したという点が大きな違い。『人魚姫』(人間の王子に恋した人魚の切ない物語)、『マッチ売りの少女』(寒い大晦日の夜の少女)、『みにくいアヒルの子』(仲間はずれにされたアヒルの子が美しい白鳥になる)、『おやゆびひめ』『はだかの王さま』(見栄を笑うユーモア)など、美しく、甘く、切ない物語が特徴です。情操教育に優れ、人の心の機微や、本当の美しさ・幸せとは何かを、感動的な物語を通して伝えてくれます。中には切ない結末の物語もあり、深いテーマを受け止められる5歳ごろからがおすすめ。『はだかの王さま』のように、ユーモアがあって小さな子も楽しめる作品もあります。アンデルセン自身の人生(貧しい生まれから作家になった)が投影された作品も多く、登場人物の気持ちに深く共感できます。絵本版は美しい絵のものが多いので、絵の世界も楽しんで。読んだあとに、登場人物の気持ちや「どう思った?」と話すと、共感力や豊かな心が育ちます。世界の童話の中でも、最も純粋で詩的といわれるアンデルセンの世界を、親子でじっくり味わってください。
- 世界文化社アンデルセン童話集 おやゆび姫・人魚姫など (100年読み継がれる名作) デンマークのアンデルセンによる創作童話。美しく切ない物語で情操教育に優れます。切ない結末の話もあり、心の機微を味わえる5歳〜に。
▶ こんな人に:5歳〜/美しく深い物語・心に響くお話が好きな家庭
リンク
我が家でも、世界の童話を読み聞かせました。まずはイソップの『うさぎとかめ』『アリとキリギリス』から。短くて分かりやすく、子どもも「うさぎさん油断したね」と教訓を理解していました。4歳ごろにはグリムの『ブレーメンの音楽隊』に夢中。アンデルセンの『みにくいアヒルの子』は、少し大きくなってから、登場人物の気持ちを話しながら読みました。同じお話でも版によって絵や文章が違うので、選ぶのも楽しかったです。
※あくまで我が家の一例です。好みや反応には個人差があります。
世界の童話は、同じお話でも再話者・画家・版によって、内容・言葉・結末・絵の雰囲気が大きく異なります。購入時に、再話者・絵・対象年齢をご確認ください。特にグリム童話は、もとの民話に残酷な場面(こらしめ・人食いなど)が含まれることがあり、子ども向けにやさしく書き直された版もあります。アンデルセン童話にも、切ない・悲しい結末の物語があります。お子さんの年齢や感じ方に合わせて、無理のない版を選んでください。怖がる場合は、明るい絵のものや、やさしい再話の版を選ぶと安心です。古い表現や、現代とは異なる価値観を含む場合もあります。
よくある質問
- 世界三大童話集の違いは?
- イソップ童話は古代ギリシャの動物の教訓話(うさぎとかめ等)、グリム童話はドイツの民話集で冒険・魔法の物語(赤ずきん等)、アンデルセン童話はデンマークの創作童話で美しく切ない物語(人魚姫等)です。イソップとグリムが民話の収集なのに対し、アンデルセンは自分で創作した点が大きな違いです。
- 何歳からどれを読めばいい?
- 幼児にはまず、短くて分かりやすいイソップ童話がおすすめ。物語を楽しめる4〜5歳〜はグリム童話の冒険物語、心の機微を味わえる5歳〜はアンデルセン童話を。ただし対象年齢は目安で個人差があります。お子さんの興味や理解に合わせて選び、難しければやさしい再話の版を選びましょう。
- 残酷な場面が心配です
- 特にグリム童話は、もとの民話に残酷な場面が含まれることがあり、子ども向けにやさしく書き直された版もあります。アンデルセンにも切ない結末の話があります。購入時に内容を確認し、お子さんの年齢に合った版を選びましょう。怖がる場合は、明るい絵ややさしい再話のものがおすすめです。
- たくさんのお話をまとめて読みたい
- 「グリムどうわ50選」のように、多くの童話を1冊に収めた読み聞かせ向けの童話集が便利です。一話5分ほどで読めるものが多く、寝る前の1話にぴったり。イソップ・グリム・アンデルセンそれぞれの童話集があるので、お子さんの年齢に合わせて選んでみてください。
- 関連する絵本も知りたいです
- 海外の名作絵本は海外の名作絵本、日本の昔ばなしは日本の昔ばなしで紹介しています。『三びきのやぎのがらがらどん』など、北欧の昔話の名作絵本もあわせてどうぞ。世界と日本の物語を読み比べるのも楽しいです。
まとめ
世界の童話絵本は、教訓や知恵、豊かな物語を、世界三大童話集で味わえるのが魅力です。イソップ童話は『うさぎとかめ』など動物の短い教訓話で幼児にも分かりやすく、グリム童話は『赤ずきん』『ブレーメンの音楽隊』など冒険と魔法の物語、アンデルセン童話は『人魚姫』『みにくいアヒルの子』など美しく切ない創作。童話は再話者や版で内容が変わり、残酷な場面を含む場合もあるので、年齢に合った版を確認して選びましょう。世界の物語を、親子で楽しんでください。まずはイソップの短いお話から。
※価格・在庫・版・翻訳者は変動します。購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
BabyBest編集部 2人の子どもを育てながら、育児グッズ比較メディア「BabyBest」を運営しています。実際に世界の童話絵本を読み聞かせた経験と、公開情報をもとに記事を作成しています。再話者や版で内容が変わります。詳しくは運営者情報をご覧ください。
※本記事の情報は執筆時点のものです。対象年齢・好みには個人差があります。童話は再話者・版で内容や印象が変わり、残酷な場面や古い表現を含む場合があります。価格・仕様・版は変わることがあるため、購入前に各販売ページでご確認ください。
