※当ページは広告収益を得ています。掲載内容は編集部が公開資料と経験からまとめました。やり方や時期には地域差がありますため、目安としてお読みください。
生まれてから1歳までに、行事がいくつも訪れます。
ただし全部やる必要はありません。これが最初にお伝えしたいことです。
時期の目安はお七夜(生後7日)、お宮参り(生後1か月ごろ)、お食い初め(生後100日ごろ)、ハーフバースデー(6か月)、1歳の誕生日です。
ただしぴったりの日にやる必要はありません。前後してよい行事がほとんどです。
お食い初めは本来の形式が細かいものの、家庭では簡略化されることが多いもの。
1歳の誕生日には一升餅や選び取りという風習がありますが、これもやらない選択があります。
優先すべきは母体の回復と子どもの体調。行事のために無理をする必要はありません。
そして祖父母との期待値のすり合わせ。ここが実際の摩擦点になります。
まとめたのは育児中のスタッフです。
行事はやらなければという圧がかかりやすい分野でした。判断の材料を整理しています。
1歳までの行事一覧
主な行事と、一般的な時期は次のとおりです。
- お七夜——生後7日ごろ。名前を披露する
- お宮参り——生後1か月ごろ。神社へ
- お食い初め——生後100日ごろ。食べ物に困らないよう願う
- 初節句——生まれて最初の3月3日/5月5日
- ハーフバースデー——生後6か月
- 1歳の誕生日——一升餅、選び取りなど
このうちハーフバースデーは比較的新しい習慣とされ、必須という位置づけではありません。
地域によってやり方も名称も異なるため、家族の慣習を確認しておくとよいでしょう。
どの行事も、その日でなければいけないものではありません。
優先すべきは次の点です。
- 母体の回復——産後すぐは無理をしない
- 子どもの体調
- 気候——真夏や真冬は避ける判断も
- 家族の予定
とくにお宮参りは生後1か月ごろとされますが、産後1か月の母体はまだ回復途中です。
数週間ずらす、涼しくなってから行う——こうした調整は珍しくありません。
お食い初め
生後100日ごろに、食べ物に困らないよう願う行事です。
実際には赤ちゃんはまだ食べられないので、食べさせる真似をします。
正式な献立は一汁三菜とされ、次の構成が一般的です。
- 赤飯
- 尾頭付きの鯛
- 吸い物——吸う力がつくように
- 煮物
- 香の物
- 歯固め石——丈夫な歯が生えるように
器にも決まりがあり、男児は朱塗り、女児は外側が黒で内側が朱とされることが多いものです。
実際の家庭では、簡略化されることが多い行事です。
選択肢としては次のような形があります。
- 宅配のセットを頼む
- 店で行う——対応するプランがある
- 器だけそろえて料理は簡単に
- 普段の食器で済ませる
- 写真だけ撮ってあとは通常の食事
器を買うか借りるかも判断のひとつ。離乳食にも使える食器を選べば、その後も活用できるでしょう。
本格的な漆器と、離乳食にも使えるタイプがあります。その後も使うことを考えるなら、後者を選ぶという判断もあります。
歯固め石は、丈夫な歯が生えるよう願う小物です。
石に箸で触れ、その箸を赤ちゃんの歯茎にあてる——という形が一般的とされます。
入手方法はいくつかあります。
- 神社でいただく——お宮参りのときに
- 河原で拾う——洗って煮沸する
- セットを購入する
神社から借りた場合は返すのが習わしとされます。
いずれの場合も誤飲には十分ご注意ください。手の届く場所に置かないようにしましょう。
保管用のケースが付いたタイプです。石は誤飲の危険があるので、使用後は必ず手の届かない場所へしまってください。
1歳の誕生日
1歳の誕生日には、一升餅を背負わせる風習があります。
一升=約1.8kgの餅で、一生食べ物に困らないようにという願いが込められているとされます。
実際の進め方は次のような形です。
- リュックや風呂敷に入れて背負わせる
- 歩ける子はそのまま歩かせる
- 転んでも縁起が悪いわけではないとされる
- 地域によっては踏ませる形も
1.8kgは1歳児には重いので、泣くことが多いのが実情です。
無理をさせず、数秒で降ろすくらいで構いません。
行事のあと、1.8kgの餅が残ります。
小分けにされたセットを選ぶと、後の処理が楽になります。
また名入れができる製品もあり、記念として残せます。
餅の代わりにパンや米を使う例もあるようです。家庭の事情に合わせて構わないでしょう。
もうひとつの風習が選び取りです。
いくつかの品物を並べ、子どもが最初に手に取ったもので将来を占うというもの。
伝統的には次のような品が使われます。
- 筆——学問
- そろばん・電卓——商才
- お金——裕福に
- 定規——几帳面
- はさみ——手先が器用に
実物を用意するのが大変な場合、カードで代用する方法もあります。
写真映えもするので、記録として残しやすいでしょう。
実物を用意する代わりにカードを使う方法です。片付けも簡単で、写真にも残しやすくなります。
1歳の誕生日は、写真を残す機会でもあります。
飾り付けをすると、それだけで記念になるでしょう。
ただし注意点があります。
- 風船——割れた破片の誤飲に注意
- 小さい飾り——手の届く場所に置かない
- ひも——首に巻きつく危険
- 倒れやすいものを近くに置かない
撮影に夢中になって、目を離すのが最も危ない場面です。
写真を残す機会として使えます。ただし風船の破片や細いひもは誤飲や事故の原因になるため、目を離さないでください。
1歳の時点では、大人と同じケーキは食べられません。
生クリームや砂糖の量が、この月齢には多すぎるためです。
