📅 公開:2026年8月22日 👁 32回閲覧

本記事にはプロモーションが含まれる場合があります。順位・評価への影響はありません。

イヤイヤ期は待つほうが早い|爆発したときと予防できる部分

※広告を掲載して運営しています。内容は編集部が公開資料と経験からまとめました。発達の現れ方には大きな差がありますので、目安としてお読みください。

イヤイヤ期でつらいのは、子どもが泣くことではありません。

何をしても収まらないという無力感です。

ここでは、なぜ起きるのか、収まらないときの対処、外出先での対応、言葉かけの工夫、そして親の消耗をどう防ぐかを扱います。関連する生活習慣は他のページで扱っています。
✅ このページの結論

イヤイヤは自我が育っている証拠とされます。困った行動ではなく、発達の一過程です。

始まりは1歳半ごろから、落ち着くのは3〜4歳ごろが目安。ただし個人差が大きいものです。

爆発してからでは言葉が届きません。落ち着くまで待つほうが早く収まります。

効果があるのは予告選択肢。先に伝え、自分で選ばせる形です。

外出先ではその場を離れるのが最も確実。説得は難しい場面です。

そして親が消耗しきらないこと。全部に付き合う必要はありません。

このページについて

執筆は育児中のスタッフです。

この時期は正解がないように見えるのがつらい部分でした。負担を減らす方向で整理しています。

なぜ起きるのか

やりたいのにできない

この時期の子どもには、次のようなことが同時に起きています。

  • 自分でやりたい気持ちが芽生える
  • でも体が思うように動かない
  • 言葉で説明できない
  • 感情を調整する機能が未発達

やりたいのにできず、伝えたいのに伝わらない——その結果が癇癪という形で出ます。

つまり「わがまま」ではなく、処理しきれない状態と捉えるほうが実態に近いでしょう。

この理解があると、対応が少し変わります。

時期の目安

始まるのは1歳半ごろから、ピークは2歳前後とされることが多いものです。

落ち着くのは3〜4歳ごろ。言葉で伝えられるようになると、爆発が減っていきます。

ただし個人差は非常に大きく、次のような違いがあります。

  • ほとんど目立たない
  • 短期間で終わる子
  • 就学前まで続く
  • 時期が遅く始まる子

「うちの子だけ激しい」と感じることもありますが、比べても意味がない領域でしょう。

爆発したときの対処

言葉は届きません

激しく泣いている最中、説明や説得は入りません

興奮した状態では、言葉を処理する余裕がないためです。

この段階でやりがちなのは次の対応でしょう。

  • 理由を説明する
  • 叱る
  • 約束を取りつけようとする
  • ものでつって止めようとする

いずれも、この状態では効果が薄いとされます。

落ち着くまで待つほうが、結果的に早く収まることが多いものです。

待つ間にできること

ただ待つといっても、放置とは違います。

できるのは次のようなことです。

  • 安全を確保する——ぶつかる物をどける
  • そばにいる——見守っていることを示す
  • 気持ちを言葉にする——「悲しかったね」
  • 触れられるなら背中をさする
  • 嫌がるなら少し離れる

