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ブリオとは|木製レールの元祖といわれるメーカー
ブリオ(BRIO)は1884年、スウェーデン南部のオズビーという町で始まりました。創業者のイヴァン・ベングトソンは、もともと木切れのバスケットを作っていたとされます。1907年に「オズビーの馬」という最初のおもちゃが生まれ、そこからおもちゃメーカーとしての歩みが始まりました。
このブランドを代表するのが木製レールウェイです。自由に組み合わせられる木製レールと、その上を走る列車を組み合わせたシステムを1950年代から作り続けている「元祖」と紹介されています。70年以上続いているシリーズということになります。
1940年代からスウェーデン王室御用達としても知られており、贈り物として選ばれることも多いブランドです。2014年からはFSC森林管理認証を受けた木材のみを使用しているとのことです。
☑ 1950年代から続く木製レールのシステムが看板です
☑ レールや列車の種類が豊富で、少しずつ拡張できます
☑ FSC認証の木材を使用しています
※商品名・価格・対象年齢は執筆時点の代表例です。最新の内容は公式情報でご確認ください。
ブリオの主なアイテム
基本レールセット|レール・列車・アクセサリーが揃ったスターター
追加レール・車両|直線・カーブ・分岐など単品で買い足せます
電動車両|電池で走るタイプ。ボタンで停止や警笛も
SMART TECH|専用パーツで列車の動きが変わるシリーズ
ビルダーシリーズ|組み立てる工作玩具
ベビートイ・積み木|低月齢向けのラインもあります
① 木製レールウェイ|まず何を買うか
☑ 基本セットにはすぐ遊べる分が揃っています
☑ 小さいうちは列車だけでも遊びます
☑ 対象年齢は24か月以上のセットが多めです
ブリオを始めるなら、まず基本レールセットです。レール、列車、アクセサリーが揃っているのですぐにお遊びいただけますと案内されているとおり、これ1つで遊び始められます。
たとえば「小さな森の基本レールセット」は全18ピースで、車両2つと木が2つ、その他のパーツで構成されています。機関車と木材のワゴンはマグネットで接続する仕組みで、ワゴンの台、丸太3本はそれぞれはずせるため、積んだり降ろしたりしながら楽しみましょうとのこと。レールを走らせるだけでなく、積み降ろしの遊びも含まれています。
専門店の解説には、こんな指摘があります。子どもが小さい頃は、列車だけでもずいぶん遊びますので、長くつなげられるように汽車や貨車などをそろえます。
レールを組み立てるのは、実は難しい作業です。小さいうちは列車を手で走らせる、連結させる、押して動かすといった遊び方が中心になります。いきなり大きなレイアウトを揃えなくても、遊びは成立するということです。
レール・列車・アクセサリーが揃ったスターターセット。対象年齢は24か月以上とされます。
② 買い足す順序|何から増やすか
☑ 最初に欲しがるのは駅・踏切・トンネル
☑ 直線レールを足すとレイアウトが大きくなります
☑ 高架は倒れやすいので慣れてから
ブリオの面白さは拡張できることですが、何から買い足すかは迷うところです。専門店の解説が具体的で参考になります。
駅や踏切、トンネルなどは、子どもが最初に欲しがる定番アイテムとのこと。列車が「どこかに向かう」「何かをくぐる」という遊びが生まれるためでしょう。ただ走らせるだけより、物語が作りやすくなります。
直線レールがあると、レイアウト全体が大きくなるので、複数の子どもで遊んだり、レールの輪の中に入って遊ぶことも容易になりますという指摘もあります。
カーブばかりだと小さな輪しか作れませんが、直線を足せば広がります。きょうだいや友達と一緒に遊ぶ場面では、この差が効いてきます。
さらに分岐を作るポイントがあると、より複雑なレイアウトを作る楽しみと、列車を走らせる時の楽しみが増えますとのこと。分岐は組み立ての難易度も上がりますが、遊びの幅も広がります。
ここは実用的な指摘です。高架も複雑なレイアウトには欠かせませんが、倒れやすいので慣れてからの方がよいでしょうと書かれています。
立体交差は見た目が魅力的ですが、支柱が細く安定しません。組み立ての途中で崩れると、子どもは嫌になってしまいます。まず平面で十分に遊んでから、立体に進むという順序が現実的でしょう。
③ SMART TECH|レールに置くだけで動きが変わる
☑ 専用の門をレールに置くだけで列車が反応します
☑ 止まる・方向転換・警笛などの動作があります
