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アカチャンホンポのオリジナル商品とは|専門店が自社で作るPB
アカチャンホンポは、1932年に大阪で創業したベビー用品の専門店チェーンです。会社名は「株式会社赤ちゃん本舗」ですが、店舗の屋号はカタカナの「アカチャンホンポ」と決まっています。全国に130店舗を展開し、子育て総合支援企業を掲げています。
この専門店が自社で企画するのがオリジナル商品、いわゆるプライベートブランド(PB)です。おむつ・おしりふきから衣類、寝具、食器まで幅広く展開していますが、最も知られているのが水99%シリーズのおしりふき。2006年に発売以来、累計4億5千万パックの販売数を誇るロングセラーです。
この記事では水99%シリーズを中心に、アカチャンホンポのオリジナル商品の考え方と選び方を整理します。
☑ 水99%はPG不使用を求める声から2006年に生まれました
☑ 累計4億5千万パック。店で一番売れているオリジナル商品です
☑ ただし買える場所が限られるという指摘があります
※商品名・価格・仕様は執筆時点の代表例です。最新の内容は公式情報でご確認ください。
アカチャンホンポの主なオリジナル商品
水99% Super おしりふき|通常・厚手・ふんわり仕上げの3タイプ
水99% Super 手口ウェット|手・口・体を拭く用途向け
携帯用(15枚×2個)|外出用の小パック
ディズニーコラボ|プーさん・ベイマックスなど数量限定
その他PB|肌着・寝具・食器・おむつなど
① 水99%が生まれた経緯
☑ きっかけはプロピレングリコール(PG)不使用を求める声
☑ 当時のバイヤーが「うちが作ろう」と立ち上がりました
☑ 2006年に水99%、2009年にパラベン不使用版を発売
公式のブランドサイトに、開発の経緯が記されています。アカチャンホンポがおしりふきを開発することになったきっかけは、プロピレングリコール(以下、PG)が入っていないおしりふきを求める声だったとのこと。
PGは保湿や静菌作用をもつ一般的な添加物で、当時のおしりふきには広く使われていました。当時、PGを使用しないおしりふきは珍しかったが、敏感肌の赤ちゃんに使用を控えたい気持ちは十分に理解できた。「うちが作ろう」と立ち上がったのは当時のバイヤーの合田さん。専門店だからこそ、客の声が直接届き、それを商品にできたという構造です。
PG不使用に加え、水に近い成分にすると目標を掲げ、2006年に「水99%のおしりふき」を、続いて2009年には防腐剤成分のひとつであるパラベン不使用タイプをリリースとのこと。商品名の「99%」は、この目標をそのまま表しています。
その後もリニューアルを重ね、現在の「Super」では水99%の残りの1%にさらにこだわりましたとして、パラベン、プロピレングリコール(PG)不使用に加えて3つの保湿剤を配合(加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、グルコシルセラミド)という構成になっています。
公式は“水”にこだわり、超純水を99%以上使用していますとし、超純水を水の精製技術を駆使して不純物を取り除いた、純度100%の理論上のH2Oに近い水のことと説明しています。単に水道水を使っているのではなく、精製した水という意味です。
② 3つのタイプの違い
☑ 通常は枚数が多く経済的
☑ 厚手は1枚で済むという声が多い
☑ ふんわり仕上げは「ぽこぽこシート」で肌あたりが軽い
水99% Superには3つのタイプがあります。公式の説明では、通常タイプはたくさん枚数が入って経済的!! コストを気にせず、たっぷり使えるのが魅力。厚みも大きさも、もっとも一般的なタイプ。
厚手タイプについては、利用者から厚手タイプがお気に入り!枚数は少なめですが厚手なので一枚で事足ります。逆に節約になるのかもという声があります。通常タイプでは薄めなので拭き取りが2枚くらい重ねないと、うんちのときは拭き取りがうまくいかないという指摘もあり、うんちの処理には厚手が向くようです。
3つ目がふんわり仕上げで、ふんわり仕上げタイプだけの「ぽこぽこシート」を採用。表面の凸凹によって肌との接触面を減らし、二枚仕立てでやわらかさにもこだわり、「ふんわりタッチ」を実現しましたとのこと。肌への摩擦を減らしたい場合の選択肢です。
新生児期の頻繁なおむつ替えで、肌あたりを気にする人に選ばれています。