触られるのを嫌がる子もいるので、その子の反応を見てください。

落ち着いてから、初めて言葉が届くようになります。

収まった後に

泣きやんだ後の対応も重要です。

次のような関わり方が挙げられます。

  • 抱きしめる——受け入れていることを示す
  • 気持ちを代弁する
  • 長い説教はしない
  • 切り替える——別の話題へ

ここで蒸し返すと、また崩れることがあります。

「終わったこと」として次に進むほうが、双方にとって楽でしょう。

予防できる部分

予告する

爆発の多くは急な切り替えで起きます。

遊んでいる最中に「はい終わり」と言われれば、大人でも不満でしょう。

予告があるだけで、受け入れやすくなります。

  • 「あと3回すべったらおしまい」
  • 「この歌が終わったら帰るよ」
  • 時計の針がここまで来たら」

数字や時計はまだ分からない年齢でも、回数なら理解できることがあります。

予告したらそのとおりに実行してください。延ばすと予告が意味を持たなくなります。

選ばせる

この時期は自分で決めたい気持ちが強くなります。

そこで選択肢を与えると、受け入れやすくなることがあります。

  • 「赤と青、どっちの服にする?」
  • 「自分で履く? 手伝う?」
  • 「先にお風呂? 先に歯みがき?」

ポイントはどちらを選んでも困らない選択肢にすることです。

「行く? 行かない?」のように、片方が成立しない問いは避けてください。

また選択肢は2つまで。多いと選べません。

体調と時間帯

爆発しやすい条件があります。

  • 眠い——昼寝の前後
  • お腹が空いている
  • 疲れている——外出の後半
  • 環境が変わった直後

この条件が重なる時間帯に、難しい要求をしないだけで頻度が減ることもあります。

買い物や外出は、機嫌のよい時間帯に組むほうが無理がないでしょう。

外出先での対応

説得は難しい場面です

店や電車の中で始まると、周囲の目が加わります。

親が焦るほど、子どもにも伝わって悪化しやすいものです。

最も確実なのはその場を離れることでしょう。

  • 店ならいったん外へ
  • 電車なら次の駅で降りる
  • 人の少ない場所へ移動する

買い物が途中でも、諦めるという判断が必要な場面はあります。

その場で収めようとするより、環境を変えるほうが早いことが多いものです。

周囲の視線について

「迷惑をかけている」と感じるのは自然なことです。

ただし実際には、気にしていない人のほうが多いとも言われます。

子育て経験のある人なら、状況を理解していることも。

とはいえ気になるのは避けられないので、次の備えが役立ちます。

  • 混雑する時間帯を避ける
  • 短時間で済ませる計画に
  • ベビーカーより抱っこ紐——すぐ動ける
  • ネットスーパーなど外出しない選択

「連れて行かない」のも立派な対策でしょう。

エルゴベビー|エルゴベビー オムニ ブリーズ(抱っこ紐)

