※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。本記事は、各賞の主催者など公開情報と編集部の体験をもとに整理したものです。受賞作・受賞年は変わることがあります。対象年齢には個人差があります。価格・仕様・版は変わることがあるため、購入前に各販売ページでご確認ください。
「質のいい絵本を選びたい」「話題の新しい絵本が知りたい」「専門家のお墨付きが欲しい」——たくさんの絵本の中から良書を選ぶとき、頼りになるのが「絵本の賞」。書店員が選ぶ賞、国際的な権威ある賞、出版社の賞など、さまざまな絵本賞があり、受賞作にはそれぞれの審査の目を通った魅力があります。この記事では、絵本の主要な賞と、その代表的な受賞作を紹介します。賞を手がかりに、お気に入りの一冊を見つけてください。
BabyBest編集部は、2人の子どもを育てながら当サイトを運営しています。本記事は、各賞の主催者など公開情報と、編集部自身の読み聞かせ経験をもとに整理しました。受賞作・受賞年は変わることがあり、賞の名称も変更される場合があります。対象年齢にも個人差があるため、お子さんに合わせて選んでください。
絵本の賞は「専門家や書店員の目を通った良書を見つける手がかり」。MOE絵本屋さん大賞は全国の書店員が選ぶ、話題の新しい絵本が分かる賞(近年は『大ピンチずかん』『おせち』など)。ボローニャ・ラガッツィ賞はデザイン・絵の芸術性、コールデコット賞はアメリカの権威ある賞で『ちいさいおうち』など名作ぞろい。日本絵本賞・講談社絵本賞は国内の良書を選定。賞は絵本選びの手がかりの一つ。受賞マークを見かけたら、手に取ってみてください。
※受賞マークは、良書を見つけるヒントになります。
絵本の賞を絵本選びに活かすには
- 賞ごとに「選ぶ人・基準」が違う
- 書店員が選ぶ賞は話題の新作、国際賞は絵の芸術性
- 賞は手がかりの一つ。最後はお子さんの好みで
絵本の賞は、たくさんの絵本の中から良書を見つける、頼もしい手がかりです。ただし、賞によって「誰が・どんな基準で選ぶか」が違うので、その特徴を知っておくと選びやすくなります。大きく分けると、三つのタイプがあります。一つめは、書店員・専門家が選ぶ賞。代表が「MOE絵本屋さん大賞」で、全国の絵本専門店・書店の児童書担当者のアンケートで、その年もっとも支持された絵本が選ばれます。プロが「売りたい・すすめたい」と思った絵本なので、今話題の新しい絵本を知るのに最適です。二つめは、国際的な権威ある賞。「ボローニャ・ラガッツィ賞」(イタリア、絵やブックデザインの芸術性)、「コールデコット賞」(アメリカ、最も優れた絵本の画家に授与)などで、絵の芸術性が高く、世界に通用する名作が分かります。受賞作には金や銀のシールが貼られていることも。三つめは、国内の絵本賞。「日本絵本賞」(全国学校図書館協議会主催)、「講談社絵本賞」「講談社絵本新人賞」(絵本作家の登竜門)などが、国内の良書や新しい才能を選定しています。これらの賞を手がかりにすると、質の高い絵本や、まだ知らない名作に出会いやすくなります。ただし、賞はあくまで選び方のヒントの一つ。受賞作だからといって、必ずお子さんが気に入るとは限りません。賞を参考にしつつ、最後はお子さんの興味や反応を大切に選んでください。受賞マークを見かけたら、まず手に取ってみる——それが、良い絵本との出会いのきっかけになります。
MOE絵本屋さん大賞|書店員が選ぶ話題の絵本
- 全国の書店員が選ぶ、その年の人気絵本30冊
- 今話題の新しい絵本が分かる
- 『大ピンチずかん』『おせち』などが大賞に
今、書店で人気の絵本を知りたいなら「MOE絵本屋さん大賞」が最適です。白泉社の雑誌「MOE」が主催し、全国1,000人以上の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者のアンケートをもとに、その年もっとも支持された絵本30冊が選ばれます。毎年1月ごろに発表され、絵本のプロが「すすめたい」と選んだ作品なので、今話題の新しい絵本や、これから定番になりそうな作品が分かるのが魅力です。近年の大賞作品を見ると、第17回(2024)はあるあるユーモアで大人気の鈴木のりたけ『大ピンチずかん2』(小学館)、第18回(2025)はおせち料理の願いを美しく描いた内田有美『おせち』(福音館書店)が第1位に。ヨシタケシンスケさんのデビュー作『りんごかもしれない』も、第6回(2013)でこの賞の第1位を獲得し、人気作家への道を歩み始めました。大賞のほかに、新人作家のデビュー作を選ぶ「新人賞」、赤ちゃん向けの「ファーストブック賞」などの部門賞もあり、年齢や目的に合わせて選べます。たとえばファーストブック賞からは、はらぺこめがね『おにぎり ぱく!』など、赤ちゃんが喜ぶ作品が選ばれています。書店の絵本コーナーで「MOE絵本屋さん大賞」のPOPやマークを見かけたら、それは今、プロのおすすめということ。新しい絵本との出会いを探すなら、この賞の受賞作リストをチェックするのがおすすめです。話題の一冊を、いち早く楽しんでください。
