※アフィリエイト広告を掲載しています。記載は編集部が実際の生活と公開資料からまとめました。心身の不調が続くときは医療機関にご相談ください。このページは受診の代わりになるものではありません。
育児中は自分のための時間が消えます。
それでも、数分だけなら作れることがあります。
まとまった休息が取れないなら、短い区切りを積むしかありません。
10分でも、自分のためだけの時間なら意味があります。
そのためには手間を減らすことが前提。準備に時間がかかると、休憩が休憩になりません。
家事はやらない選択も持ってください。全部こなす前提だと必ず破綻します。
そして一人になる時間を意識的に作ること。子どもと離れる罪悪感は、多くの人が感じるものです。
眠れない、食事が喉を通らない、涙が止まらない——こうした状態が続くなら、受診を検討してください。
記事を書いているのは育児中のスタッフです。
親の消耗は後回しにされがちな問題でした。実行しやすい方法に絞っています。
短い休憩を作る
育児中に数時間の自由を確保するのは、現実的ではありません。
そこを目指すと「今日もできなかった」という失望だけが残ります。
現実的なのは10分の積み重ねです。
- 昼寝している間
- 一人遊びをしている間
- 朝、起きてくる前
- 夜、寝かしつけたあと
短くても自分のためだけに使えば、気分が切り替わります。
逆にその時間を家事に充てると、休息はゼロのままです。
10分の休憩で重要なのは、すぐ始められることです。
準備に5分かかれば、実質半分になります。
コーヒーを例にすると、次の差が出ます。
- 湯を沸かし、豆を挽き、淹れる——10分以上
- ボタンを押すだけ——数分
手間をかける工程そのものを楽しめる時期なら別ですが、疲れているときは障壁になります。
「休むための準備が面倒」で結局休まない——これは避けたい状況でしょう。
カプセル式は手順が少なく、片付けも簡単です。子どもが起きるまでの数分で完結させたい場面に向きます。
カプセルの種類が選べるタイプです。カフェインを避けたい時期があるなら、対応する飲み物があるか確認してください。
見落としがちなのが後片付けです。
淹れるのが早くても、洗い物が増えれば負担は同じです。
選ぶときは次の点を見てください。
- 洗う部品がいくつあるか
- 食洗機に入れられるか
- 使い捨てのフィルターか
- 置き場所を取らないか
子どもがいる環境では、触られない場所に置けるかも条件になります。
洗う部品の数と置き場所を確認してください。子どもの手が届かない場所に設置できるかも、実用上の条件になります。
熱い飲み物は、子どもがいる環境では事故の原因になります。
次の点に気をつけてください。
- テーブルの端に置かない
- 抱っこしながら飲まない
- コードを引っ張られない位置に
- 本体は手の届かない場所へ
- ふた付きのマグを使う
とくにコードは見落とされがちです。引っ張ると本体ごと落ちてきます。
設置場所とコードの取り回しを確認してください。子どもが引っ張れる位置にあると、本体ごと落下する危険があります。
家事を減らす発想
育児中は家事の量が増え、使える時間が減ります。
この状況で「今までどおり」を目指すと、必ず破綻します。
減らし方には3つの方向があります。
①やらない——優先度の低いものを止める
②頻度を下げる——毎日を数日に一度に
③人に任せる——家族、家事代行、サービス
そして④道具に任せる——食洗機、乾燥機、ロボット掃除機。
費用はかかりますが、時間を買うという考え方もあります。
すべての家事が同じ重要度ではありません。
目安として、次のように分けられます。
- やらないと困る——食事、洗濯、おむつの処理
- 数日空けても平気——掃除機、片付け
- 止めても問題ない——凝った料理、完璧な整頓
下の項目に時間をかけて上が回らないのは、本末転倒でしょう。
「ちゃんとやらなければ」という気持ちは、いったん脇に置いてください。
最も罪悪感を持たれやすいのが食事です。
ですが、作ることより食べることが目的です。
- 市販のベビーフード
- 冷凍のストック
- 惣菜や宅配
- 作り置きをまとめて
これらを使って親が休めるなら、そのほうが結果的に良いことも多いものです。
疲れきった状態で作るより、余裕を持って一緒に食べるほうが価値があるでしょう。
一人になる時間
子どもを預けて出かけることに、後ろめたさを感じる人は少なくありません。
とくに次のような場面で強く出ます。
- 用事ではなく自分の楽しみのため
- 子どもが泣いている
- 周囲に頼れる人が少ない
- 比較してしまう——他の家庭と
ですが、親が消耗しきると子どもにも影響します。
休むことは子どものためでもある——この視点を持つと、少し楽になるかもしれません。
いきなり長時間預けるのは、双方に負担です。
1〜2時間から始めて、慣れたら延ばしていく形が現実的でしょう。
預け先の選択肢は次のとおりです。
- パートナー——最も始めやすい
- 祖父母——距離と関係次第
- 一時預かり——自治体や園の制度
- ファミリーサポート——地域の支援
- ベビーシッター
自治体の制度は事前登録が必要なことが多いもの。必要になる前に手続きしておくと、いざというとき使えます。
パートナーに預ける場合の準備はパパの育児は「担当」からで扱っています。
外出できなくても、一人の時間は作れます。
- パートナーが見ている間に別室へ
- お風呂にゆっくり入る
- 早起きして静かな時間を持つ
- 子どもが寝たあとすぐ寝ない
最後は睡眠時間を削ることになるので、常用はおすすめしません。