外出先で急に動く必要があるとき、抱っこ紐だと素早く移動できます。歩ける年齢でも、持っておくと選択肢が増えます。

持ち歩くもの

気を逸らせるものがあると、助かる場面があります。

  • 小さなおもちゃ——音の出ないもの
  • シール
  • 手を動かせる小物
  • おやつ——ただし常用は避ける

ただし毎回これで収めると、それを期待するようになります。

あくまで非常手段として使うほうがよいでしょう。

言葉かけの工夫

否定形を減らす

「走らないで」「触らないで」——つい否定形で言ってしまいます。

ですがこの年齢では、否定の処理が難しいとされます。

「走らないで」と言われて、走るという部分だけが残ることも。

言い換えると伝わりやすくなります。

  • 「走らないで」→「歩こうね」
  • 「触らないで」→「見るだけね」
  • 「立たないで」→「座っていようね」

してほしい行動を伝える形です。

気持ちを言葉にする

まだ自分の感情を説明できない時期です。

大人が代わりに言葉にすると、少しずつ表現を覚えていきます。

  • 「まだ遊びたかったんだね」
  • 悔しかったね」
  • 「自分でやりたかったんだね」

これは要求を通すことではありません。気持ちを認めることと、要求を受け入れることは別です。

「そうだね、でも今日は終わりにしよう」——気持ちは認め、行動は変えないという形が取れます。

言ってはいけないこと

感情的になると出やすい言葉があります。

  • 置いていくよ——不安をあおる
  • もう知らない——見捨てられる感覚
  • ◯◯ちゃんはできるのに——比較
  • いい子じゃない——人格への否定

とくに置いていくよは効果があるように見えますが、恐怖で従わせている状態です。

とはいえ、言ってしまう日もあるでしょう。完璧を目指さないことも必要です。

後から「さっきはごめん」と伝えれば、それも学びになります。

親が消耗しないために

全部に付き合わない

1日に何度も爆発が起きると、親のほうが持ちません。

すべてに丁寧に対応するのは、現実的ではないでしょう。

次のような割り切りも必要です。

  • 危険でなければ好きにさせる
  • 時間がかかっても自分でやらせる
  • こだわりに合わせる——譲れる部分は
  • 今日は諦める

「靴を左右逆に履きたい」——安全に関わらないなら、通してもよい場面です。

譲れない線だけ決めておき、それ以外は流すほうが体力が残ります。

時間に余裕を持つ

急いでいるときほど、爆発が起きやすいものです。

そして急いでいるほど、親も余裕をなくします。

対策としては時間を多めに見ることでしょう。

  • 出発の30分前から準備
  • 自分でやりたがる分の時間を確保
  • 予定を詰め込まない
  • 崩れた日は予定を捨てる

時間があれば「自分でやりたい」に付き合えます。それだけで爆発が減ることも多いものです。

限界のときは

それでも、どうにもならない日はあります。

そのときは次のことを試してください。

  • 安全を確保して別室に行く——数分でも
  • パートナーと交代する
  • 外の空気を吸う
  • その日は何もしないと決める

手を上げそうになる、怒鳴りたくなる——そう感じたら、いったん離れるほうが安全です。

親の休息については育児中の親が休むためにで扱っています。

つらさが続くときは、健診や自治体の窓口で相談してみてください。

よくある質問

なぜイヤイヤが起きるのですか?
自我が育っている証拠とされます。自分でやりたい気持ちが芽生える一方、体が思うように動かず言葉で説明できず感情を調整する機能も未発達——この状態が癇癪という形で出ます。「わがまま」ではなく処理しきれない状態と捉えるほうが実態に近いでしょう。
いつまで続きますか?
始まりは1歳半ごろ、ピークは2歳前後、落ち着くのは3〜4歳ごろとされることが多いものです。ただし個人差は非常に大きく、ほとんど目立たない子もいれば就学前まで続く子もいます。比べても意味がない領域でしょう。
泣いている最中はどうすればいいですか?
言葉は届きません。興奮した状態では処理する余裕がないためです。説明、叱責、約束——いずれもこの段階では効果が薄いとされます。安全を確保し、そばにいて落ち着くまで待つほうが早く収まります。触られるのを嫌がる子もいるので、その子の反応を見てください。
予防できる部分はありますか?
予告選択肢が有効とされます。「あと3回すべったらおしまい」のように先に伝えると受け入れやすくなります。またどちらを選んでも困らない2択を出すと、自分で決めたい気持ちが満たされます。眠いお腹が空いている疲れている時間帯を避けるだけでも頻度は減ります。
外出先で始まったら?
その場を離れるのが最も確実です。店ならいったん外へ、電車なら次の駅で降りる——買い物が途中でも諦める判断が必要な場面はあります。周囲の目が加わると親も焦り、それが子どもに伝わって悪化しやすいためです。混雑する時間帯を避ける、短時間で済ませる計画にするといった予防も有効でしょう。
言葉かけのコツはありますか?
否定形を減らすことです。この年齢では否定の処理が難しく、「走らないで」の走るだけが残ることも。「歩こうね」のようにしてほしい行動を伝えてください。また気持ちを言葉にすると表現を覚えていきます。気持ちを認めることと、要求を受け入れることは別です。
「置いていくよ」はダメですか?
恐怖で従わせている状態です。ほかにもう知らない◯◯ちゃんはできるのにいい子じゃない——これらも避けたい言葉でしょう。とはいえ言ってしまう日もあります。完璧を目指さないことも必要で、後から「さっきはごめん」と伝えれば、それも学びになります。
親が限界です。
全部に付き合わないでください。危険でなければ好きにさせる、譲れる部分は合わせる、今日は諦める——譲れない線だけ決めて、それ以外は流すほうが体力が残ります。手を上げそうになったらいったん離れるほうが安全です。つらさが続くときは、健診や自治体の窓口で相談してみてください。

まとめ|収まるまで待つほうが早い

イヤイヤは自我が育っている証拠。困った行動ではなく発達の一過程です。

爆発してからは言葉が届きません。落ち着くまで待つほうが早く収まります。

予防には予告2つの選択肢。自分で決めたい気持ちを満たす形です。

外出先ではその場を離れる。説得より環境を変えるほうが確実でしょう。

言葉はしてほしい行動で伝えてください。否定形は処理が難しい年齢です。

そして全部に付き合わないこと。譲れない線だけ決めて、あとは流してください。

このページを書いた人

まとめたのはBabyBest編集部です。発達の現れ方には大きな差がありますので、その子に合う方法を探す材料としてお読みください。つらさが続くときは、健診や自治体の相談窓口をご利用ください。運営の考え方は運営者情報に記しています。

※内容は作成時点のものです。対応の考え方には様々な立場があり、ここに書いたものが唯一の正解ではありません。ご家庭の状況に合わせてご判断ください。