おしっこだけなら通常タイプ、うんちなら厚手、新生児期や肌が気になる時期はふんわり——という使い分けもできます。まとめ買いする場合、1種類に絞らず組み合わせるほうが実態に合うかもしれません。
おしりふき全般の選び方はおしりふきの選び方で扱っています。
超純水99%以上、パラベン・PG不使用。店で一番売れているオリジナル商品で、まとめ買いで割安になります。
③ 口コミでの評価
※公式情報や利用者の体験談・レビューをもとに傾向をまとめています。
利用者の声で最も多いのが水分量です。水分量が多いので拭きやすく、他のおしりふきと比べて水分量が多いので拭き取りやすく乾いてしまって使えないということが無かったですといった声が並びます。
取り出しやすさも評価されています。アカチャンホンポのおしりふきはそれとは正反対で、ほどよく厚手で水分量が多く、急いでいるときでも1枚ずつきれいに取り出せますという声。他メーカーで1枚ずつ取り出せずに困った経験との対比です。
価格についてはたくさん使うのでお値段が安いものが良かったのでずっと使用していました、お値段も他のものよりも安く手に入るのが嬉しいという声があります。
一方で明確な難点があります。購入できる場所が限られていて、近場にないので、まとめ買いしないといけないのが残念でしたという声です。PBである以上、アカチャンホンポの店舗かオンラインショップでしか買えません。
ドラッグストアで手に入る他社製品と違い、切らしたときにすぐ補充できないという事情があります。近くにお店がなくて、いけない時は他の製品で代用するという声もあります。
入っている枚数が多くて分厚いので、持ち運びには向いてないと思いましたという指摘があります。90枚入りのパックは外出用には大きすぎるため、携帯用の15枚×2個パックが別に用意されています。
④ 「一番売れている」という事実の読み方
公式はアカチャンホンポで一番売れているオリジナルのおしりふきですとし、累計4億5千万パックという数字を示しています。2006年から20年近く売れ続けているという実績です。
利用者からも上の子の時からみんな使っています、我が家では兄妹揃って愛用中です、おしりふきはアカチャンホンポと決めて、毎回箱買いしていますといったリピートの声が目立ちます。
ただし売れているからといって、すべての赤ちゃんに合うわけではありません。おしりふきの成分に反応する子もいますし、水分量が多いことを「べたつく」と感じる人もいます。
まず小さいパックで試して、肌の様子を見てから箱買いするのが確実でしょう。肌に赤みやかゆみが出た場合は使用を中止し、症状が続くなら医療機関にご相談ください。
⑤ 手口ウェットという別ライン
☑ 手・口・体を拭く用途の別シリーズです
☑ ガーゼメッシュ状の特殊シートで拭き取り性を高めています
☑ おしりふきとしても使えます
水99% Superには手口ウェットというラインもあります。おでかけ・お食事に使いやすい ふきとり性に優れたガーゼメッシュ状の特殊シートを採用。手、口、身体ふき用、おしりふきとしても使えますとのこと。
離乳食が始まると、食後に口や手を拭く回数が増えます。おしりふきを口に使うことに抵抗がある人もいるため、用途別に分けているという構成です。成分は同じ水99%ベースで、シートの構造が異なります。
手口ウェットはおしりふきとしても使えるため、外出時は手口ウェット1つで済ませるという方法もあります。家では用途別に分け、外出時は兼用——という使い分けが現実的でしょう。
⑥ 専門店のPBという構造
水99%の開発経緯が示しているのは、専門店のPBの強みです。店頭で「PGが入っていないものはないか」という声を聞き、バイヤーが「うちが作ろう」と動く。メーカーのように市場調査を経る必要がなく、目の前の客の要望をそのまま商品にできます。
その後のリニューアルも、同じ構造で進んでいます。パラベン不使用、保湿成分の追加、厚手タイプの追加——いずれも使っている人の声を反映した変更です。
ドラッグストアやスーパーのPBは、価格を下げることが主な目的です。アカチャンホンポのPBは、専門店として「他にない仕様」を作ることに重点があります。水99%が2006年当時「珍しかった」PG不使用を実現したのは、この方向性の表れです。
ドラッグストアのPBについてはmatsukiyo 弱酸性シリーズで扱っており、比較すると方向性の違いが分かります。