ただし「自分の時間がまったくない」という感覚が続くより、意識的に確保するほうが精神的には持ちます。
体を動かすこと
運動する時間を作るのは難しいものです。
ですが散歩なら、子どもと一緒でも成立します。
- 日光を浴びると生活リズムが整いやすい
- 気分の切り替えになる
- 子どもも体力を使う
- 特別な準備が要らない
「運動しなければ」と構えると続かないので、買い物のついでくらいでよいでしょう。
出産後は、体が回復していない状態です。
見た目には分からなくても、内部では時間がかかります。
運動を再開する時期は個人差が大きいので、健診で確認してから始めてください。
とくに腹圧がかかる動きは、回復前だと影響が出ることがあります。
抱っこや授乳の姿勢で腰や肩を痛めることも多いもの。痛みが続くなら受診してください。
限界のサイン
疲れとは別に、専門的な支援が必要な状態があります。
次のような状態が2週間以上続く場合、医療機関にご相談ください。
- 子どもが寝ても眠れない
- 食欲がない——または止まらない
- 理由なく涙が出る
- 何をしても楽しくない
- 子どもをかわいいと思えない
- 自分を責める気持ちが強い
- 強い不安や動悸
これらは気の持ちようで解決するものではありません。
受診は弱さではなく対処です。早いほど回復も早いとされます。
どこに相談すればよいか、先に知っておくと動きやすくなります。
- 産婦人科——産後の心身の相談
- 心療内科・精神科
- 保健センター——自治体の窓口
- 子育て世代包括支援センター
- 健診時の助産師・保健師
自治体には産後ケアの制度があることも多いものです。
宿泊型、日帰り型、訪問型など形式は様々で、費用の補助が出る場合もあります。
「制度があると知らなかった」という声も多いので、住んでいる地域の情報を調べてみてください。
限界に近い状態のとき、自分では気づきにくいことがあります。
そのため周囲に伝えておくことにも意味があります。
パートナー、家族、友人——誰か一人でも状況を知っていれば、変化に気づいてもらえる可能性が上がります。
「大丈夫」と言い続けると、本当に必要なときに助けを求めにくくなります。
よくある質問
- 休む時間がまったく取れません。
- まとまった時間は諦めてください。目指すと「今日もできなかった」という失望が残ります。現実的なのは10分の積み重ねです。昼寝の間、一人遊びの間、朝起きてくる前——短くても自分のためだけに使えば気分が切り替わります。その時間を家事に充てると、休息はゼロのままです。
- 休憩の準備が面倒で結局休みません。
- 手順の少ないものを選んでください。10分の休憩で準備に5分かかれば、実質半分です。あわせて後片付けも考えてください。淹れるのが早くても洗い物が増えれば負担は同じです。洗う部品の数や置き場所も確認しましょう。
- 家事が回りません。
- 全部やる前提を捨ててください。減らし方はやらない、頻度を下げる、人に任せる、道具に任せるの4方向です。優先度はやらないと困る(食事・洗濯・おむつ)、数日空けても平気(掃除機・片付け)、止めても問題ない(凝った料理・完璧な整頓)に分けられます。
- 食事を手抜きするのが後ろめたいです。
- 作ることより食べることが目的です。ベビーフード、冷凍ストック、惣菜、宅配——これらを使って親が休めるなら、そのほうが良いことも多いもの。疲れきった状態で作るより、余裕を持って一緒に食べるほうが価値があるでしょう。
- 子どもを預けるのに罪悪感があります。
- 多くの人が感じるものです。ですが親が消耗しきると子どもにも影響します。休むことは子どものためでもある——この視点を持つと少し楽になるかもしれません。1〜2時間から始めて、慣れたら延ばしていく形が現実的です。
- 預け先はどこがありますか?
- パートナー、祖父母、一時預かり、ファミリーサポート、ベビーシッターなどです。自治体の制度は事前登録が必要なことが多いもの。必要になる前に手続きしておくと、いざというとき使えます。外出できなくても別室で過ごすなど、家の中で作る方法もあります。
- 運動はいつから始められますか?
- 健診で確認してからにしてください。出産後は見た目に分からなくても体が回復していない状態で、時期には個人差があります。とくに腹圧がかかる動きは影響が出ることも。まずは散歩から——子どもと一緒でも成立し、日光を浴びると生活リズムも整いやすくなります。
- 受診したほうがいいのはどんなときですか?
- 2週間以上続く場合です。子どもが寝ても眠れない、食欲がない、理由なく涙が出る、何をしても楽しくない、自分を責める気持ちが強い——これらは気の持ちようで解決するものではありません。産婦人科、心療内科、保健センターなどにご相談を。早いほど回復も早いとされます。
まとめ|休むことも育児のうち
まとまった休息が取れないなら、10分を積んでください。
そのためには手順の少ないものを選ぶこと。準備が面倒だと結局休みません。
家事は全部やる前提を捨てる。優先度をつけて、下から削ってください。
一人になる時間は意識的に作る。罪悪感は多くの人が持つものです。
体を動かすなら散歩から。ただし産後の回復には個人差があります。
そして2週間以上つらい状態が続くなら、迷わず相談してください。受診は対処であって、弱さではありません。
執筆はBabyBest編集部です。親の消耗は後回しにされやすい問題でした。心身の不調が続くときは医療機関にご相談ください。このページは受診の代わりになるものではありません。方針は運営者情報に記しています。
※内容は作成時点のものです。自治体の支援制度や利用条件は地域によって異なります。お住まいの窓口でご確認ください。