対応としては次の方法があります。
- 離乳食用のケーキを作る——ヨーグルトと食パンなど
- 市販の1歳向け製品を使う
- 大人用と別に用意する
- ケーキは大人だけにする
またはちみつは1歳未満に与えてはいけないとされています。市販品を使う場合は原材料をご確認ください。
祖父母との調整
行事は祖父母の関心が高い領域です。
そのため、次のようなずれが起きやすくなります。
- やる・やらないの認識
- 規模——親族を呼ぶかどうか
- 形式——正式にやるか簡略化するか
- 費用——誰が負担するか
- 写真——スタジオで撮るかどうか
とくに両家の考え方が違うと、板挟みになることもあります。
「やらない」という選択をする場合も、事前に伝えておくほうが角が立ちません。
全部を完璧にやろうとすると、産後の体では持ちません。
先にどれを大事にするかを夫婦で決めておいてください。
- 写真だけは残したい行事はどれか
- 祖父母を招くのはどれか
- 省略するのはどれか
そのうえで祖父母に伝えると、調整がしやすくなります。
「今回は身内だけで」「写真を送ります」——伝え方次第で受け止められ方も変わるでしょう。
行事の日に子どもが熱を出すことは珍しくありません。
その場合は迷わず延期してください。
予約を入れていると気が引けますが、無理をして悪化させるほうが問題です。
母体も同様で、産後の回復には個人差があります。体調が優先という前提を、あらかじめ共有しておくとよいでしょう。
写真をどう残すか
記念写真の選択肢は大きく2つです。
スタジオ——衣装や背景がそろい、仕上がりは安定します。ただし費用がかかり、移動と待ち時間で子どもが疲れることも。
自宅——費用は抑えられ、子どももリラックスできます。ただし準備と撮影を自分で行う必要があります。
どちらが正解ということはありません。子どもの月齢と機嫌で決めるのが現実的でしょう。
自宅で撮る場合、次の点を意識すると失敗が減ります。
- 機嫌のよい時間帯を選ぶ——朝が多い
- 授乳と睡眠のあと
- 短時間で切り上げる
- 自然光を使う——窓際で
- 床に布を敷くだけでも背景になる
完璧を狙いすぎると、子どもが飽きて泣き出します。
数枚撮れれば十分と考えるほうが、結果的に良い表情が残るでしょう。
よくある質問
- 1歳までにどんな行事がありますか?
- お七夜(生後7日)、お宮参り(生後1か月ごろ)、お食い初め(生後100日ごろ)、初節句、ハーフバースデー(6か月)、1歳の誕生日が主なものです。ただし全部やる必要はありません。ハーフバースデーは比較的新しい習慣とされ、必須ではないものです。
- ぴったりの日にやるべきですか?
- その必要はありません。優先すべきは母体の回復、子どもの体調、気候です。とくにお宮参りは生後1か月ごろとされますが、産後1か月の母体はまだ回復途中。数週間ずらす、涼しくなってから行うといった調整は珍しくありません。
- お食い初めは正式にやるべきですか?
- 簡略化されることが多い行事です。宅配のセット、店で行う、器だけそろえる、普段の食器で済ませる——いずれも選択肢になります。器を買うなら離乳食にも使えるタイプを選べば、その後も活用できるでしょう。
- 歯固め石はどこで手に入りますか?
- 神社でいただく、河原で拾う(洗って煮沸)、セットを購入するという方法があります。神社から借りた場合は返すのが習わしとされます。いずれの場合も誤飲には十分ご注意ください。使用後は手の届かない場所へしまいましょう。
- 一升餅は必ずやるものですか?
- やらない選択もあります。1.8kgは1歳児には重く、泣くことが多いのが実情です。無理をさせず数秒で降ろすくらいで構いません。転んでも縁起が悪いわけではないとされます。餅の代わりにパンや米を使う例もあるようです。
- 1歳の誕生日ケーキはどうしますか?
- 大人と同じものは食べられません。生クリームや砂糖の量が、この月齢には多すぎるためです。離乳食用のケーキを作る、市販の1歳向け製品を使う、大人だけにするといった対応が現実的でしょう。なおはちみつは1歳未満に与えてはいけないとされています。
- 祖父母との調整で気をつけることは?
- 期待値のずれです。やる・やらない、規模、形式、費用、写真——このあたりで認識が違うことがあります。先に夫婦でどれを大事にするかを決め、そのうえで伝えると調整しやすくなります。「やらない」場合も事前に伝えるほうが角が立ちません。
- 当日に子どもが体調を崩したら?
- 迷わず延期してください。予約を入れていると気が引けますが、無理をして悪化させるほうが問題です。母体も同様で、産後の回復には個人差があります。体調が優先という前提を、家族であらかじめ共有しておくとよいでしょう。
まとめ|全部やらなくて構いません
1歳までの行事は多いのですが、全部やる必要はありません。
時期もぴったりの日にこだわらず、体調と気候で調整してください。
お食い初めは簡略化が一般的。器は離乳食にも使えるものを選ぶ手もあります。
一升餅は1歳児には重いので、泣いたら数秒で降ろして構いません。
ケーキは大人と別に。はちみつにもご注意を。
そして祖父母とは事前のすり合わせを。優先順位を決めてから伝えると調整しやすくなります。
調べたのはBabyBest編集部です。行事はやらなければという圧がかかりやすい分野でした。やり方や時期には地域差がありますので、家族の慣習とあわせてご判断ください。運営の考え方は運営者情報に記しています。
※内容は作成時点のものです。風習の形式や名称は地域によって異なります。製品の仕様や価格は変わりますので、販売ページでご確認ください。