専門店のPBには、流通の制約があります。アカチャンホンポの店舗かオンラインショップでしか買えず、店舗は全国130店。近くにない地域では、オンラインでまとめ買いすることになります。
また店舗のPBは、店の方針が変われば仕様や価格も変わります。メーカーでのリニューアルによりパッケージ等が予告無く変更になる場合がございますという注記があるとおりです。
⑦ 買い方の工夫
16個入りの箱が標準的な販売単位で、利用者も妊娠中、アカチャンホンポで大型ベビー用品を購入した際ついでに箱買いしました、毎回箱買いしていますと書いています。1個ずつ買うより割安で、店舗に行く頻度も減らせます。
ただし箱買いは置き場所を取ります。16個入りの箱は決して小さくないため、収納スペースを確保してから注文したほうがよいでしょう。
店舗が近くにない場合、公式オンラインショップが選択肢になります。【通販限定】の商品もあり、店頭にないデザインが手に入ることもあります。送料の条件は変わることがあるため、注文前にご確認ください。
ポイントは店舗と共通で貯まる仕組みなので、大型用品を店舗で買い、消耗品はオンラインでまとめ買いという使い分けもできます。
肌に合うか分からない段階で16個入りを買うと、合わなかったときに困ります。まず1個か3個パックで試し、問題なければ箱買いという順序が安全です。携帯用の15枚×2個パックも、試す目的で使えます。
⑧ アカチャンホンポのその他のPB
おしりふき以外にも、肌着、寝具、食器、おむつなどのオリジナル商品があります。いずれも「専門店が企画した」という位置づけで、店頭では他社製品と並んで陳列されています。
公式サイトにはキッズデザイン賞を16年連続受賞という記述があり、調乳グッズ「ミルクストン」など、オリジナル商品が外部の評価を受けています。
商品ではありませんが、アカチャンホンポには購入時に3年間(一部5年間)の補償を行う「プレミアム補償」があります。ベビーカーやチャイルドシートなどの大型用品を店舗で買う理由のひとつになっています。
大型用品の購入場所については西松屋徹底ガイドで、別の専門店の考え方も扱っています。
⑨ 使う場面ごとのタイプ選び
新生児期はおむつ替えの回数が最も多い時期です。1日10回を超えることも珍しくなく、おしりふきの消費も激しくなります。この時期はふんわり仕上げで肌あたりを軽くするか、コストを考えて通常タイプを選ぶかの判断になります。
うんちがゆるく回数も多いため、拭く回数が増えます。通常タイプで2枚くらい重ねないとという声があるのは、この時期の使い方を反映しているのでしょう。
離乳食が進むと、うんちの性状が変わります。固まってくるぶん、しっかり拭き取る必要が出てきます。厚手で丈夫なので、頑固なうんち汚れもするする落とせちゃいますという声があるとおり、この時期は厚手が向いています。
同時に手口を拭く回数も増えるため、手口ウェットの出番も始まります。
90枚入りのパックは持ち運びには向いてないという指摘があります。外出時は携帯用の15枚×2個パックか、手口ウェットを兼用で持つのが現実的です。
おむつ替えの回数が減る1歳以降は、外出時のおしりふきは少量で足ります。手口ウェット1つで手・口・おしりをまかなうという方法もあります。
2〜3歳でトイレトレーニングが始まると、おしりふきの使い方が変わります。トイレで使う場合、流せるタイプかどうかが問題になりますが、水99%シリーズは流せるタイプではありません。トイレで拭いた後はゴミ箱に捨てる必要があります。
トイレに流せるおしりふきを求める場合は、別の製品を検討することになります。
アカチャンホンポのPBを使うときに気をつけたいこと
おしりふきは毎日何度も使うものです。成分に反応する場合、影響が続きます。初めて使うときは小パックで試し、肌の様子を見てください。赤みやかゆみが出たら使用を中止し、症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
水に近い成分であることと、誰にでも刺激がないことは別です。残りの1%に含まれる保湿成分や防腐成分に反応する可能性はあります。防腐剤を必要最小限に抑えたとされていますが、ゼロではありません。全成分表示を確認してください。
おしりふきは開封後、乾燥しやすくなります。使わないときはフタをしっかり閉め、直射日光や高温を避けて保管してください。箱買いした場合、未開封のものは涼しい場所に置いておくと状態を保ちやすくなります。
よくある質問
- 「アカチャンホンポ」と「赤ちゃん本舗」はどちらが正しいですか?