☑ 電動車両と組み合わせて使います
比較的新しいシリーズがSMART TECHです。仕組みが変わっていて、専用の門のパーツをレールの上に置くだけで、そこを通過するときに「止まる」「逆向きに方向を変える」「警笛を鳴らす」など電車が反応するというもの。
配線もプログラミングも不要で、パーツを置く位置を変えるだけで列車の動きが変わります。「ここで止まらせたい」「ここで引き返させたい」という意図を、物理的な配置で実現できる構造です。
電動車両は電池で走ります。スイッチを押すことで、走ったり止めたり、警笛を鳴らしたりすることができますとのこと。手で押して動かすのとは別の遊び方になります。
ただし電動車両は音が出るものが多く、静かに遊ばせたい場面には向きません。集合住宅や夜間の使用を考えると、手動の車両と使い分けるという方法もあるでしょう。
④ 安全性と素材
ブリオについては法律で定められた規制よりも厳しい条件で安全性を検査していますと紹介されています。丈夫な木材、口に入れても安全な塗料、耐久性を高めるためのパーツという記述もあります。
木材については2014年から、BRIOの木製玩具にはFSC森林管理認証を受けた木材のみを使用していますとのこと。FSCは持続可能な森林管理を認証する仕組みで、原産地の追跡が可能になります。
基本レールセットの多くは24か月以上が対象です。レールのパーツは大きめですが、列車の付属品には小さいものもあります。低月齢の子がいる家庭では、遊ぶ場所と保管場所を分けるといった配慮が必要でしょう。
ブリオには0歳から使えるベビートイのラインもあります。月齢に応じて選ぶという考え方もできます。
⑤ プラレールとの違い
☑ 素材が違います(木製 ⇔ プラスチック)
☑ レールに互換性はありません
☑ どちらが優れているという話ではありません
木製レールを検討するとき、必ず比較対象になるのがプラレールです。まず押さえておきたいのは、両者のレールに互換性はないということ。混ぜて使うことはできません。
素材の違いは見た目にも表れます。ブリオについては北欧インテリアの聖地、スウェーデン製。インテリアとして飾っても非常におしゃれという評価があり、プラレールも似た良いおもちゃですが、プラスチック製で「おしゃれさ」が売りではありませんとも書かれています。
木製には木の質感があり、リビングに出しっぱなしでも気になりにくいという利点があります。一方プラレールは種類が圧倒的に多く、実在の車両が再現されているものも豊富です。電車そのものに強い興味がある子には、そちらが合うこともあります。
価格帯も違いますし、店頭での入手しやすさも異なります。どちらが優れているという話ではなく、何を重視するかの問題でしょう。
プラレール・トミカについてはトミカ・プラレールは何歳から?で扱っています。
互換性がないため、両方揃えると別々に収納することになります。レール系のおもちゃはパーツが多く、それだけで収納スペースを圧迫します。
どちらかに絞る、あるいは片方は祖父母の家に置くといった方法もあるでしょう。収納についてはおもちゃ収納の選び方で扱っています。
⑥ ブリオの選び方|長く使うことを前提に
長く遊べるものを1つ選びたい人には向きます。木製レールは拡張できるため、2歳で買ったセットに少しずつ足していけば、小学生になっても遊べます。何世代にもわたって愛される製品と紹介されているとおり、譲ることも可能です。
リビングに置くものの見た目を気にする人にも合うでしょう。木製で色数も抑えられており、出しっぱなしでも景観を損ないにくい部類です。
価格を重視する場合は、他の選択肢も検討したほうがいいでしょう。木製レールは全般に高めで、拡張していくとさらに費用がかかります。
また、実在の電車が好きな子には物足りないかもしれません。ブリオの列車はデザインが簡略化されており、特定の車両を再現したものではありません。「新幹線が欲しい」という要望には応えにくい構成です。
いきなり大きなセットを買う必要はありません。基本セットで遊んでみて、子どもが興味を示したら少しずつ足していく。この順序なら、合わなかったときの損失も小さくて済みます。
誕生日やクリスマスに1つずつ買い足すという方法も現実的でしょう。
⑦ ブリオのその他のライン
レールウェイが看板ですが、それ以外のラインもあります。ビルダーシリーズは組み立てる工作玩具で、作ったり、組み立てたり、創造したりすることができるおもちゃと紹介されています。ネジやドライバーを使うタイプで、レールとは別の遊びです。