- 小学館大ピンチずかん (児童創作絵本) 第17回MOE絵本屋さん大賞で続編が第1位。子どもの日常のあるあるピンチを図鑑形式で描く大人気作。話題の絵本を知りたい人に。
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国際的な賞|ボローニャ・コールデコット賞の名作
- ボローニャ・ラガッツィ賞は絵・デザインの芸術性
- コールデコット賞はアメリカの権威ある絵本賞
- 世界に通用する、絵の美しい名作が分かる
絵の芸術性が高い、世界に通用する名作を知るなら、国際的な賞が手がかりです。「ボローニャ・ラガッツィ賞」は、イタリアのボローニャ国際児童図書展で、グラフィックデザイン・ブックデザインに優れた児童書に贈られる賞。安野光雅、いわさきちひろ、荒井良二、酒井駒子、三浦太郎など、世界へ羽ばたいた日本の絵本作家たちも受賞しています。ヨシタケシンスケ『もうぬげない』も特別賞を受賞しました。エリック・カールの『1、2、3どうぶつえんへ』も、この図書展のグラフィック大賞受賞作です。「コールデコット賞」は、1938年から続くアメリカの権威ある児童文学賞で、前年にアメリカで出版された最も優れた絵本の画家に授与されます。受賞すれば作家としての地位が約束されるともいわれ、受賞作には金や銀のシールが貼られます。日本でも親しまれる名作が多く、バージニア・リー・バートン『ちいさいおうち』(いしいももこ訳、移りゆく時代を描く名作)、ロバート・マックロスキー『かもさんおとおり』(かもの親子のお引越し)、エズラ・ジャック・キーツ『ゆきのひ』、モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』などが受賞しています。これらの国際的な賞の受賞作は、絵の美しさ・芸術性が高く、大人が見ても楽しめるものばかり。長く手元に置きたい一冊や、絵本好きへの贈り物を探すときにも、ぴったりです。世界が認めた絵本の芸術を、親子で味わってください。
- 岩波書店ちいさいおうち (岩波の子どもの本) コールデコット賞受賞の名作。ちいさいおうちを通して移りゆく時代と風景を描き、大人が読んでも感想を語り合いたくなるロングセラーです。
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国内の賞|日本絵本賞・講談社絵本賞の良書
- 日本絵本賞は全国学校図書館協議会が主催
- 講談社絵本賞・新人賞は良書と新しい才能を選定
- 国内のしっかりした良書・新作が分かる
国内のしっかりした良書や、新しい才能を知るなら、国内の絵本賞が手がかりです。「日本絵本賞」は、公益社団法人全国学校図書館協議会が主催する賞で、絵本芸術の普及・絵本読書の振興・絵本出版の発展を目的としています。特に優れた作品に「日本絵本賞大賞」、翻訳絵本の優れた作品に「翻訳絵本賞」が授与され、図書館や学校現場の視点も入った、信頼できる良書が選ばれます。「講談社絵本賞」は、絵本において新しい分野を開拓し、質の向上に寄与した優秀な作品に贈られる賞。第50回(2019年)に「講談社出版文化賞絵本賞」から名称が変わりました。また「講談社絵本新人賞」は、1979年創設の絵本作家の登竜門として知られ、人気作家・人気作品を数多く輩出してきました。未発表のオリジナル作品から選ばれ、受賞作は単行本として刊行されます。近年では、玉田美知子『ぎょうざが いなくなり さがしています』(餃子愛あふれるデビュー作)など、ユニークな新人作品が話題に。こうした新人賞の受賞作を追うと、これから活躍する作家の原点に出会えます。のぶみ『ママがおばけになっちゃった!』のように、講談社の創作絵本から生まれ、多くの人の心をつかんだ作品もあります。国内の賞の受賞作は、日本の子どもの感性や生活に寄り添った良書が多く、安心して選べます。図書館や書店で受賞マークを見かけたら、ぜひチェックしてみてください。新しい才能との出会いも、絵本選びの楽しみの一つです。