- 両方正しく、使い分けがあります。会社名は「株式会社赤ちゃん本舗」(漢字)、店舗の屋号は「アカチャンホンポ」(カタカナ)です。商品やサービスについて語るときはカタカナ表記が一般的です。
- 水99%はなぜ生まれたのですか?
- PG不使用を求める声がきっかけです。当時、PGを使用しないおしりふきは珍しかったが、敏感肌の赤ちゃんに使用を控えたい気持ちは十分に理解できた。「うちが作ろう」と立ち上がったとのこと。2006年に発売され、累計4億5千万パックのロングセラーになっています。
- 通常・厚手・ふんわり、どれを選べばいいですか?
- 枚数を重視するなら通常、うんちの処理で1枚で済ませたいなら厚手、肌あたりを重視するならふんわり仕上げです。利用者からは厚手なので一枚で事足りますという声があり、通常タイプは2枚くらい重ねないとという指摘もあります。
- どこで買えますか?
- アカチャンホンポの店舗とオンラインショップです。PBのため他の店では買えません。購入できる場所が限られていて、近場にないので、まとめ買いしないといけないという指摘があるとおり、店舗が近くにない場合はオンラインでの箱買いが現実的です。
- 水分量は多いですか?
- 多いという評価が一貫しています。水分量が多いので拭きやすく、乾いてしまって使えないということが無かったという声があります。一方で水分が多いことを好まない人もいるため、まず試してから判断してください。
- 手口ウェットとおしりふきの違いは?
- シートの構造が違います。手口ウェットはガーゼメッシュ状の特殊シートで拭き取り性を高めており、手、口、身体ふき用、おしりふきとしても使えます。成分は同じ水99%ベースです。
- 敏感な肌でも使えますか?
- 個人差があります。PG・パラベン不使用ですが、残りの1%に含まれる成分に反応する可能性はゼロではありません。まず小パックで試し、赤みやかゆみが出たら中止してください。症状が続く場合は医療機関にご相談を。
- ディズニー版は中身が違いますか?
- パッケージのデザインが異なり、中身は同じシリーズです。数量限定のため、常時あるわけではありません。贈り物や気分転換として選ばれています。
まとめ|専門店が客の声から作ったロングセラー
アカチャンホンポの水99%は、2006年に「PGが入っていないおしりふきが欲しい」という声から生まれました。専門店のバイヤーが直接動いて商品化し、その後もパラベン不使用、保湿成分の追加とリニューアルを重ねて、累計4億5千万パックのロングセラーになっています。水分量の多さと1枚ずつ取り出せる点が、利用者に一貫して評価されています。
ただしPBゆえに買える場所が限られ、店舗が近くにない地域では箱買いが前提になります。通常・厚手・ふんわりの3タイプは用途で使い分け、まず小パックで肌に合うか試してから箱買いするのが確実でしょう。「水99%」でも残り1%に反応する可能性はあるため、様子を見ながら使ってください。
まとめたのはBabyBest編集部です。2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。商品名・価格・仕様は変わることがあるため、購入前に販売元でご確認ください。肌の症状が続くときは医療機関にご相談を。運営の考え方は運営者情報に記しています。
※内容は調査時点のものです。商品名・価格・仕様・取扱状況は変更される場合があります。本記事は製品の特徴を整理したものであり、特定の効果を保証するものではありません。