低月齢向けにはベビートイやプッシュトーイ・プルトーイがあります。0歳から使えるものもあるため、レールに進む前の時期から選ぶこともできます。ほかに積み木、おままごと、楽器のおもちゃも展開されています。
ひもを引っ張って動かすプルトイは、歩き始めの時期によく選ばれます。歩く動作と、後ろを振り返る動作が組み合わさる遊びです。プルトイについてはプルトイの選び方で扱っています。
ブリオの商品を選ぶときに気をつけたいこと
基本レールセットの多くは24か月以上が対象です。小さなパーツを含む商品は誤飲の危険があるため、低月齢の子には向きません。
きょうだいがいる家庭では、上の子のレールを下の子が触れないよう配慮が必要です。遊ぶ場所を決める、片付けを徹底するといった対策があるとよいでしょう。
レール系のおもちゃはパーツが多く、拡張するほど増えます。組み立てたまま置くのか、毎回片付けるのか。片付けるならどこに入れるのか。買う前に決めておくと後で困りません。
箱付きのセットもありますが、買い足していくと入りきらなくなります。大きめの収納ボックスを用意しておくと安心です。
基本は乾いた布で拭くこと。水につけっぱなしにすると割れや反りの原因になります。レールは踏まれることも多いため、割れや欠けがないか定期的に確認してください。破損したパーツはささくれになり、けがの原因になります。
素材別の扱い方はおもちゃの消毒・洗い方で扱っています。
よくある質問
- どこの国のブランドですか?
- スウェーデンです。1884年に南部のオズビーという町で始まり、1907年に最初のおもちゃが生まれました。1940年代からスウェーデン王室御用達としても知られています。
- 木製レールはいつからありますか?
- 1950年代からとされます。自由に組み合わせられる木製レールと列車を組み合わせたシステムを作り続けている「元祖」と紹介されています。70年以上続いているシリーズです。
- まず何を買えばいいですか?
- 基本レールセットです。レール・列車・アクセサリーが揃っており、これ1つで遊び始められます。子どもが小さい頃は、列車だけでもずいぶん遊びますという指摘もあり、いきなり大きなレイアウトを揃える必要はありません。
- 次に何を買い足せばいいですか?
- 駅や踏切、トンネルが定番とされます。直線レールを足すとレイアウトが大きくなり、複数人で遊びやすくなります。ただし高架は倒れやすいので慣れてからのほうが無難です。
- プラレールと互換性はありますか?
- ありません。レールの規格が異なるため、混ぜて使うことはできません。両方揃えると別々に収納することになり、場所を取ります。どちらかに絞るという判断もあるでしょう。
- SMART TECHとは何ですか?
- 専用の門をレールに置くと、通過するときに「止まる」「逆向きに方向を変える」「警笛を鳴らす」など電車が反応するシリーズです。配線もプログラミングも不要で、パーツの位置を変えるだけで動きが変わります。
- 安全性はどうですか?
- 法律で定められた規制よりも厳しい条件で安全性を検査していますと紹介されています。口に入れても安全な塗料を使用し、2014年からFSC森林管理認証を受けた木材のみを使っているとのことです。
- 実在の電車はありますか?
- ブリオの列車はデザインが簡略化されており、特定の車両を再現したものではありません。「新幹線が欲しい」といった要望には応えにくい構成です。実在の車両を求めるなら、他の選択肢を検討したほうがいいでしょう。
まとめ|少しずつ足していける木製レール
ブリオは1884年創業のスウェーデンのメーカーで、木製レールについては1950年代から作り続けている元祖とされます。基本セットから始めて、駅やトンネル、直線レールと少しずつ足していけるのが強み。長く遊べるうえ、譲ることもできます。
一方で価格は高めで、拡張するほど費用がかかります。実在の電車を再現したものではないため、特定の車両を求める子には物足りないかもしれません。プラレールとは互換性がないので、両方買うと収納場所も倍必要になります。まず基本セットで様子を見るのが現実的でしょう。
まとめたのはBabyBest編集部です。2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。商品名・価格・対象年齢は変わることがあるため、購入前に販売元でご確認ください。運営の考え方は運営者情報に記しています。
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