- 講談社ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本) 講談社の創作絵本で多くの人の心をつかんだ話題作。おばけになったママと息子の、クスッと笑えてホロリとくる物語。親子の大切な気持ちが詰まっています。
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我が家でも、絵本の賞を絵本選びの参考にしています。書店で「MOE絵本屋さん大賞」のマークを見て『大ピンチずかん』を手に取ったら、子どもが大ハマり。コールデコット賞の『ちいさいおうち』は、私自身が子どもの頃に読んだ思い出の一冊で、わが子にも読んであげました。賞を手がかりにすると、自分では選ばなかったような新しい絵本にも出会えて、世界が広がります。ただ、最後は子どもの反応を見て選ぶようにしています。
※あくまで我が家の一例です。好みや反応には個人差があります。
絵本の賞は、良書を見つける手がかりとして役立ちますが、受賞作だからといって、必ずお子さんが気に入るとは限りません。賞ごとに選ぶ基準(絵の芸術性、人気、新規性など)が違うので、お子さんの年齢や好みに合うかは別に確認しましょう。受賞作・受賞年・賞の名称は変わることがあり、本記事の情報は執筆時点のものです。最新の受賞作は各賞の公式情報をご確認ください。賞はあくまでヒントの一つ。実際に手に取り、お子さんの反応を見て選ぶのが一番です。
よくある質問
- 絵本の賞にはどんな種類がある?
- 大きく分けて、書店員・専門家が選ぶ賞(MOE絵本屋さん大賞)、国際的な権威ある賞(ボローニャ・ラガッツィ賞、コールデコット賞)、国内の絵本賞(日本絵本賞、講談社絵本賞・新人賞)などがあります。賞ごとに選ぶ人・基準が違うので、特徴を知ると絵本選びに活かせます。
- 話題の新しい絵本を知りたい
- 「MOE絵本屋さん大賞」がおすすめです。全国の書店員が選ぶ、その年もっとも支持された絵本30冊が毎年発表されるので、今人気の新しい絵本が分かります。新人賞・ファーストブック賞などの部門賞もあり、年齢や目的に合わせて選べます。
- コールデコット賞ってどんな賞?
- 1938年から続くアメリカの権威ある児童文学賞で、前年にアメリカで出版された最も優れた絵本の画家に授与されます。受賞すれば作家の地位が約束されるともいわれ、受賞作には金や銀のシールが。『ちいさいおうち』『かもさんおとおり』など、日本でも親しまれる名作が受賞しています。
- 受賞作なら子どもも気に入る?
- 必ずしもそうとは限りません。賞は絵の芸術性、人気、新規性など、それぞれの基準で選ばれており、お子さんの好みと一致するとは限りません。賞は良書を見つける手がかりの一つとして参考にしつつ、最後はお子さんの年齢や興味、反応を見て選ぶのがおすすめです。
- 関連する絵本も知りたいです
- 発行部数で選ぶならミリオンセラー絵本、人気作家ならヨシタケシンスケ(多くの絵本賞を受賞)、海外名作は海外の名作絵本(コールデコット賞作品も)で紹介しています。あわせて絵本選びの参考にどうぞ。
まとめ
絵本の賞は、専門家や書店員の目を通った良書を見つける手がかりです。MOE絵本屋さん大賞は全国の書店員が選ぶ話題の新しい絵本(『大ピンチずかん』『おせち』など)、ボローニャ・ラガッツィ賞やコールデコット賞は絵の芸術性が高い世界の名作(『ちいさいおうち』など)、日本絵本賞・講談社絵本賞は国内の良書や新しい才能を選定。賞は絵本選びのヒントの一つです。受賞マークを見かけたら、まず手に取ってみてください。賞を手がかりに、新しい名作との出会いを楽しんでください。
※受賞作・受賞年は変わることがあります。価格・在庫・版は変動します。購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
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※本記事の情報は執筆時点のものです。受賞作・受賞年・賞の名称は変わることがあります。対象年齢・好みには個人差があります。価格・仕様・版は変わることがあるため、購入前に各販売ページでご確認ください。
